ラベル 雑感 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 雑感 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年4月21日日曜日

富途證券が日本株の取り扱い開始

 FUTUが日本株の取り扱いを開始しました。



もちろん個別株には興味ありません。でもETF扱っているので、2559(MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信)が買えるということです。

というわけで、さっそくFUTUに連絡して日本株の手数料を調べてみました。

Commision Fee:総額の0.08%、最低80円
Platform Fee:180円
Settelment Fee:40円
合計:300円~

一方で米国株の手数料はVT10株買った場合で試算すると、

合計:2.02USD(約312円)


手数料はほぼ変わりません。


一番大きいのは分配金の課税です。


日本株は日本で15.315%源泉徴収されます。すなわち住民税5%は引かれていません。日本に住んでいないから当然です。


一方の米国株は米国で30%源泉されます。


約15%の差は大きいです。


なお、日本株は海外の証券会社に出庫できないとのこと。売却益への課税が実質タダなので、帰国直前に売却してVTに乗り換えてもいいかもしれません。


ただし2559の出来高は少なく、安定しているとは言い難いです。


また日本株は香港ドルで売買されるため、内部で香港ドル→日本円の為替手数料が発生しているはずです。


米国株を買うときは香港ドル→米国ドルの為替手数料が発生しているはずですが、ペック制なので日本円よりはコストは安いと思います。


2559を買えば懸念であった分配金の課税率を下げることができます。一方で、VTよりも圧倒的に規模が小さいため安定していません。


というわけで、


既に保有しているVTはそのままで、今後は2559を買うか?


全てのVTを売却して2559に乗り換え、帰国前に再びVTに戻すか?


前者であれば今後購入する分だけ2559なのでリスクは少ないですが、課税のメリットも少ないです。


後者であればリスクは大きいですが、課税メリットは最大限活かせます。


駐在期間が長ければ後者だろうし、来年3末で帰任ならば前者でしょう。


うーん、何とも悩ましい限りです。

2024年2月25日日曜日

日経平均株価34年ぶり史上最高値更新

 記念ではなく記録として。



日経平均採用銘柄は常に入れ替わっているので、指数の連続性は完全ではありません。


また、配当込み指数ではだいぶ前に史上最高値は更新済みです。


これを機に投資を始める人もいるかと思います。そして新NISAでデビューして儲かっている人もいるかと思います。


でも株価は上下しならがら緩やかに上昇するものです。ときには乱高下します。そして暴落もします。


暴落したとき、「やっぱり株は危ない」と言って止める人がたくさん出てくると思っています。


いま新NISAを始めている人でも5年以上続けられる人や、何年、もしくは何十年かけてでも1800万円満額まで投資する人も少数だと思っています。


一番大切なのは、株価が幾らであっても毎月買い続けることです。


いまの最高値は将来の最安値です。何があっても買い続け、そして持ち続けなければなりません。たとえ再び最高値更新するのに34年かかったとしても。

2024年1月3日水曜日

2023年の売買回数ランキング

2023年にどれだけ売買したのか数えてみました。


■売却ランキング
なし

■買付ランキング
17回 VT

毎月一回しか購入しないはずなのに12回ではなく17回となったのは、入金した香港ドルを米ドルに両替するのを忘れて1回、キャッシュクーポン4枚貰って4回の計5回分が加算されているからです。

キャッシュクーポン消費4回は良い回数増ですが、両替し忘れて追加で買った1回は悪い回数増です。これさえなければ完ぺきだったのに悔やまれます。

香港籍のオールカントリーが見つからなければ、2024年もVTしか買わないはずです。相変わらず暇な投資が続きますが、今年も買い続けます。

2024年1月2日火曜日

2023年の振り返りと、2024年の課題

■2023年の振り返り

香港駐在2年目となる2023年は安定した投資環境のもとでひたすらVTを買い続けました。

安定した投資環境とはFUTU証券のことです。HSBCよりも格安に購入することができるからです。タイミングは考えずに、香港給与が振り込まれたらFUTUに送金して米ドルに両替、そしてVTを購入、ときにはポイントを使って手数料割引です。

相場は円安が続いており、もはや140円台が当たり前になってしまいました。資産も円ベースでは大きく増えました。

でも新規で購入できる口数は減っていることになります。そして資産もドルベースでは横ばいか減っているのかもしれません。円安で資産が増えたことが本当にいいことなのかわかりません。一番いいのは株価が上がって資産が増えることのはずです。

いつものことですが自分にとってできることは、何があってもひたすら買い続けることです。2023年は安定して買い続けることができたので良い一年でした。資産総額は確認していないので本当に増えているのかわかりません。そんなことよりも毎月購入できたことのほうが重要です。

・配当金について
FUTU証券で保有しているVTの分配金に30%の税金がかかります。ほぼ非課税の香港にいるのにもったいないです。でも香港籍のオールカントリーのETFやファンドを探しても見つかりません。これだけは何とかしたいと思っています。


■2024年の課題
毎度同じですが、なにがあっても毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月初になれば買います。

・帰任の準備
香港での生活も折り返し地点となり、日本に戻る時期が近づいてきました。たぶん2025年3月末でしょう。FUTUで保有しているVTをどの証券会社に移管させるか、移管後はどうするかを検討するつもりです。

昨年までは帰国後も一般口座で保有するつもりでした。でも米国ETFよりも投信の方が税効率が良いことが分かったので、国内証券会社に移管させたら即売却してオルカンを購入するつもりです。

香港赴任中に発生した含み益は国内では課税されず、日本に戻った日付のVTの株価が取得価格となるはずです。すなわち、帰国後すぐであれば含み益がほとんどない状態で売却することができます。

でも本当にそうなのかまだわかっていないので、この一年でじっくり検討しようと思います。そして、帰国後はどの証券会社をメインで使うのかも検討します。いまのところSBIが良いのかなと思っていますが、こういうことを考えている時が一番楽しいのでギリギリまで悩み続けようと思います。

・手数料削減
去年と同じくFUTUのポイントを貯めて割引クーポンに交換させます。これが唯一の収益改善手段といっても過言ではありません。

今年も毎月ひたすら買い続けます。先のことはわかりません。暴騰することもあれば暴落することもあるでしょう。円高になるかもしれませんし円安になるかもしれません。でも今の資産を築けたのは無心に買い続けたからです。

今年も買い続けます。

2023年11月2日木曜日

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023」に投票

 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023」に投票しました。今年で7回目です。


投票したのは一位にオルカン、二位にVT、三位にオルカン(除く日本)です。

オルカンの投票理由は、「これ一本で全て完結、そして超低コスト。ただし、旧シリーズの信託報酬を下げないのはフィデューシャリー・デューティーに反していると思います」。

VTは毎年コピペの、「VTへの投票理由は毎回同じですが、自分が保有しているVTをみんなも買ってくれれば、スケールメリットにより信託報酬が安くなるからです。 そして、それに連動して同じく保有している楽天VTも安くなってくれるはずです。 なお、楽天VTは本家VTに依存するのではなく、自助努力で信託報酬を下げていただきたいです」。

オルカン(除く日本)は初投票で、「SBI証券のiDeCoで購入しています。みんなも買ってくれてスケールメリットにより信託報酬が安くなることを期待しています」。


今年もオルカンが一位になると思います。でも、初めて投票した2017年の一位は楽天VTでした。当時は完ぺきと思っていましたが、今は見る影もありません。

7年後も一位になるのはオルカンでしょうか? それとも次の7年の間に生まれるであろう今はまだ存在しない商品でしょうか?

楽しみです。

2023年10月17日火曜日

富途証券のリアル店舗

 香港の尖沙咀にオープンしたFUTUの店舗。


ここで売買の発注ができるのではなく、口座開設の勧誘やセミナーなどが行われているようです。



ネットリテラシーのある人やトレードに染まっている人ならば既に口座開設しているでしょうから、それに当て嵌まらないアナログな人や初心者を相手にしているのだと思います。


カモにされないことを願っています。でもそういう人たちが手数料を落としてくれるから、インデックス投資家は格安な条件で取引ができるんでしょうね。


あっち側に落ちないように気を付けます。

2023年10月15日日曜日

moomoo証券がサービス開始

 FUTUグループのmoomoo証券が日本で米国株取引を提供するとのこと。


moomooは高機能アプリで有名ですが、全世界株式を買うだけならば必要ありません。


さらに帰国後は投信しか買わないつもりなので、たとえ手数料が安かったとしても米国株取引を行うこともありません。


でも、赴任が終わり日本に帰国したらmoomoo証券で口座開設して、香港のFUTU証券にあるVTを日本のmoomoo証券に移管できるのでは?と思って確認しましたが、ダメでした。



同じグループなら手続きが楽になるかと思っていたのに残念です。


マネックス証券は香港子会社のマネックスBoom証券があるにもかかわらず海外証券会社からの移管を受け付けていません。


海外証券会社からの移管受け入れができる大和証券に移管させるしかないようです。


日本はこれから資産運用立国を目指すそうですが、資産を日本から海外に、もしくは海外から日本にシームレスに継続できるような制度、もしくは税制も検討してほしいです。

2023年10月8日日曜日

「第1回 金融審議会 資産運用に関するタスクフォース」の感想

某投資系ブロガーの投稿で「第1回 金融審議会 資産運用に関するタスクフォース」が金融庁で行われていたことを知りました。

事務局資料のリンクが貼られていたので読んでみましたが、累積投資契約のクレジットカード決済上限額の引上げを提言しています。感想は、

えっ!?、そこなの・・・

確かに現状5万円のクレカ積み立てが10~30万円になるのは素晴らしいことです。支出管理を一元化できるのは便利です。ましてやポイントが付与されればうれしいでしょう。

でも、クレカ積み立て増額よりも大切なことがあるような気がします。

外国株の二重課税解消、同じ指数に連動するにもかかわらず信託報酬が異なる一物多価の解消(例:eMAXISの初代とSlim)、損益通算期間の延長などなど。

金融庁のWebサイトには他の資料も掲載されているので読んでみましたが、今回は投資家よりも運用会社の多様性を図るための会合だと思いました。

最初は運用会社向け改善でもいいですが、いつかは投資家向けの改善が図られることを期待します。

でも最大1800万円の非課税枠となった新NISAのように首相の一声で大きく変わるので、会合で提言よりも有能な人が宰相になるほうがいいのかもしれません。

2023年8月13日日曜日

全世界に投資するなら円ではなくドルで管理すべき?

インデックス投資の尺度は円ではなくてドルにすべきでは?という気づき。


アベノミクス以降、円安により資産を大きく増やすことができました。


当たり前ですけど円建てだから増えたように見ているだけで、ドル建てだと横ばいや下がっていることがあります。1ドル140円台が当たり前になってしまったここ数年は特にそう感じます。


ということは、資産管理も円建てではなく時価総額の一番大きいアメリカを基準としてドル建てで評価すべきではないかと思いました。


FUTU証券で投資をしているとデフォルトは香港ドル表示、それ以外に米ドル、日本円、シンガポールドルで表示させることができます。


香港に来て早一年、日本円で表示させると増えているけど、米ドル表示させると横ばい状態。ダウを調べてみたら昨年のデータでもドルと円で大きく異なっています。



今は香港で生活しているので、生活費は当然香港ドル。ということは日本円で増えても香港の生活には関係ありません。
香港ドルで増えないと本当に増えたとは言えないと思うのです。(VTに投資していますが、香港ドルと米ドルはペック制です)


昨今アメリカ株でFIREする人もいるし、FIRE後も資産が増えたと報告している人もいます。


でもそれは1億円などの日本円換算でFIRE達成したのであり、FIRE後でも資産が増えたのは日本円換算だからだと思うのです。


一億円あったとしても以前ならば100万ドルだったのが、いまなら71万ドル程度です。


ということを考えると全世界に分散投資しているインデックス投資家は資産が増えたといっても喜んではいけないような気がする今日この頃でした。

2023年6月18日日曜日

ETFよりも投資信託が一番得なことに気づいた

 新NISAで何を買うか、そして退職後の取り崩し時期には何が一番得なのかを考えていたら、ETFよりもファンドではないかと思い始めました。


1.海外ETFの二重課税が還付できない

働いていないので所得税を払わないことになります。

すなわち、確定申告しても米国で徴収される分配金10%分を還付できません。(基礎控除枠があるかもしれませんが)

働いていたとしても所得税以上に分配金を得ていたら一部しか還付できません。(今は既にこの状態)


2.配当金/分配金の課税は全額に対して20.315%

例えば、5000万円で買ったMAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)が1億円になり、分配金100万円支払われた場合、税金は100万円×約20%=約20万円。

一方で、5000万円で買ったオルカンが1億100万円になり、100万円分売却した場合、税金は100万円×約1/2×約20%=約10万円。

なんと税金は半分です。取り崩した額に原価が含まれるため、その分だけ税金が少なくなります。今更ながらこのことに気づきました。

マザーファンドは同じなので、資産価値は同じように増減、配当を分配金として吐き出すか、内部で再投資するかの違いだけです。


これを続けていけば原価分は減っていくので税金は分配金×約20%に近づいていきますが、それでも分配金よりお得だと思います。


もしETFの方が有利な点があるとすれば、ファンドよりも経費率が低い、分配金に対して損益通算できれば還付可能ということでしょうか。


でも、損益通算するためには売買手数料がかかりますし、かならず損失を発生できるとも限りません。

また、外国税を還付するとなると確定申告が必要となり、社会保険料が上がる可能性があります。


まとめると、下記の通り。

海外ETFは二重課税で不利。

国内籍ETFであれば二重課税調整してくれるが、資産規模や信頼性で海外ETFに劣る。

海外ETFでも国内籍ETFでも分配金を受け取るよりもファンドを取り崩した方が税金面で有利。


ということは、海外ETFで発生した分配金は海外ETFに再投資するのではなく、為替手数料を払ってでもインデックスファンドに再投資すべきでした。

ただ、かつては格安インデックスファンドがなかったので海外ETFのほうが有利でした。また、オルカン等が登場したもの最近なので、過去に海外ETFを買い続けていたことは仕方ありません。


でも、コロナショックの時に損出しと同時にファンドに再投資していれば税金ゼロで乗り換えが可能でした。


海外赴任中はVTを買い続けますが、帰国後は時間をかけてファンドに乗り換えようと思います。


そして新NISAは上記理由により全枠オルカン一択です。

2023年1月3日火曜日

2022年の売買回数ランキング

2022年にどれだけ売買したのか数えてみました。


約定が2022年12月、受渡日が2023
年1月であっても2022年分としてカウントしました。

■売却ランキング
2回 2800.HK

■買付ランキング
13回 eMAXIS Slim オルカン
6回 VT
3回 2800.HK

香港に来た当初はHSBCで一番安く買えるETFとして2800.HKを購入、途中でFUTU証券で米国株を買う方が安いことに気づき、VTに乗り換えました。

オルカンの購入回数が突出していますが、株式と異なり購入手数料が掛からないので回数の多さは気になりません。100円を超えたら即買いした結果です。

2023年はVTしか買わない予定です。暇な投資になりますが、今年もひたすら買い続けます。

2023年1月2日月曜日

2022年の振り返りと、2023年の課題

 ■2022年の振り返り

2022年は海外赴任に伴う国内投資活動の休眠、香港で海外投資活動開始と、投資環境が大きく変わったことです。

しかし投資環境が変わっても買い続けることに変わりはなく、そして予め帰国時のことを考慮してVT購入となりました。

相場はコロナ危機からの反動もあればロシア問題、急激な円安と色々ありました。もし日本にいたらアセットアロケーションに則って毎月異なるアセットを購入していたと思います。

しかし香港に来てから資産総額とアセットアロケーションの確認を行わなくなったので、いまはVTしか買っていません。株式の比率が大きくなりすぎていると思うのでリスク大かもしれません。でもVTなので永久保有のつもりで買い続けました。

また、帰国後に移管させたときに一般口座扱いになるので、これも永久保有の理由となります。

そのようなわけで投資KPI三種は、資産総額は不明、配当金総額も不明、損益通算は行えずと無タイトルです。仕方ありません。

自分にとってできることは、何があってもひたすら買い続けることです。去年一番残念だったのは香港で証券口座ができるまでの二か月間購入できなかったことです。

2020年はリート、2021年は債券、2022年は全世界の年となりました。2023年も全世界しか買わないと思います。たとえ暴落しても株式の比率が大きくなりすぎたとしても買い続けます。

・配当金について
FUTU証券で保有しているVTの分配金に30%の税金がかかります。日本よりも高いです。でもまだ少額なのと、帰国後のことを考えるとVTしか選択肢がないので諦めます。

・損益通算について
国内の口座が休眠化しているため売却できないのと、そもそも海外口座と国内口座で通算が行えないので、これも諦めるしかありません。

■2023年の課題
毎度同じですが、なにがあっても毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月初になれば買います。

・手数料削減
今年できることはこれだけです。
いかにして手数料を抑えるか。FUTUのポイントを貯めて手数料割引のクーポンに交換することです。
地道にポイ活に励みたいと思います。


繰り返しとなりますが、今年も毎月ひたすら買い続けます。今の資産を築けたのもひたすら買い続けたからです。絶対に買い続けます。日本円も香港ドルも余ったら全て投資に回します。

2022年12月10日土曜日

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」の投票コメント追加

 先日投票した「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」のコメント追加です。


オールカントリーを三位に投票しました。そのコメントは三位は定番のオールカントリーに投票しました。こちらは保有しているので、皆が買ってくれて信託報酬がさらに下がることを期待しています。でした。


これに下記を追加したいです。

「そして旧eMAXISシリーズの信託報酬は下げるべきです。フィデューシャリー・デューティーに反しています。」


いまさら遅いですけど来年の備忘録として。

2022年11月2日水曜日

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」に投票

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」に投票しました。今年で6回目です。


今回から得点カウント方法に変更があり、三位まで投票可能、一位3点、二位2点、三位1点と加算されるそうです。

投票したのは一位にVT(毎回同じ)、二位にSVI・V・全世界、三位にオールカントリーです。

VTへの投票理由は毎回同じですが、自分が保有しているVTをみんなも買ってくれれば、スケールメリットにより信託報酬が安くなるからです。
そして、それに連動して同じく保有している楽天VTも安くなってくれるはずです。
なお、楽天VTは本家VTに依存するのではなく、自助努力で信託報酬を下げていただきたいです。

二位に投票したSVI・V・全世界は保有しておりません。でも全世界はオールカントリーの一本勝ち状態なので、是非とも拮抗していただき健全なコスト削減競争を引き起こしていただきたいという応援の意を込めて投票しました。

そして帰国後はSBI証券に乗り換える予定なので、購入するかもしれません。

三位は定番のオールカントリーに投票しました。こちらは保有しているので、皆が買ってくれて信託報酬がさらに下がることを期待しています。


楽天VTについては信託報酬が下がる気配がないので投票しませんでした。
去年考察した通り、eMAXIS Slimオールカントリーに乗り換えたのと、SBI証券からSBI・VシリーズのVT版(SVI・V・全世界)が発売されたので、今後はどちらかを購入することになると思います。

楽天VTはもうちょっと頑張って欲しかったです。もはや乗り換えリスト入りです。残念。

2022年1月4日火曜日

資産推移(2021年版)

今年も資産推移をグラフにまとめてみました。


1.資産総額推移

2010年5月以前は記録を取っておらず、2021年6~11月はデータ紛失のため仮で入力となります。

毎年いろいろなことがありますが、長期で見れば右肩上がりです。今後も続くかどうかはわかりません。でも上がり続けることを信じて投資をしています。





2.月別配当金推移
3月、6月、9月、12月はバンガードの株式ETFから分配金が支払われるため、突出しています。



3.年間配当金総額推移
2021年は辛うじて2020年を超えることが出来ました。
なお、2018年以前の月別データがないため、便宜上一月にしています。



4.累積配当金推移

当たり前ですが右肩上がりです。このまま幾何級数的に増えていってほしいです。



2022年もひたすら買い続けます。

2022年1月3日月曜日

2021年の売買回数ランキング

今年も2021年にどれだけ売買したのか数えてみました。


約定が2021年12月、受渡日が2022
年1月であっても2021年分としてカウントしました。

■売却ランキング
なし

■買付ランキング
5回 BND
3回 BNDX、VWOB
1回 VT、1306、eMAXIS Slim オルカン

株価好調だったので売却はありませんでした。損出しできなかったのは残念ですが、2021年は右肩上がりだった証拠です。

買い付けは、ひたすら債券ETF。
株価好調の時に株式を買わずに債券を買っていると、成長の波に乗れていないような気がしてしまいます。
それを株価に乗れていないと思うか、それとも暴落時のクッションを作っていると思うか。ここはアセットアロケーションに従って、クッションを作る時期と思って買い続けました。

VTとオルカンは12月に購入。オルカンは無分配なので金融所得課税への対応、そして今年起こるかもしれない激動に備えてとなります。

先のことはわかりません。いまできるベストなことを選んで今年もひたすら買い続けます。

2022年1月2日日曜日

2021年の振り返りと、2022年の課題

■2021年の振り返り

2021年はコロナ禍からの立ち直りで株価は絶好調の1年。

株価が絶好調だとアセットアロケーション上では債券の比率が下がることになります。ゆえにひたすら債券ETFを買い続けました。

後半に岸田首相の金融所得課税発言、オミクロン株、米中冷戦の影響があり株価は下がりましたが、円安の影響もあり12月末に急上昇。結果、過去最高の資産総額となりました。

自分にとっての投資KPI三種、資産総額は過去最高を更新、配当金総額も過去最高、ただし損益通算は行えずと二冠。特に嬉しくもなくです。

自分にとってできることは、アセットアロケーションに沿ってひたすら買い続けることだけです。
2020年はリート、2021年は債券、2022年は何になるかわかりませんが買い続けます。

・配当金について
債券ETFは毎月分配金が出るといっても微々たるものです。2021年はひたすら買い続けましたが、配当金総額にはあまり寄与しなかったと思います。

分配金目当てで投資すべきではないのはわかっています。そして分配金は課税されるから不利です。それもわかっているけど出たらうれしい、悩ましい存在です。

・損益通算について
2021年はマイナスになった銘柄がなかったため、売却は一切しませんでした。よって損益通算もなし。還付できなかったのは悪いことではなく、出来たらラッキーぐらいの気概でいるべきなのでしょう。


■2022年の課題
毎度同じですが、なにがあっても毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月末になれば買います。

今年は激動の1年になりそうなので、もしかしたら毎月購入ができないかもしれません。それでもギリギリまで続けるつもりです。

・投資の継続、中断期間の短縮
今年一番の課題はこれ。
まだ確定していませんが、今年は投資が出来なくなるぐらいの激動が訪れる予定です。
いかにしてギリギリまで継続させるか、中断するならばいかに短くさせるかを検討します。
まずは投資を続けられる環境を作ることが第一です。

・投資信託へ移行
次に、現状のままの投資が継続して出来る場合として。
金融所得課税の増税は行われると思っています。対応できることは分配金を減らすこと。いまあるETFはそのままにしますが、今後は新規投入分はeMAXISオルカンにしたいと思っています。

ただし米国ETFのドル分配金をどうするか。ドル分配金もオルカンに投入したいですが、円転すれば手数料がかかります。しばらくは試行期間ということでオルカン買ったりETFに再投入したりと、一貫性のない投資をしてしまうかもしれません。

・ポートフォリオの簡素化
VTを筆頭にVDC、VIG、VGK等、債券もBND、BNDX、VWOBと多岐にわたっています。
今後のことを考えると簡素化したほうがいいと思っております。
いまあるETFはそのままとしても、今後分配金で買うのはVT一本にするかもしれません。
ただし、VTの債券版、BNDWが国内で買えないので、代わりに何を買うか。海外債券不要論もあるので、これ以上新規で購入する必要はないのかもしれませんが、さてどうしたものだか。

繰り返しとなりますが、今年も毎月ひたすら買い続けます。今の資産を築けたのもひたすら買い続けたからです。絶対に買い続けます。

2021年11月2日火曜日

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」に投票

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」に投票しました。今年で5回目です。


投票したのは毎回同じのVTに5票全部です。

理由は毎回同じですが、自分が保有しているVTをみんなも買ってくれれば、スケールメリットにより信託報酬が安くなるからです。
そして、それに連動して同じく保有している楽天VTも安くなってくれるはずです。
なお、楽天VTは本家VTに依存するのではなく、自助努力で信託報酬を下げていただきたいです。

もし楽天VTの信託報酬が下がらないのであれば、eMAXIS Slimオールカントリーに乗り換えたいです。もしくはSBI証券からSBI・VシリーズのVT版が発売されるのを待つかです。

2022年10月から個人型iDeCoに加入できるようになるので、これも楽天証券で楽天VTではなく、マネックスでeMAXIS Slimオールカントリーを買おうかと思っています。全世界株式は当然として、ここはやっぱり信託報酬で選びたいです。

今年もeMAXIS Slimオールカントリーが第一位になると思います。そうすればさらに総資産額が増えて、受益者還元型信託報酬制度によりコストはさらに下がるはずです。
VTに投票しつつ、でもオルカンが一位になることを期待しています。

2021年6月8日火曜日

持株会を継続することにしました

優遇策に惹かれて2018年から再開した持株会、継続することにしました。


3年縛りの優遇策が終わるにあたり、会社としては継続させたいから新たな優遇策を導入するだろうなと思っていました。そうしたら案の定、新たな優遇策を発表。


前回は「3年続けるならば先払いでXX株付与」でしたが、今回は「3年続けるならば毎年の業績に応じて後払いでYY株付与」というものです。


前回は先払いだったので途中で退職しても貰えたし(返金する必要なし)、業績も関係ありませんでした。


今回は年度ごとの後払いなので、最低でも一年間は続ける必要があります。そして業績連動なので貰えない可能性もあります。ただし、無料付与数の合計は前回よりも上。なので、継続条件が厳しくなった代わりに、株数は増やしたようです。


先のことはわからないし、給与と資産を同一にしたくないとは思いますが、積立額はミニマムに設定していること、総資産にほぼ影響を与えない範囲であることから継続することにしました。


前回も3年後は在職しているのか含めてどうなっているのかわからないと思いましたが、今回もやっぱり3年後はどうなっているのかわかりません。でも、とりあえず目先の利益に食いついてみることにしました。

2021年5月28日金曜日

マネックスの米国株定期買付サービスはちょっとガッカリ

昨日、日経に「マネックス証券、米株の定期買い付けサービス」との報道が出て思わず前のめりになりましたが、ちょっとガッカリ内容でした。


本日、正式にマネックス証券Webサイトにお知らせが掲載されました。


「配当金再投資サービス」は、米国のDRIP(Dividend Reinvestment Plan)制度には該当いたしません。税制優遇の措置は受けられず、当該サービスを利用し約定した際には所定の買付手数料が必要となります。


税金は仕方ないと思います。証券会社が提供している株式累積投資でも会社の持株会でも、配当金は税金を払ったうえでの再投資になっています。


残念なのは買付手数料がかかること。配当金の再投資分は買付手数料無料にして欲しかったです。


いまは配当金(分配金)は同一銘柄ではなく乖離率の一番大きい銘柄に再投資しているので、配当金再投資サービスのデメリットはリバランスの効率が悪くなることです。

それでもコストが下がるならば良かったのですが、リバランスの効率が悪い上にコストは変わらないとなると使うメリットが見出せません。


「所定の買付手数料」の”所定”が既存の手数料体系なのか、それとも新設されて安くなればいいのですが・・・

詳細は後日発表とのことなので、多少の希望は持っておこうと思います。


他社が同サービスを提供するまでは手数料は取るんでしょうね。楽天やSBIも早く同サービスを提供してコスト競争を起こしていただきたいです。


(2021年6月2日追記)

所定の手数料とは既存の手数料体系のことでした。残念です。