2021年11月22日月曜日

【投資遍歴】12.長く続けたことで身についたこと

ここまでの長い暗黒時代ですが、長く続けたことで身についたこともちょっとありました。


自動引き落としで毎月買い続けた(今も)


「給与-日々のお金=投資資金」ではなく、「給与-投資資金=日々のお金」を実践していた(今も)


給与が増えたら連動して入金も増やした(減もあるけど今も)


配当金は全て再投資(今も)

今は証券口座に配当金を直接入金できますが、昔は出来ませんでした。支払通知書を銀行で換金するか、銀行口座に直接振込のどちらかでした。当時は数百円単位の配当金でしたが、たとえ少額でも全額再投資に回すために配当金専用の銀行口座を作り、そこに全ての配当金を入金。貯まったら引き出して証券口座に移動させて再投資していました。少ない金額ですが複利効果を活かすことができていました。


ほとんど売らなかった(リバランスと損益通算を除いて今も)

暗黒時代は長期にわたりマイナス33%でした。すなわち1/3は溶けていたのです。でも、超長期で見ればプラスになると信じてほとんど売りませんでした。インデックス投資に出会う前までに売ったことがあるのは、東電、ソニー、HSBCインド、HSBCチャイナ、ビックカメラ、モリモトぐらいです。頻度にしたら数年に一回ぐらいです。なお、モリモト以外はわずかですが全て売却益が出ました。


証券口座で売買したお金は一度も引き出したことがない(今も)


長い長い暗黒時代でしたが、長期投資の基礎は築けていたと思います。単に買っていた商品が悪かっただけだったのです。原因は自分が無知だったからです。

(続く)

2021年11月8日月曜日

【投資遍歴】11.暗黒時代のまとめ

恥ずかしいばかりの暗黒時代の汚点をまとめてみました。


日本株ばっかりだった(分散できていない)


どうやって分散投資すればわからず、ドルとユーロMMFを買って日本株と分散できていると思い込んでいた(株式と債券の違いを分かっていない、知識ゼロ)


全ての情報が捕捉され日本が財政破綻したときに没収されると信じて特定口座にしていなかった(陰謀論に踊らされていた)


手数料を考えずにるいとうとミニ株を買っていた(コスト意識ゼロ)

大和証券でるいとうの手数料を調べると今でも1.265%です。ミニ株は終了しており手数料は不明ですが、やはり高かったはずです。


高コストの投信はその分だけ儲かると思っていた(プロが運用すれば儲かると思い込んでいた)


売却損が出たのに損益通算をしなかった(税金の知識ゼロ)

IPO投資は儲かるという記事が出始めてきたので応募はしたけど当たらない、やっと当たったのがモリモト。抽選に申し込むにあたり、財務とかビジネスモデルの確認はもちろんやっていません。公開直後から下落し続け、購入時の半値ぐらいになったときに「こりゃダメだ」と売りました。その後倒産したのでまだマシだったかもしれません。でもこの頃は損益通算を知らなかったので、なんと確定申告をしませんでした。


本当に無知でバカで長い暗黒時代を過ごしていました。

(続く)

2021年11月2日火曜日

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」に投票

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」に投票しました。今年で5回目です。


投票したのは毎回同じのVTに5票全部です。

理由は毎回同じですが、自分が保有しているVTをみんなも買ってくれれば、スケールメリットにより信託報酬が安くなるからです。
そして、それに連動して同じく保有している楽天VTも安くなってくれるはずです。
なお、楽天VTは本家VTに依存するのではなく、自助努力で信託報酬を下げていただきたいです。

もし楽天VTの信託報酬が下がらないのであれば、eMAXIS Slimオールカントリーに乗り換えたいです。もしくはSBI証券からSBI・VシリーズのVT版が発売されるのを待つかです。

2022年10月から個人型iDeCoに加入できるようになるので、これも楽天証券で楽天VTではなく、マネックスでeMAXIS Slimオールカントリーを買おうかと思っています。全世界株式は当然として、ここはやっぱり信託報酬で選びたいです。

今年もeMAXIS Slimオールカントリーが第一位になると思います。そうすればさらに総資産額が増えて、受益者還元型信託報酬制度によりコストはさらに下がるはずです。
VTに投票しつつ、でもオルカンが一位になることを期待しています。

2021年11月1日月曜日

2021年10月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
・Vanguard Emerging Markets Government Bond ETF(VWOB)


●感想
10月はVWOBを購入。これにて10ヵ月連続で
海外債券となります。

岸田首相の金融所得課税発言により日本株は下落、その後円安で海外ETFは上昇、そして日本株もちょっと持ち直し。結果、資産総額は過去最高を更新となりました。

でも円安で資産が増えるよりも、米国株上昇で増えたほうがなんとなくうれしいです。円安で増えるのは実態が伴っていないというか、一時的なものというか。よくわかりませんが。

来月ですが、日本株式と海外債券の乖離率がほぼ同じなので、円高ならば海外債券、円安ならば日本株式を買うことになりそうです。

もし日本株式を買うとしても債券ETFからのドル分配金が毎月あるので、これを円転させるのは為替手数料がもったいないです。よって、毎月の新規投入分で日本株式を買うけど、分配金で海外債券も買うことになると思います。

とは言いつつも先のことはわからないので、月末になった時点で考えます。そして何があっても必ず買います。