2017年11月19日日曜日

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合雅司)を読む。

今後、人口が激減していく日本の将来に何が起こるかを予想している。

2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
2021年 介護離職が大量発生する
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2025年 ついに東京都も人口減少へ
2026年 認知症患者が700万人規模に
2027年 輸血用血液が不足する
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる

未来には自分が老人となり当事者になってしまう。でも、もはやどうすることも出来ないことが描かれている。読んでいるだけで絶望的な気分。

戦中の人口増加策と戦後の抑制策が発端となり、そして将来こうなることは昔から分かっていたはず。人口カーブをいじることは出来ないけど、それに対応した社会は作れたはずなのに、何もしなかったから絶望的な未来しか残っていない。財政も同じことになるんでしょうね。

先月からREITの国内と海外の比率を変更したのは、この本に影響を受けたのは事実。日本はダメでも海外には希望あり。ただし、高齢化は世界的な問題だけど。

2017年11月3日金曜日

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」に投票

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」に初めて投票してみました。

この金融ブログを開設したはFOYに投票してみたかったからというのもあります。


投票したのはVT、5票全部です。


・低コストインデックスファンドのベンチマークともいえる存在

・自分も買っている
・広く知らしめることでほかの人が買ってくれて、さらにエクスペンスレシオが下がることを期待

という理由からです。


昨今、インデックスファンドの価格低下には目を見張るものがあるので、VTが上位に選ばれるのは難しいかもしれません。ただ、楽天VTなど派生系ともいえるファンドも登場しているので、VTは選ばれなくても楽天VTが選ばれる可能性はあるかもしれません。でも、2017年10月31日までに設定されたファンドが対象なので、楽天VTは日が浅すぎ? それでも来年に期待。


低コストインデックスファンドを買っている人たちが、さらに低コストの米国ETFを買うようになってくれればエクスペンスレシオは下がっていくと思います。


小さなことかもしれませんが、小さく期待しています。

2017年11月1日水曜日

2017年10月の売買記録

(1)売却
・NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)

(2)買付
・三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド(NISAリレー投資用)
・SPDR Dow Jones REIT ETF(RWR)


●感想
10月は久々に売却をしました。

理由は、REITの国内と海外の比率を、世界のREIT市場の比率に合わせたいと思ったのが発端です。市場平均に近づけるのが一番リスクが低いと思ったからです。

各種グローバルREITファンドの目論見書を見てみると、アメリカが50~70%、日本が6~10%、その他が20~30%ぐらい。

いまの自分のREITの比率は、海外7、国内3。これを海外(北米)7、海外(除く北米)2、国内1にしようかと思い、SPDRダウ・ジョーンズ・インターナショナル・ リアル・エステート ETF (RWX US)の購入を検討しましたが、総経費率が0.59%と高額。

経費率が0.2916%のニッセイグローバリートインデックスファンドも検討しましたが、経費が安いといっても途中償還される恐れがあるのは嫌なので、ならば海外(除く北米)は諦めて、国内の比率を合わせて残りを海外に割り振ることにしました。海外7、国内3よりも、海外9、国内1のほうが全世界REITの割合に近いと思います。

というわけで、1343は売却しました。1343は一般口座で保有しているのと、7月に購入した特定口座分に分かれているため、7月購入の特定口座分のみ売却。手数料はマネックスポイントで支払い、ほぼプラマイゼロで売却したので、税金はかかりませんでした。

とは言いつつも、7月に買ったばかりなのに短期間で売買したのはよろしくないと思います。反省。

この売却益と毎月の積立分を、先月はRWRに投資。まだ1343の比率が高いですが、だからと言って残りの1343を売却して税金を払うのは嫌ですし、全体の比率から見れば極めて小さな数字なので放置です。

今後は、国内と海外REITを合算して10%になるように追加投資をしていきます。国内分が減れば、その分を海外に割り振って、徐々に海外9、国内1に近づけていければと思います。

そう考えると、債券も全世界と同じ比率に近づけるべく国内比率を下げたいと思うのですが、さてどうしたものだか・・・