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2023年8月20日日曜日

海外赴任予定者のNISA口座は野村證券がベスト

 野村證券が7月からeMAXIS SlimとはじめてのNISAの取り扱いを開始しました。


どちらもつみたてNISA専用となっていますが、2024年からの新NISA成長投資枠対応商品欄に記載されていますので、つみたて投資枠と成長投資枠の合計360万円×5年間=1800万円まで埋めることができるということです。


昨年の出国にあたりNISA口座を維持できることが確認できたのは楽天証券と野村證券だけでした。


しかし、その時は楽天は投資信託の保有ができず、野村は格安インデックスファンドを取り扱っていなかったのです。


でも野村で格安インデックスファンドが購入できるようになったので、海外赴任予定者は野村でNISA口座開設するのが良いと思います。

(楽天の現在の対応はわかりません)


出国前までにつみたて枠も成長投資枠も格安インデックスファンドで最短で埋めて、出国中は放置、帰国後に再開させることができます。


そして新NISAは保有期間が無期限です。すなわちロールオーバーが発生しませんので、出国中とロールオーバーが重なった時に一般口座への払出が行われることもありません。


商社や外資系に勤めている人でなければ自分が赴任するかどうかはわからないと思いますが、可能性のある人は野村で口座開設を検討する価値ありです。クレカポイントや投信保有ポイントはもらえないかもしれませんが、出国中もNISA口座を維持することができるのは大きなアドバンテージです。


良い時代になりました。これから投資デビューする若い人たちが羨ましいです。

2023年7月30日日曜日

野村「はじめてのNISA」について

インデックス投資ブログ界隈で盛り上がっている、「はじめてのNISA」について。


帰国後にメインの証券会社にする予定のSBI証券が「はじめてのNISA」の取り扱いを開始したというニュースを某ブログで知りました。


オールカントリー系で信託報酬が最安値なのでeMAXIS slimオルカンよりも惹かれます。


そして、「はじめてのNISA」と銘打っているのでNISA専用かと思ったら特定口座でも購入できるとのこと。ならばNISAだけでなく全てにおいてこの一本で賄えることになります。


実質コストや純資産額がどうなるのかは暫くしないと判断できません。でもちょうどいい事に香港駐在中はそもそも購入することが出来ないので、焦る必要はありません。ここは他の方のレポートや実績を見てから判断することができます。


オルカンは対抗値下げしてくるのでしょうか? はじめてのNISAと同率であればオルカンを購入します。ポートフォリオは簡素化させたいので同じ商品を買いたいです。


楽天VTはどうするんでしょう。でも親会社が苦境に陥っているから自ら信託報酬を減額して身を削るようなことはしないんでしょうね。


帰国後に何を買うかを考えるとワクワクしてきます。

2023年6月22日木曜日

新NISA(NISA拡充・恒久化)をどうするか:完結編

新NISAの活用案、自分にとってのファイナルアンサー、完結編です。


前回の気づきは、配当金は全額に対して課税されますが、無配当の投資信託を一部売却すれば原価を含んでいる分、税金が有利です。


NISAの場合、外国税を還付することができない海外ETFは論外として、国内籍ETFの分配金は非課税です。


ただし、分配金としてNISAの外に吐き出すよりも、ファンドの内部で再投資したほうが非課税枠が複利で増えていくことになります。


しかし、無職になったら配当金で生活することになり、NISAであればその配当金は非課税なのでファンドを一部取り崩すよりも有利なのかもしれません。


でも、資産を取り崩す順番としては、特定と一般口座を最初に、最後にNISAとすべきです。非課税口座を一番長く運用させた方がお得だからです。


となると、購入するのはNISA内で複利で増やせることのできる無配当インデックスファンドとなります。


というわけで、ファイナルアンサーは下記となりました。


●つみたて投資枠

ポイント獲得も兼ねて毎月5万円+ボーナス設定60万円で埋める。

ボーナス設定は年初に設定せずに無理のない範囲で一年かけて全てを埋める。(実質毎月10万円投入させる)

ただし、役職定年後に毎月10万円投入できるのか不明だが、後述するETFからの配当金を充当すれば可能。


●成長投資枠

購入するのは100円から買えるインデックスファンドなので、日本円と米ドルの通貨種類によって新規投入する順番を決めるのではなく、証券口座に現金があればどんな通貨でも即投入させます。


1.毎月の新規投入

いまも給料から毎月新規投入しています。

役職定年後どれだけ投入できるのかわかりませんが、確実に投入できるのは給料からなので、引き続き投入。


2.国内籍ETFと株式の分配金から投入

円で支払われる分配金と配当金をそのまま成長投資枠に投入。


3.米国ETFの分配金から投入

ドルを円転させて投入させると為替手数料がかかりますが、取り崩し時の税金を考慮して今後は海外ETFには再投資しません。

分配金が出たら即日本円にして成長投資枠に投入します。


4.保有しているETFとファンドを売却して投入

これは絶対にやりたくないけど、含み益があるETFとファンドでも一旦売却してNISAに振り替えた方が超長期で考えればお得です。

なので最終手段として。


おまけ.損出し時に成長投資枠に再投入

赤字が発生したETFとファンドを損益通算用に売却したときに同一銘柄を買いなおすのではなく、成長投資枠で全世界インデックスファンドを購入。

同一銘柄に再投資しないのでアセットアロケーションのバランスに誤差が発生することになります。でも、全てを全世界型インデックスファンドにまとめたいので、チャンスがあれば実行します。

そして、成長投資枠を超えた金額は、特定口座でインデックスファンドに再投資します。


米国ETFからの分配金を投入すれば新NISAは最短の5年で埋められると思います。


購入するのはオルカン。今後コスト競争が激しくなると思いますので、オルカンに代わる低コストな商品が登場すればそれも検討します。


というわけで新NISAの使い方は、100円以上の現金があれば即座にオルカンを購入です。


オルカンを買うだけなので、今後も暇な投資が続くことになりそうです。

2023年1月4日水曜日

新NISA(NISA拡充・恒久化)をどうするか:現実編

 新NISAの「現実的な」活用方法を考えてみました。


先月の新NISA制度発表時に制度開始と同時に即日枠を埋めると宣言しましたが、360万円もの現金なんて保有していません。なぜならば、リスク許容度完全無視のフルMAX投資状態だからです。


さらに新NISAが開始される2024年から5年以内に役職定年を迎えます。よって年間360万円もの新規投入を5年間継続させるのは不可能に近いです。


海外赴任中に現金を貯めておくという方法もありますが、それは無駄に投資機会を失っているだけなので、最低限の現金以外は今すぐ全額投資に回したいです。ゆえに今から貯めておくというのは却下。


というわけで、現実的な活用方法を考えてみました。


●つみたて投資枠

ポイント獲得も兼ねて毎月5万円+ボーナス設定60万円で埋める。

ボーナス設定は年初に設定せずに無理のない範囲で一年かけて全てを埋める。(実質毎月10万円投入させる)

ただし、役職定年後に毎月10万円投入できるのか不明。


●成長投資枠

資金投入させる順番は下記の通り。


1.毎月の新規投入

いまも給料から毎月新規投入しています。

これを、

xx万円-積立投資枠10万円=yy万円

として毎月yy万円を投入。

ただし役職定年後にyy万円投入できるのか不明。


2.国内籍ETFと株式の分配金から投入

円で支払われる分配金と配当金をそのまま成長投資枠用に投入。


3.米国ETFの分配金から投入

米国ETFの分配金は当然ながらドルです。ドルを円転させて投入となると為替手数料が無駄なので、本当はやりたくありません。(1~2で全てを埋めるのがベスト)

でも日本円を持っていないので仕方ありません。


4.保有しているETFとファンドを売却して投入

これは絶対にやりたくないけど、含み益があるETFとファンドでも一旦売却してNISAに振り替えた方が超長期で考えればお得です。

なので最終手段として。


おまけ.損出し時に成長投資枠に再投入

赤字が発生したETF、ファンドを損益通算用に売却したときに同一銘柄を買いなおすのではなく、成長投資枠で全世界型を購入。

アセットアロケーションのバランスに誤差が発生することになります。でも、ポートフォリオを簡素化させたい、株式は全世界型にまとめたいと思っているので、チャンスがあればやってみます。


たぶん1~3だけで毎年360万円埋めることができるはずです。とくに米国ETFからの分配金が年々大きくなっているので、NISA節税効果優先として為替手数料は許容すべきなのでしょう。

そして、一番の肝は役職定年でどれだけ年収が下がるかになりそうです。


あとは成長投資枠で何を買うか。オルカンにするか、それとも分配金目当てで2559にするか。

節税効果を最大限生かすならばオルカンなのはわかっています。でも退職後に徐々に切り崩していくことを考えれば2559でもいいのかもしれません。


何を買うかは最後まで悩みそうです。でも悩んでいる今が一番楽しいです。

2022年12月18日日曜日

新NISA(NISA拡充・恒久化)をどうするか

新NISAの活用方法を考えてみました。


NISAの拡充と恒久化の発表を受けてインデックス界隈が賑わっています。旅行は旅行中よりも計画を立てている旅行前のほうが楽しかったりします。投資もそれと同じです。ましてや投資は一度購入したら放置なので、投資中の楽しみはほとんどありません。

そんなわけで、新NISAの活用方法を考えている今はとても楽しいです。


●大前提

制度開始と同時に即日枠を埋める。これが最適解であることに間違いありません。

いままでも一般NISAは年末に一括投入していたので(受渡は翌年一月)、それを継続です。

つみたて投資枠はボーナス設定を併用して、1~12月は毎月100円、2月にボーナス払いで118,800円投入です。


●つみたて投資枠

従来の積み立てNISAと同様のようですが、一部報道ではETFも購入可能とありました。売却したら枠の扱いはどうなるのか等、詳細発表を待つしかありません。

でも、もしETFを買えたとしても提携クレカ投資でポイント付与してもらうのもいいかもしれません。

そうなると購入するのはオルカン一択です。


●成長投資枠

今までであればVTを買うところですが、米国で徴収される10%がもったいないので二重課税調整措置に対応している国内籍ETF(全世界)、そうなるとMAXIS全世界株式(2559)となります。

しかし分配金は非課税枠に再投資できないので、自動的に再投資される投信の方が有利となります。(ここは山崎元氏がわかりやすく解説されています)

そうなると購入するのはオルカン一択です。


●何を買うか?

全てオルカン一択なのは理解しています。一方で、年齢的に資産を貯めるのではなく使う時期が間もなくやってくること、そのときに適宜売却することができるのか不安です。

いままで貯める一方でした。そして投資(貯めること)が趣味にもなっています。生活費のために売却することができるのか? ならば安定した分配金をもらいたくなります。

2559にするかオルカンにするかは直前まで悩みそうです。ただし、成長投資枠は売却しても翌年に枠が復活するらしいので、そうであれば貯められるうちは再投資が最大化できるオルカン一択、使う時期がきたら年末にオルカンを売却して年初に2559に乗り換えるということもできます。


●旧NISAについて

出国時に特定口座に移管したため保有していません。でも、こちらは売却せずに制度終了まで継続するのがベストです。

赴任に伴い旧NISAを途中で強制終了させられたのは残念でした。しかし、よく考えてみればNISA口座でもVTの分配金は米国で10%課税されていました。そして一般口座でも出国中は米国株は国内非課税扱いになるので、実はNISAと同じく米国10%しか課税されていません。

ということは、赴任中でも米国株であればNISA口座で保有しているのと同じことです。これで継続できなかった悔しさもちょっとだけ軽減です。


いつまで赴任なのかわかりません。2023年度末に帰国であれば2024年4月から即全額投入します。そうなると保有商品を売却して新NISA口座に振り分けることをしないためにも、全額新たな資金で新NISAに投入できるように2028年までは働いてもいいかもしれません。ちょっとだけ勤労意欲も出てきました。


こんなことを妄想しているのはとても楽しいです。2024年が待ち遠しいです。

2021年9月20日月曜日

2017年一般NISAのロールオーバー手続き完了

2017年の一般NISAのロールオーバー手続きをしました。


マネックス証券から資料が送られてきたので、必要事項を記入、返送して終了。

日付、名前の記入と、「全てロールオーバーする」にチェックを入れるだけ。毎年思うことですがWebで手続きできないのが不思議。
そして送られてくる封筒もA4サイズ、送料の無駄。これらコストは結局のところ利用者負担で成り立っており、コスト削減すれば還元することが可能なはず。

2017年一般NISAは、投資額120万円に対して約192万円になっています。このまま年末まで120万円を超えていればプラスでロールオーバー、もし120万円以下になったとしてもロールオーバー&追加購入します。

何があっても絶対に永久保有です。

2020年10月19日月曜日

2016年一般NISAのロールオーバー手続き完了

 2016年の一般NISAのロールオーバー手続きをしました。


マネックス証券から資料が送られてきたので、必要事項を記入して返送して終了。
名前の記入と、「全てロールオーバーする」にチェックを入れるだけ。Webで手続きできないのが不思議。

2016年一般NISAは、投資額120万円に対して約149万円になっています。このまま年末まで120万円を超えていればプラスでロールオーバー、もし120万円以下になったとしてもロールオーバー&追加購入します。

何があっても永久保有です。


2020年4月2日木曜日

新NISAについて勘違いしていた

2024年からの2階建て新NISAについて勘違いしていました。

2024年から新NISAがスタート。一般NISAとつみたての合体版
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/25443?page=1

ロールオーバーは122万円以上出来ますが、もし110万円だった場合は二階建て部分を102万円埋めて、一階建て部分は残り8万円で埋める。一階建て部分はMAX20万円なので、その年は12万円積み立てることが可能とのこと。

よって、年初に122万円MAXにするために、すべての年度のNISAで122万円を下回った金額だけ楽天VTを予備用に買っていましたが、2024年以降にロールオーバーされる分は102万円を下回った金額だけ購入すればいいということになります。102万円以上122万円以下はその年の積立購入となるためです。

でも、一階建ての残り部分が数十円の場合はどうなるのでしょう? 現状では投信の最低購入金額は100円です。

また、積立方法もどうなるのか? 残り金額÷12か月とするのか、自分の好きな間隔で積み立てることができるのか?

コロナの影響で今後も各年度122万円を下回りそうです。そうなると新規投入分が全額楽天VT買い付けに回ってしまうため、リバランスができません。また、新規でETF購入がないと分配金を増やすこともできません。

なので、2024年以降分については122万円ではなく102万円であれば、毎月新規でETFを購入できる可能性が増えることになります。

でも導入までには四年先なので、それまでにルールも紆余曲折あると思います。しばらくは要注目となりそうです。

2019年12月22日日曜日

二階建てNISAについて

一般NISAは廃止され、積立NISA一本になるかと思っていたら、二階建てNISAの発表。

制度が複雑という意見がありますが、年間の限度額が2万円増えて122万円になったこと、そして現行の一般NISAが2024年にロールオーバーできそうなのは朗報です。

一般NISAが導入された時から制度が改善されると思っていたので、ガチホールドしていたのは正解でした。

2024年までに修正があるでしょうし、2024年以降にも修正があると思います。でもそれは改善であるでしょうから、これからもガチホールドします。もちろんロールオーバー時にマイナスになっていたら追加で限度額MAXまで買い足します。

2024年以降ですが、一階部分は楽天VT、二階部分は本家VTを買うと思います。

今年も残りわずかですが、NISA関連で一番気になっているのは、2015年の一般NISAの評価額が120万円を超えたまま今年の受け渡し日を迎えてロールオーバーされることです。


2019年11月20日水曜日

2015年一般NISAのロールオーバー手続き完了

2015年の一般NISAのロールオーバー手続きをしました。

マネックス証券から資料が送られてきたので、必要事項を記入して返送して終了。

楽天証券ではWeb上で手続きできるらしいので、マネックスも紙は止めてWebに切り替えていただきたいです。

2015年一般NISAについては、投資額100万円に対して約115万円となっています。このまま年末まで100万円を超えていれば得となりますが、もし100万円以下であってもロールオーバーします。何があっても永久保有です。

年末になったら残り5万円を追加して、限度額MAXの120万円にします。そして購入するものはもちろんVTです。

2018年9月19日水曜日

一般NISAのロールオーバー手続き完了

一般NISAですが、ロールオーバー手続きを行いました。

マネックスから書類が送られてきたので、日付、署名、ロールオーバーする旨のチェックをして返送。
楽天証券は同じ銘柄であれば取得原価は年度ごとではなく平均値のようですが、マネックスは年度ごとでした。

どうせ売ることはないのですが、ロールオーバー終了時にマイナスになっていても損益通算が出来ないので、ならば利益の出ている今、いったん売却することも考えました。
しかし、今後五年間の間に制度が変わり、恒久化されることもありうるのでロールオーバーとしました。

NISAについては長期保有を目的とするために損益通算は必要ないと思いますが、5年間という期間については延長してほしいものです。

2017年12月18日月曜日

NISAリレー用に楽天VTを買ったけど正しかったのか??

先月はNISAリレー用に楽天VT8万円分を購入しました。2015年NISAのVTが約112万円なので、2020年のロールオーバー時に120万円満額にするためのリレー投資用です。

でも、まだ2年先なのと、楽天VTで持っているならばVTそのものを持っていたほうがいいのかと悩み始めています。

VTよりも楽天VTのほうがコストが高いので不利だし、もしロールオーバー時に値上がりしていればVTでも楽天VTでも売却益に税金がかかるのは同じ。値下がりしていても損益通算できるのも同じ。

さらには8万円であればリレー投資用に持っていなくても、購入時に追加できる金額でもある。もちろんVTの時価が112万円から100万円、90万円と下落幅が大きくなれば一度に追加できる金額ではないので、積み立ててはおきたい。どうせ積み立てるならばコストの安いVTのほうが有利。

通常の投資分とリレー投資用を区別しておきたいから楽天VTを購入しただけで、コスト面では不利かもしれない。

でも、他のVTとリレー投資用のVTを一緒に管理(保有)していると、NISAに移すためだけに特定口座で売却、NISA口座で購入というのも無駄なような気がする。

やはり一番いいのはロールオーバー時に新規に追加すること。ただし、追加額が大きい場合の対策はとっておきたい。

さてどうしたものだか。

2017年10月16日月曜日

2019年以降のNISAについて

2019年からのNISAについて考えてみた。

まず、2018年は現行NISA(120万円)を継続。2018年中に改正があり、恒久化、積立NISAとの一本化などがあることを期待して。

もし2019年までに現行NISAの改正がなかった場合、それでも現行NISAを継続。

2018年用の資金はリレー投資で毎月積み立てているので、それを利用。2019年以降は毎月のリレー投資での積み立ては中止してロールオーバーで引継ぎ、ただし足りない分のみスポット買いで購入。

例えば、2015年のNISA枠は100万円でしたが、現在の評価額は約112万円。2016年から枠が120万円に増えているので、ロールオーバーするときに約8万円追加できます。よって、8万円分をスポット買いしてキープしておく。

もしロールオーバー前に評価額が120万円を越えたとしても、積み立てていた8万円のリレー投資分は売却せずに現行NISAが終了するまで保持。途中で値下がりして120万円を下回ることがあるかもしれないので。

購入する商品は今までと同じVT。もし金額に端数が発生した場合は、2019年の時に一番最安のグローバル株式インデックスファンドを購入して全て消化。

2018年の端数分は引き続きSMTグローバル株式インデックスで消化したうえで、2014~2018年の端数分は時機を見て全て売却。

売らないことをポリシーとしていますが、SMTも今となってはコスト高のファンドになってしまったのと、5年分全て売却しても数万円にしかなりません。よって5年間全て消化して満足しつつ、保有ファンドの種類は少なくして管理を楽にすることを優先。


NISA制度は今後も紆余曲折あるかと思いますが、勝手に予想。

積立NISAは5万円×12ヶ月=年間60万円に増額。現行NISAは60万円に減額。ただし、積立と現行の併用が可能に。そして期間は両方とも20年に統一。

と、考えておりますが、今の時点での考えなので、もしかしたらすべて売却や、積立NISAに移行もあるかもしれません。

2017年1月2日月曜日

2016年12月の売買記録

(1)新規投入
・毎月の積立分
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)の分配金
・Vanguard Emerging Markets Government Bond ETF(VWOB)の分配金
・Vanguard Consumer Staples ETF(VDC)の分配金
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)の分配金
・Vanguard Emerging Markets Stock Idx ETF(VWO)の分配金
・SPDR Dow Jones REIT ETF(RWR)の分配金
・上場インデックスファンド海外債券(Citi WGBI)毎月分配型(1677)の分配金
・NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)の分配金

(2)売却
・三井住友DC全海外株式
※2017年NISA枠としてVTにリレー投資

(3)買付
・三井住友DC全海外株式(NISAリレー投資用)
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)
※VTは2017年NISA枠として


●感想
2016年末に2017年NISA枠としてVTを購入。(約定は2016年ですが、受渡しが2017年であれば2017年枠となるため)
端数はSMTグローバル株式インデックスを購入予定。これで2017年のNISA枠は全て使い切ります。

また、通常の新規投入分でBNDを購入して、全体のノーセルリバランスを実施。

今年は大統領選前までは低迷しましたが、その間に損益通算用の赤字を出せたので分配金/配当金にかかる税金は全て還付できる予定です。大統領選後はトランプラリーにより全体の資産が上昇しつつ節税効果も享受できたので、投資的には良い一年だったと思います。トランプが当選したら株価が下がると言われておりましたが、やっぱり先のことは誰にも予測できないということです。

ただし、2017年NISA枠については円安、ダウ最高値更新中での購入だったので、良いタイミングではなかったかもしれません。ただ、この先さらに上がるか、それとも下がるのかはわからないので仕方ないです。下がっても仕方ないのですが、NISAは損益通算できないので、それが難点。非課税期間5年というのは改善してほしいものです。

VTを買わずにVTIやVWOを組み合わせてコストを削減したほうがいいのか、新興国株式の比率を下げて先進国株式にまわしたほうがいいのか等々、悩みどころはありますが、今年もポートフォリオに則って購入していきます。

2016年9月19日月曜日

NISAの長期積立枠は賛成だけど

「上限年60万円まで、非課税期間20年」というNISA長期積立枠なるものが検討されているとのこと。

現行制度は非課税期間最大10年だが、いずれは恒久化されることを見越してVT一本で買っている。

現行の120万円から半分になるのは残念だが、それよりも非課税期間が延びることの方がうれしい。

ところで、現行分の対応はどうなるのか。一旦売却しないといけないのか、それとも特例でロールオーバーできるのだろうか。複雑怪奇な制度にするのは止めて欲しい。


本当に長期投資を育成するのであれば、

・上限年60万円まで(それ以上でもいいけど)
・損益通算は無し(長期保有を促す)
・恒久化

とシンプルなのが一番だと思う。名称は何でもいいです。