2022年1月28日金曜日

【投資遍歴】17.アセットの管理にツール導入

インデックスに出会ったのはよかったのですが、マネックスと確定拠出年金、株式と債券、日本と海外株の比率、国別比率等々の管理をどうすればいいのか悩むようになりました。


エクセルは苦手なのでシートの自作は出来ないからWebで探したら、日経マネーの付録を発見。もうダウンロードは出来ませんが、トップページはまだ残っていました。


'09年、皆さんの資産運用はどうだったでしょうか? 

ところで、現時点の金融資産の状況、しっかり把握していますか? 総額はもちろん、株の比率、外貨建て資産の比率、分かってますか? 

長期にわたる資産形成には、国内外の株、債券にバランスよく投資する分散投資が欠かせません。預貯金が8割、国内株ばかり、中国ファンドが半分以上といった極端な資産配分(ポートフォリオ)で資産を運用すると資産を減らすリスクが大きくなります。

そこで、年の区切りに資産を棚卸しして、資産配分をチェックしてみてはいかがでしょう。

銀行、証券、保険などすべての口座の残高を書き出し、株や債券などをどんな割合で持っているのかを調べてみるのです。自分のポートフォリオがわかると運用の問題点が見えてくるだけでなく、'10年、どんな金融商品を重点的に買っていけば効率的な運用ができるか、という投資戦略も練ることができます。いろいろな金融商品を持っていると棚卸しはなかなか面倒ですが、今回は記事を見ながら使える、棚卸し用のエクセルシートを編集部で用意しました。エクセルの入ったパソコンがあれば、棚卸しと、ポートフォリオの確認が簡単にできます。是非、記事を参照しながら使ってみてください。

日経マネー2月号「エクセルでラクラク! お財布ドックのすすめ」 特製エクセルシート


 いま読み返しても真っ当なことが書かれています。リバランスの重要性をズバリ指摘しています。


アセットアロケーションの比率は内藤忍氏が監修でした。ちなみに、日本株式20%、国内債券20%、外国株式30%、外国債券10%、その他20%という内容でした。


まずはこの比率に則ってスタート。その後は徐々に海外株の比率を高め、さらに海外株の中でも米国株、欧州株と地域別比率、米国株もVTI、VDCとVIGの比率など、各種比率を自分で変化させていきました。このシートがなかったら調整出来なかったかもしれないので、自分にとってのバイブルというかコンピュータみたいな存在です。


昨年末にデータ破損してしまったため、一部データが紛失という憂き目にあいました。また今となっては古いコンピュータになってしまいましたが、それでも未だに使い続けています。


その他20%はコモディティETFとリートETF割り振り、その後コモディティは複利で増えていかないことから途中で売却、その分を海外株式に割り振りました。


月末に各アセットの残高をエクセルシートに入力、一番乖離率の大きいものを購入というスタイルがここで確立しました。

(続く)

2022年1月25日火曜日

2021年度分 確定申告 完了

2021年の確定申告が終了しました。


今年もe-TAXを利用。マイナンバーカードとスマホがあればカードリーダー不要で出来るようになりました。ただしスキャンさせる回数が多いのと、スマホアプリのUIがよろしくないので、最初は混乱。来年は改善されていることに期待します。


計算の結果、今年の還付予定額は去年よりも大幅増。給与はさらに減りつつ、分配金はさらに増えつつ、ゆえに外国税額控除が有効に使えないかと思っていたのに、なぜか還付金額は増えました。


今回は総合課税の住民税申告不要でも計算。しかし分離課税のほうが還付金額多かったので行いませんでした。


今年は還付申告ということで二月ではなく初めて一月に行いました。少しでも還付金を早く貰いたかったからです。


入金されたら即日、オルカンを買います。

2022年1月17日月曜日

【投資遍歴】16.その他資産も簡素化

証券会社以外の資産も簡素化させていきました。


確定拠出年金は日本株、国内債券、海外株、海外債券に1/4ずつ投資していました。ただし、たまたまですが全て一番低コストのインデックスだったので、まだマシでした。このうち赤字だった国内株を除いて全て海外株にシフト。その後、日本株がプラマイゼロになってから完全に海外株にシフトさせました。今から思えば一気に全部シフトすればよかったのですが、まだ躊躇していたのと、インデックス投資の本質を理解していなかったのだと思います。


生命保険は一番コストが安くなる全期前納に、個人型年金は払い済みにしました。なお、解約しなかったのは利率が良かったからです。


持株会は売却して休止に。ただし、その後2018年に優遇策が導入されたので、最低金額で再開しています。

(続く)

2022年1月10日月曜日

【投資遍歴】15.海外ETFにシフト

当初はインデックスファンドに乗り換えていましたが、慣れるにつれて乗り換えへの抵抗感がなくなり、コストと商品ラインナップを考慮して海外ETFに乗り換えることにしました。


バンガードなら安心、途中償還はないはず、ということで決めましたが、この辺は『梅屋敷商店街のランダムウォーカー』の影響が大きいです。海外株式はVTを中心にポートフォリオを組み、日本株はTOPIX連動ETF(1306)に乗り換えました。


ただし、このときはまだ一般口座だったのです。これがその後、非常に後悔することとなります。


VTを初めて買ったときは一般口座、後に特定口座にしてから追加購入しましたが、日本株と異なり米国株は一般と特定口座を分けて売買することが出来ず、莫大な益が乗っている一般口座のVTを先に売らないと赤字の特定口座のVTが売却できない、すなわち事実上損出しができない状態に陥りました。乗り換えを一気に行ったので、初めて買ったVTの金額が大きかったのです。インデックスに出会ったときに、まずは特定口座に切り替えるべきでした。


海外債券については比率を決めかねて何回か売買をしてしまいました。しかし、その後は腹落ちできる範囲の比率を決めたので、いまはBNDを中心に黙々と購入するだけになっています。(続く)

2022年1月4日火曜日

資産推移(2021年版)

今年も資産推移をグラフにまとめてみました。


1.資産総額推移

2010年5月以前は記録を取っておらず、2021年6~11月はデータ紛失のため仮で入力となります。

毎年いろいろなことがありますが、長期で見れば右肩上がりです。今後も続くかどうかはわかりません。でも上がり続けることを信じて投資をしています。





2.月別配当金推移
3月、6月、9月、12月はバンガードの株式ETFから分配金が支払われるため、突出しています。



3.年間配当金総額推移
2021年は辛うじて2020年を超えることが出来ました。
なお、2018年以前の月別データがないため、便宜上一月にしています。



4.累積配当金推移

当たり前ですが右肩上がりです。このまま幾何級数的に増えていってほしいです。



2022年もひたすら買い続けます。

2022年1月3日月曜日

2021年の売買回数ランキング

今年も2021年にどれだけ売買したのか数えてみました。


約定が2021年12月、受渡日が2022
年1月であっても2021年分としてカウントしました。

■売却ランキング
なし

■買付ランキング
5回 BND
3回 BNDX、VWOB
1回 VT、1306、eMAXIS Slim オルカン

株価好調だったので売却はありませんでした。損出しできなかったのは残念ですが、2021年は右肩上がりだった証拠です。

買い付けは、ひたすら債券ETF。
株価好調の時に株式を買わずに債券を買っていると、成長の波に乗れていないような気がしてしまいます。
それを株価に乗れていないと思うか、それとも暴落時のクッションを作っていると思うか。ここはアセットアロケーションに従って、クッションを作る時期と思って買い続けました。

VTとオルカンは12月に購入。オルカンは無分配なので金融所得課税への対応、そして今年起こるかもしれない激動に備えてとなります。

先のことはわかりません。いまできるベストなことを選んで今年もひたすら買い続けます。

2022年1月2日日曜日

2021年の振り返りと、2022年の課題

■2021年の振り返り

2021年はコロナ禍からの立ち直りで株価は絶好調の1年。

株価が絶好調だとアセットアロケーション上では債券の比率が下がることになります。ゆえにひたすら債券ETFを買い続けました。

後半に岸田首相の金融所得課税発言、オミクロン株、米中冷戦の影響があり株価は下がりましたが、円安の影響もあり12月末に急上昇。結果、過去最高の資産総額となりました。

自分にとっての投資KPI三種、資産総額は過去最高を更新、配当金総額も過去最高、ただし損益通算は行えずと二冠。特に嬉しくもなくです。

自分にとってできることは、アセットアロケーションに沿ってひたすら買い続けることだけです。
2020年はリート、2021年は債券、2022年は何になるかわかりませんが買い続けます。

・配当金について
債券ETFは毎月分配金が出るといっても微々たるものです。2021年はひたすら買い続けましたが、配当金総額にはあまり寄与しなかったと思います。

分配金目当てで投資すべきではないのはわかっています。そして分配金は課税されるから不利です。それもわかっているけど出たらうれしい、悩ましい存在です。

・損益通算について
2021年はマイナスになった銘柄がなかったため、売却は一切しませんでした。よって損益通算もなし。還付できなかったのは悪いことではなく、出来たらラッキーぐらいの気概でいるべきなのでしょう。


■2022年の課題
毎度同じですが、なにがあっても毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月末になれば買います。

今年は激動の1年になりそうなので、もしかしたら毎月購入ができないかもしれません。それでもギリギリまで続けるつもりです。

・投資の継続、中断期間の短縮
今年一番の課題はこれ。
まだ確定していませんが、今年は投資が出来なくなるぐらいの激動が訪れる予定です。
いかにしてギリギリまで継続させるか、中断するならばいかに短くさせるかを検討します。
まずは投資を続けられる環境を作ることが第一です。

・投資信託へ移行
次に、現状のままの投資が継続して出来る場合として。
金融所得課税の増税は行われると思っています。対応できることは分配金を減らすこと。いまあるETFはそのままにしますが、今後は新規投入分はeMAXISオルカンにしたいと思っています。

ただし米国ETFのドル分配金をどうするか。ドル分配金もオルカンに投入したいですが、円転すれば手数料がかかります。しばらくは試行期間ということでオルカン買ったりETFに再投入したりと、一貫性のない投資をしてしまうかもしれません。

・ポートフォリオの簡素化
VTを筆頭にVDC、VIG、VGK等、債券もBND、BNDX、VWOBと多岐にわたっています。
今後のことを考えると簡素化したほうがいいと思っております。
いまあるETFはそのままとしても、今後分配金で買うのはVT一本にするかもしれません。
ただし、VTの債券版、BNDWが国内で買えないので、代わりに何を買うか。海外債券不要論もあるので、これ以上新規で購入する必要はないのかもしれませんが、さてどうしたものだか。

繰り返しとなりますが、今年も毎月ひたすら買い続けます。今の資産を築けたのもひたすら買い続けたからです。絶対に買い続けます。

2022年1月1日土曜日

2021年12月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
Vanguard Total World Stock ETF (VT)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

●感想
12月はいろいろありました。

まず、10年以上使っていた資産管理用のエクセルファイルが破損。バックアップは半年前だったので、その間のデータが紛失しました。長期投資には何ら影響ありません。でもせっせと記録していたものが無くなったのはショックです。

次に12月といえばボーナス。しかし過去最低の金額だったため、冬ボーから投資には回しませんでした。

そして最後は、12月は乖離率とは関係なく全世界のETFと投信を買いました。米ドルでVT、日本円でオルカンです。

今年は投資家人生(と言えるほど大それたものではありませんが)で最大の変化が訪れるかもしれないので、先手を打っておくことにしました。

もう買うまいと思っていたVT信用できないと思っていたeMAXIS、まさかこの2つを同時に買うことになるとは。

12月の分配金は一番多く投資しているVT、2020年にひたすら買い続けたRWR、そしてその他株式ETFを中心に振り込まれ、単月では過去最高金額となりました。
結果、年間総額も若干ですが2020年を上回りました。

一般NISAは120万円超でロールオーバー。追加する必要はありません。

いままでずーっと毎月投資していました。しかし今年はもしかしたら一時的に中断するかもしれません。今はまだどうなるかわかりませんが、可能な限りギリギリまで毎月買い続けます。