2025年2月4日火曜日

バンガードが過去最大の手数料引き下げ

 ブルームバーグの記事によりバンガードが過去最大の手数料引き下げを行うことを知りました。


「米資産運用会社バンガード・グループは、ミューチュアルファンドと上場投資信託(ETF)の手数料を引き下げた。同社史上最大の引き下げとなり、資産運用業界に衝撃を与える可能性が高い。

バンガードは3日、87本のミューチュアルファンド・ETFの経費率を直ちに引き下げると発表。これを受け、同社の資産加重平均手数料は、運用資産10兆ドル(約1550兆円)に対して0.07%となり、業界平均の0.44%を大きく下回る


資産の大半がバンガードのETFなのでうれしい限りです。自分の保有している各ETFがどのくらい下がったのか調べてみました。(商品名、現状の経費率、新経費率)


VWOB 0.2% 0.15%

VGK 0.09% 0.06%

VIG 0.06% 0.05%

VWO 0.08% 0.07%

VDC 0.1% 0.09%

VT 0.07% 0.06%


VWOBとVGKが大きく下げましたが、保有額は少ないのであまりメリットがありません。


メリットでいえば最大保有額のVTが0.01ポイント下がったこと。


一方で今回下がらなかったETFもあります。自分が保有しているものでは下記の3つ。(商品名、現状の経費率)


VOO 0.03%

BND 0.03%

BNDX 0.07%


VOOはS&P500連動なので他社との競争が一番激しい商品だと思います。それが今回下がらなかったということは、経費率の下限は0.03%が限界ということでしょうか。


大半の商品は0.01ポイント下がりました。自分の資産上では微々たる金額かもしれません。でも、常にコストを下げ続けようとするバンガードの姿勢には感銘を受けます。


個人投資家として出来ることは、いま最良の商品をコツコツと買い続けることだと思います。


香港駐在中はVTを買い続けます。

2025年2月1日土曜日

2025年1月の売買記録

 (1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
2025年一番最初もVT購入。

12月はバンガードのETFから分配金が支払われます。国内に残してある口座のVT等からの分配金を香港に送金して、1月分の購入資金に充当しました。

いつもは国内証券口座から日本円で国内銀行に出金、Wiseを使って米ドルにしてHSBCに送金、HSBCからFUTUに入金という手順を取ってやっとFUTUで米ドルが受け取れます。

ただし、HSBCから入金しただけではFUTUでは受け取れず、FUTUに「自分のHSBC口座からxxxxUSD入金しました」というnotifyと呼ばれる申請を行わなくてはなりません。HSBCの口座は登録済みなので振込金額だけ伝えればいいのですが、意外と面倒。

というわけで、昨年末に口座開設したAirstar銀行を使ってみました。

Wiseの送金先をAirstarにして振り込み。ここまでは流れは一緒です。

AirstarとFUTUとの口座は連携しているので、AirstarからFUTUの自分の口座に直接入金することができます。そのためnotifyの申請が必要ありません。

送金画面

そしてAirstarからFUTUへの入金も一瞬で完了です。ちなみにHSBCからFUTUだと数時間かかることがあります。

とはいってもメリットはこれだけ。香港ドルは今まで通りHSBCから入金しています。

米ドルだけAirstar使うのもこれまた面倒な気もするし、月に一回しか使わないと使い方を忘れるような気もします。

でもどんな手段で入金したとしても毎月必ず買うことだけは忘れないようにします。