2021年12月20日月曜日

【投資遍歴】14.リバランス開始

日本株偏重のポートフォリオからインデックスファンドを使ってリバランスを開始しました。なお、この時はまだ海外ETFに対して慎重でした。ちょっと難しそう、そして信用していいものかどうかよくわからなかったのです。


リーマン直後だったのでタイミングはよかったと思います。今から思えばほとんどの商品が底値の状態でした。一気にリバランスするのにベストな時期でした。


わずかに持っていた海外株式に投資するファンド、ドルMMF、ユーロMMFは、損益に関係なくそのまま海外株式インデックスファンドに移行。たぶんSMTインデックスシリーズだったと思います。


日本株はほとんど赤字だったので、損益通算できる範囲で徐々にインデックスファンドに乗り換えていきました。でも今から思えば一気にリバランスすればよかったと思います。今ならできるけど、当時はそこまでの度胸がありませんでした。本当は度胸ではなく知識がなかっただけだったのですが。

(続く)

2021年12月6日月曜日

【投資遍歴】13.ランダムウォーカーとの出会い

ここまで長かった暗黒時代ですが、やっと光明が見えてきました。


投資を始めた時から思っていたのが、日本財政への不信感。莫大な財政赤字を垂れ流し続ければいつかは破綻します。その対策も兼ねてインフレに一番強い株式投資を始めたのはいいけど、何が正しいのかわからず、ましてや海外投資をしたいけどどうすればいいのかわからず。


そんなとき、マネックスで「マネックス社員はなにを買っているか?」特集をやっていました。松本大社長(当時)が「アセットアロケーションを決めるのが大事、商品と地域でマトリックスを組んで各何%か決めて、それぞれ買っていく」と紹介していました。確かにそうです。でも、%の決め方がわからないし、何を買えばいいのかもわかりませんでした。


そして同時期に気になっていたのが、金融ブログ『梅屋敷商店街のランダムウォーカー』。以前から知っていましたが、ちょっと難しい感じがしていつもスルーしていました。でも、株と債券の比率とか地域とかインデックスとか書かれていたなと思いだし、ブログチェックを始めたのです。


そこで紹介されていたのが名著『ウォール街のランダムウォーカー』。元ネタはこちらでしょうということで、図書館で借りました。分厚い本でしたが本好きなので苦も無く読書開始。そして目からうろこが落ちたのです。


あの時の衝撃は忘れられません。まさに稲妻に打たれました。個別投資よりインデックスが優れていること、買い続けること、持ち続けること、重要なのはたったこれだけだったのです。一気に読み終え、そしてインデックスに全力投入することを誓いました。


そのようなわけで、インデックス投資を教えてくれた梅屋敷とウォール街の両ランダムウォーカーは、私にとって命の恩人ならぬ投資の恩人です。


それにしても読書好きなのに、なんで投資の本をほとんど読まなかったのか悔やまれます。でも本屋に行けば『誰でも一億円~』『あっという間に儲かる~』みたいな本ばかりが並んでおり、長期投資だけは続けていた自分でもそれはおかしいと思って避けていたのだと思います。


その後は『敗者のゲーム』『株式投資の未来』も読み、橘玲の著作にも出会い、インデックス道を邁進していくこととなります。

(続く)

2021年12月1日水曜日

2021年11月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
・Vanguard Total International Bond ETF(BNDX)

●感想
11か月連続で債券ETF、先月はBNDXを購入。

11月の分配金はBND、BNDX、VWOBの債券ETFのみ。よっていつもよりも再投資に回した金額は少なめとなります。そして再投資先は債券ETF。まさに債券ETFの月。

12月はVT等の株式ETFからの分配金が振り込まれる、年に四回の分配金祭り最終月。乖離率だとまたしても債券ETFになりそうですが、乖離額となれば株式ETFの出番となりそうです。

12月こそは株式ETF、できれば米国株ETFを買いたいです。

月末になるまでわかりませんが、債券であっても株式であっても何があっても必ず買います。

2021年11月22日月曜日

【投資遍歴】12.長く続けたことで身についたこと

ここまでの長い暗黒時代ですが、長く続けたことで身についたこともちょっとありました。


自動引き落としで毎月買い続けた(今も)


「給与-日々のお金=投資資金」ではなく、「給与-投資資金=日々のお金」を実践していた(今も)


給与が増えたら連動して入金も増やした(減もあるけど今も)


配当金は全て再投資(今も)

今は証券口座に配当金を直接入金できますが、昔は出来ませんでした。支払通知書を銀行で換金するか、銀行口座に直接振込のどちらかでした。当時は数百円単位の配当金でしたが、たとえ少額でも全額再投資に回すために配当金専用の銀行口座を作り、そこに全ての配当金を入金。貯まったら引き出して証券口座に移動させて再投資していました。少ない金額ですが複利効果を活かすことができていました。


ほとんど売らなかった(リバランスと損益通算を除いて今も)

暗黒時代は長期にわたりマイナス33%でした。すなわち1/3は溶けていたのです。でも、超長期で見ればプラスになると信じてほとんど売りませんでした。インデックス投資に出会う前までに売ったことがあるのは、東電、ソニー、HSBCインド、HSBCチャイナ、ビックカメラ、モリモトぐらいです。頻度にしたら数年に一回ぐらいです。なお、モリモト以外はわずかですが全て売却益が出ました。


証券口座で売買したお金は一度も引き出したことがない(今も)


長い長い暗黒時代でしたが、長期投資の基礎は築けていたと思います。単に買っていた商品が悪かっただけだったのです。原因は自分が無知だったからです。

(続く)

2021年11月8日月曜日

【投資遍歴】11.暗黒時代のまとめ

恥ずかしいばかりの暗黒時代の汚点をまとめてみました。


日本株ばっかりだった(分散できていない)


どうやって分散投資すればわからず、ドルとユーロMMFを買って日本株と分散できていると思い込んでいた(株式と債券の違いを分かっていない、知識ゼロ)


全ての情報が捕捉され日本が財政破綻したときに没収されると信じて特定口座にしていなかった(陰謀論に踊らされていた)


手数料を考えずにるいとうとミニ株を買っていた(コスト意識ゼロ)

大和証券でるいとうの手数料を調べると今でも1.265%です。ミニ株は終了しており手数料は不明ですが、やはり高かったはずです。


高コストの投信はその分だけ儲かると思っていた(プロが運用すれば儲かると思い込んでいた)


売却損が出たのに損益通算をしなかった(税金の知識ゼロ)

IPO投資は儲かるという記事が出始めてきたので応募はしたけど当たらない、やっと当たったのがモリモト。抽選に申し込むにあたり、財務とかビジネスモデルの確認はもちろんやっていません。公開直後から下落し続け、購入時の半値ぐらいになったときに「こりゃダメだ」と売りました。その後倒産したのでまだマシだったかもしれません。でもこの頃は損益通算を知らなかったので、なんと確定申告をしませんでした。


本当に無知でバカで長い暗黒時代を過ごしていました。

(続く)

2021年11月2日火曜日

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」に投票

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」に投票しました。今年で5回目です。


投票したのは毎回同じのVTに5票全部です。

理由は毎回同じですが、自分が保有しているVTをみんなも買ってくれれば、スケールメリットにより信託報酬が安くなるからです。
そして、それに連動して同じく保有している楽天VTも安くなってくれるはずです。
なお、楽天VTは本家VTに依存するのではなく、自助努力で信託報酬を下げていただきたいです。

もし楽天VTの信託報酬が下がらないのであれば、eMAXIS Slimオールカントリーに乗り換えたいです。もしくはSBI証券からSBI・VシリーズのVT版が発売されるのを待つかです。

2022年10月から個人型iDeCoに加入できるようになるので、これも楽天証券で楽天VTではなく、マネックスでeMAXIS Slimオールカントリーを買おうかと思っています。全世界株式は当然として、ここはやっぱり信託報酬で選びたいです。

今年もeMAXIS Slimオールカントリーが第一位になると思います。そうすればさらに総資産額が増えて、受益者還元型信託報酬制度によりコストはさらに下がるはずです。
VTに投票しつつ、でもオルカンが一位になることを期待しています。

2021年11月1日月曜日

2021年10月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
・Vanguard Emerging Markets Government Bond ETF(VWOB)


●感想
10月はVWOBを購入。これにて10ヵ月連続で
海外債券となります。

岸田首相の金融所得課税発言により日本株は下落、その後円安で海外ETFは上昇、そして日本株もちょっと持ち直し。結果、資産総額は過去最高を更新となりました。

でも円安で資産が増えるよりも、米国株上昇で増えたほうがなんとなくうれしいです。円安で増えるのは実態が伴っていないというか、一時的なものというか。よくわかりませんが。

来月ですが、日本株式と海外債券の乖離率がほぼ同じなので、円高ならば海外債券、円安ならば日本株式を買うことになりそうです。

もし日本株式を買うとしても債券ETFからのドル分配金が毎月あるので、これを円転させるのは為替手数料がもったいないです。よって、毎月の新規投入分で日本株式を買うけど、分配金で海外債券も買うことになると思います。

とは言いつつも先のことはわからないので、月末になった時点で考えます。そして何があっても必ず買います。

2021年10月25日月曜日

【投資遍歴】10.過去に保有していた個別株

たくさん持つことが分散だと思っていました。でも株式、債券、地域、業種なんてものは全く考えていませんでした。子供の切手収集みたいなものです。たくさんあればそれだけで喜んでいたのです。


初めて買った株の東電とソニーもそれぞれ200株以上ありましたが、100株だけ残して売却、得たお金で他の株を買ってさらに分散。ただただ銘柄を増やしていました。


思えば、買った株が値上がりしても100単位株だけならば大きく増やすことは出来ません。そしてそこまで分散するならば、インデックスを買ったほうが分散の規模も手間も全てにおいて優れています。でも当時はインデックスを知らなかったのです。残念ながら。


過去に買った個別株をまとめてみました。なお、詳細は覚えていないので適当です。


るいとうで買った株:

東京電力、ソニーミュージック、トヨタ自動車かディスコ(ミニ株と一緒にして単位株にしたはず)


ボーナスで買った株:

桑山、新日本空調、ライト工業、サトー、サカタのタネ、サンリツ、セブン銀行(よく覚えてないけどたぶん持っていたはず)


ミニ株で買った株:

セガサミー、ディスコ、トヨタ自動車、ディスコ、浜松ホトニクス


優待狙い:

テンアライド、ピエトロ、マツモトキヨシ、オリジン東秀、ビックカメラ、ブックオフ、三菱UFJ銀行

自分が普段利用している会社の株を買えば自分が買うたびに利益貢献して、それが配当金として戻ってきて、さらに優待が貰える、だからベストと信じていたことがあって優待投資をしていた時期もありました。


IPO:

モリモト

IPOは儲かると思って抽選に参加したけど全然当たらず、でも唯一当選した株。(その後、倒産しました)


他にも保有していたと思いますが、思い出すことが出来ません。長期間にわたり、このような一貫性のない単なる寄せ集めの株式投資をしていたのです。恥ずかしい限りです。

(続く)


※2023年7月8日追記
ボーナスで買った株としてHOYAを保有していたことを思い出しました。

確か株主総会の翌日に決議通知が届いたけど、数日後に修正されたものが送られてきたのです。創業家から了承を得られなかったからと後日報道で知りました。


※2024年2月25日追記
マネックスのサイトから過去の売買記録をDLしたらさらに買っていました。

ウエスコ、横河工事、明電エンジニアリング、明電舎、ファナック(ミニ株)、サミー(ミニ株)、ゼンリン、NTTドコモ、ヤフー、マネックスBH、フジシール、武田薬品、楽天


ミニ株以外はボーナスが出るたびに買っていたのだと思われますが、ウエスコから明電舎まではまだ給料が安かった頃だったのでしょう。低位株ばかりです。


ファナックとサミーはミニ株。サミーは途中でセガサミーになりました。


ゼンリンから楽天までは給料が上昇して以降に購入したものだと思われます。それにしてもゼンリンとフジシール以外は全く記憶にありません。まさかヤフーとか楽天を買っていたとは。


これで全てだと思われますが、それにしても黒歴史です。本当に恥ずかしい。

2021年10月11日月曜日

【投資遍歴】9.高コストファンドを買っていた

野村ファンドネット証券では『ダ・ヴィンチ』を買っていました。


その後ファンドネットからマネックスに移してからも、インデックスに出会うまで積み立てを続けていました。今の手数料を調べると信託報酬2.2%。信じられないぐらいの高コストです。あり得ません。でも長い間大切なお金をドブに捨てていたのです。


マネックスではHSBCインドオープンと、HSBCチャイナオープンを買っていました。たぶん積み立てで買っていたと思います。そして信託報酬は2.2%。これもあり得ません。どちらも利益が出ているときに分散のために一部売却して、インデックスに出会ったあとは全てインデックスファンドに移しました。


そして極めつけは、マネックスが独自に開発した『Monex-HFR プライベートエクイティファンド&ヘッジファンド・インベストメンツ 2006 (愛称:プレミアム・ハイブリッド 2006)』。


当時のプレスリリースを見つけました。


当ファンドは、プライベート・エクイティ(非上場株)・ファンドとヘッジファンドへの分散投資を通じて 投資効率の高いオルタナティブ運用を行い、長期的な絶対収益の獲得を目指す商品です。従来は、 機関投資家など一部の投資家にしか投資機会がなかった運用商品を個人投資家のために業界で初めて 50 万円より投資可能といたしました。当ファンド運用上の主な特徴は、(1)設定時のファンド資産の 70%を 上限に、世界有数のプライベート・エクイティ・ファンドへの投資を行うこと、(2)プライベート・エクイティ・ファンド投資 とヘッジファンド投資とを組み合わせたポートフォリオ運用を行うことにより、市場の環境や投資状況に 応じた効率的な資金運用を行うこと、 (3)地域、戦略の異なる数多くのファンドへの分散投資を通じて、 リスクを抑えつつ絶対収益の獲得を目指すこと、の三点にあります。


「プライベートエクイティ」「ヘッジファンド」「オルタナディブ」「機関投資家」、意識高い系の言葉が並んでいます。


そして販売内容も強烈で、

50万円以上から購入可能、

2006年12月15日から2012年5月の買戻日までは買戻し(中途換金)不可、

2011年12月以降、年2回(6月、12月)に買戻しの申込が可能、

ただし2012年と2013年における買戻しには買戻し手数料(信託財産留保額:買戻された受益証券一口当たりの純資産価格の2.5%)を負担、

買戻しの申込日から適用される受益証券一口当たりの純資産価格が決定するまでに5ヶ月以上の期間を要する、

償還期限15年、

申し込み手数料2.625%、管理報酬0.03%、受託会社報酬0.02%、投資運用報酬0.5%、投資顧問報酬0.8%、事務管理報酬0.1%、保管報酬0.02%。代行協会員報酬0.05%、販売会社報酬0.45%、その他費用0.36%、初年度の合計はなんと4.955%。


こんなファンドを買っていたのです。買う前に信託報酬を確認することなく、逆に高いコストほど儲けさせてくれると信じていました。本当に大馬鹿者です。当時に戻れたらぶん殴ってでも買うのをやめさせます。


インデックスに出会った後もこれだけは高額手数料のせいで売却に躊躇しました。

かなりの期間赤字でしたが、最後はアベノミクスの波に乗り何とかプラスに持ち込んで売却。たぶん買い戻し手数料のかからない2014年だと思います。

プラスと言ってもインデックスに投資していたらもっと利益を得ていたことでしょう。


ダ・ヴィンチ、HSBC、プレミアム・ハイブリッド。この頃は本当に無知で馬鹿でした。

(続く)

2021年10月1日金曜日

2021年9月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)


●感想
9月も債券ETF、BNDを買いました。これにて9か月連続で債券ETFの購入となります。

実はVWOBのほうが乖離率が大きかったのですが、マネックスの「米国ETF10銘柄対象 米国株定期買付応援キャンペーン」の対象ETFにBNDが含まれているので、コスト優先ということでBNDに変更しました。

9月はバンガードETFから多数の分配金が支払われたので、いつもより購入金額が多くなりました。こういう時に手数料全額キャッシュバックの恩恵を最大限受けることが出来たのは非常に良かったです。

キャンペーンは9月末で終了のため、10月はBNDではなくVWOBを買うことになりそうです。

いいかげん海外株式を買いたいです。でも何はともあれ月末になれば必ず買います。

2021年9月27日月曜日

【投資遍歴】8.あれこれ証券口座を開いていた

初期のマネックスは投資信託のラインナップが弱かったのと、他の証券会社のほうが購入ポイントが貯まったりしたので、ボーナス等で個別株を買うときはマネックス、投信の積立はマネックス以外と使い分けていました。 


まず、野村ファンドネット証券を口座開設しました。投信を購入するとポイントが貰えて、そのポイントでMMFが買えました。というわけで、投信はポイントが貰えないマネックスではなくファンドネットで買っていました。たしか公社債投信とダ・ヴィンチだと思います。 その後ファンドネットが野村証券に吸収されるときにマネックスに移管したか、そのまま解約(売却)をしたと思います。


 野村もこのままファンドネット証券を続けていれば、いまごろネット証券業界での立ち位置は変わっていたのかもしれません。もったいないことをしたと思います。 


楽天証券の前身、DLJディレクトSFG証券も開設(したはず)。郵送で取り寄せた口座開設資料はモノトーンの渋いイメージだったと記憶しています。しかし、開設したと思っているのですが、それならその後、楽天証券になったときのことを覚えているはずなのに全く記憶なし。一方でDLJがマネックスに買収されて手続きなしで自動で名寄せされたのでラッキー!と思ったことを記憶しています。 


ところがWikiで調べると、マネックスに買収されたのはDLJではなくセゾン証券になっているので、そうなるとセゾンを開設していた? でもセゾンのことは全く記憶にないです。 ということは、DLJは口座開設資料を取り寄せただけか、開設したけどすぐに解約しただけなのかもしれません。この辺の記憶が曖昧です。 


今のうちに書いて残しておかないとどんどん忘れちゃうかも、というのがこの投資遍歴を書く一つのきっかけになっています。 (続く)

2021年9月20日月曜日

2017年一般NISAのロールオーバー手続き完了

2017年の一般NISAのロールオーバー手続きをしました。


マネックス証券から資料が送られてきたので、必要事項を記入、返送して終了。

日付、名前の記入と、「全てロールオーバーする」にチェックを入れるだけ。毎年思うことですがWebで手続きできないのが不思議。
そして送られてくる封筒もA4サイズ、送料の無駄。これらコストは結局のところ利用者負担で成り立っており、コスト削減すれば還元することが可能なはず。

2017年一般NISAは、投資額120万円に対して約192万円になっています。このまま年末まで120万円を超えていればプラスでロールオーバー、もし120万円以下になったとしてもロールオーバー&追加購入します。

何があっても絶対に永久保有です。

2021年9月13日月曜日

【投資遍歴】7.マネックス証券との出会い

1999年、ついに日本にもネット証券が誕生しました。


ネット証券が解禁されることは新聞で知りました。証券会社の候補は何社かあったと思いますが、ソニーが資本参加しているということでマネックス証券で口座開設しました。ここでもソニーの名前に惹かれてしまったのです。初めて買った株もソニーミュージックだったし、どこまでソニーブランドが好きなんでしょう。内容ではなくブランドで選ぶという、選択の仕方としては最悪です。


口座開設資料の請求は新聞広告か、当時たまに購入していた月刊投資情報誌『あるじゃん』(リクルート)を見てだと思います。ちなみに、『あるじゃん』はまだ出版されていると思っていましたが、調べたら2012年で休刊しておりました。全く知らなかったのも、2012年にはインデックス投資に没頭しており、その他投資情報には興味がなかったからです。


マネックス開設後は主にこちらでトレード。しばらくは大和でるいとうとミニ株を続けていたかもしれませんが、その後すべてマネックスに移管しました。


というわけで、文句たらたら言いながらもマネックスとは開業当時からのお付き合いとなります。

(続く)

2021年9月1日水曜日

2021年8月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
NEXT FUNDS TOPIX連動型 上場投信(1306)
・Vanguard Emerging Markets Government Bond ETF(VWOB)


●感想
8月は1306とVWOBを購入。海外債券は8ヵ月連続購入となります。

直前まで海外債券と国内株式の乖離率が拮抗しておりましたが、購入日前日に計算したところ、わずかに国内株式が悪化。ここはルールに従って1306となりました。

国内株式を購入するのは2019年6月に1348を買って以来となります。(2020年3月の損出しのための売買は除く)

8月は1306の年一回の配当支払い月なので、そのまま再投資したことになります。マネックスが為替手数料無料キャンペーンを行っているとはいえ、円をドルに換えることなく再投資できたことはよかったと思います。

ちなみに、1306は段階料率の導入と、名称も従来の「TOPIX連動型上場投資信託」から「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信」に変更されていました。経費率は0.121%だったのが今は約0.07%。ありがたいことです。

でも購入時に問題発生。外国株取引口座にも若干の日本円があるので、それを証券総合取引口座に戻して合算して1306を購入しようとしたのに資金移動ができません。思い起こせば2019年5月にも同じことがありました。

資金拘束の時間帯なのかどうか調べましたが、とにかくわかりにくい。そしてマネックスのFAQにも書かれておらず、メールで問い合わせようと思いましたが、その前にチャットボットで質問してみました。

そうしたら、「※米国株円貨決済の自動連携を利用していると、日本円が米国株取引の資金として拘束されてしまうため、振替可能額が0円となっている場合があります。とのこと。そんなことはサイト内に一切書かれていません。

いつものことですが、マネックスはとにかく使いにくいうえに説明不足、その罠に嵌ってしまいました。昔から相変わらずなので、改善を期待するのは無理なのかもしれません。

結局、連携を解除するのも面倒になり、外国株取引口座内の円とドルはいつも通りに海外ETFに投入、乖離率が二番目に大きかったVWOB購入となりました。

手数料を抑えるために毎月一銘柄しか買わないようにしています。(損益通算時は除く)
複数銘柄を購入するのは2019年6月以来となります。その時も今回と同じく外国株取引口座から出金できなかったから。やれやれです。

マネックスの愚痴を書くぐらいならばSBIや楽天に乗り換えればいいことは理解していますが、それも面倒です。どうしたものだか。

なにはともあれ月末になれば必ず買います。

2021年8月30日月曜日

【投資遍歴】6.生命保険にも入ってしまった

今だったら絶対契約しないものナンバーワン、生命保険にも加入してしまいました。


まずは安田生命(現明治安田生命)。保険のおばちゃんに押されて。社会人になったら保険ぐらい入ったほうがいいのかなという勝手な言い訳を自分で作り上げて入ってしまったのです。本当は押されただけなのに。でも、ちょうど週刊誌が保険特集を組んでおり、一番お得なのは個人型年金と書かれていたので、特約無しで加入しました。利率は準お宝保険ぐらいのものです。個人型年金&特約無しなので、おばちゃん的には美味しいお客ではなかったと思いますが、そこはお互いさまということで。


個人型年金の利率は一番高い時期で約6%あったそうですが、例えそうでも今だったら加入しません。保険会社の手数料を引いたうえでの利率6%です。本当の利率は3%以下だと思います。手数料が高すぎです。


インデックス投資に出会ったあと解約しようと思いましたが、高い手数料でも当時の債券の金利よりは高かったので払い済みにして放置中です。


その後、さらにプルデンシャル生命にも加入しました。こちらは保険のおじちゃんに押されて。しかも利率変動型生命保険。たしか同じ内容の固定利率と比較して約1500円か3000円高かったと記憶しています。この頃は最高値からの1/3ぐらいの利率。でもいつかは高利率に戻ると信じて利率変動型に。最初は特約でケガ、疾病、がんを付けていました。途中でがん以外を解約、そして全期前納にしてすべて支払い、その後一部減額(解約)して放置中。途中で払い済みに切り替えようかと思いましたが、全期前納後はできないのと、特約が解約されてしまうので(がん保険が非常に有利な内容なので)、放置にしました。もっともがん保険が有利と言っても、本当は無駄なのかもしれませんが。


こちらも全部解約を検討しましたが、やはり当時の債券金利よりは高かったので、放置中です。


いまだったら個人型年金は加入せず、生命保険は掛け捨てにして、ある程度の資産を築いた後は解約していたと思います。

(続く)

2021年8月16日月曜日

【投資遍歴】5.株以外の商品も買っていた

いつかは家を買うと当時は思っていたので、公庫融資の増額と公庫物件の抽選倍率が優遇される、住宅金融公庫の「つみたてくん」をしていました。


これは全員が買えるのではなく、申し込み多数の場合は抽選だったと記憶しています。でも私が応募したときは無抽選だったはずです。内容は、年2回、毎回約20万円積み立て、積立期間5年、計11回積み立て。若手の頃はボーナスがほとんどつみたてくんで消えていたので本当に辛かった。


結局5年間積立を行い、その後5年間解約せず放置、満期になって解約しました。償還後はそのままJ-REITに投入したので、いまのリートETFの原資になっています。


今は住宅を買う気なんて全くありません。とは言えつみたてくんをしたことは無駄だったとは思っておらず、良い面もありました。まず、当時の債券は金利が良かったのです。すべての資料を捨ててしまったので詳細はわかりませんが、割引率1%後半から2%ぐらいだったはずです。今の債券では考えられない高金利です。なによりもボーナスを無駄遣いせずに投資に回すという習慣が身についたことが良かったです。

(続く)

2021年8月2日月曜日

【投資遍歴】4.当時の株の選び方、買い方

ボーナスが出ると100単位株で(当時は単元株とは呼びませんでした)、株価数百円、合計数万円で買える株を買っていました。


この頃は給料が安かったので高いものは買えなかったからです。でも株は欲しかったので、いわゆる低位株を買っていました。選び方は超適当。業界研究も業績も調べず、四季報で無借金の会社を選んでいただけです。買える値段の株の中で優良企業を、といっても配当金と有利子負債額しか見ていませんでした。


これまた高額な手数料のミニ株も買っていました。単位株の1/10から買えるというものです。るいとうでは時間がかかりすぎ、単位株では高すぎて買えないものをミニ株で買っていました。


ミニ株で買っていた銘柄は忘れてしまいましたが、たぶんトヨタかディスコだと思います。るいとうは東電、ソニー以外にトヨタかディスコも買ったと記憶しており、その後ミニ株を始めた時に過去のるいとう分とミニ株を合算して100株にしたものがあったからです。


そして株と言えば持株会にも入っていました。今だったら加入しません。加入するとしたら莫大な上場益が狙えそうなベンチャーとか、かなりの優遇措置を導入しているかだと思います。当時も補助があったと思いますが、3%か5%ぐらいだったと思われます。

(続く)

2021年8月1日日曜日

2021年7月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)


●感想
7月も債券ETF、BNDを買いました。これにて7か月連続で債券です。

実はVWOBのほうが乖離率が大きかったのですが、マネックスが手数料がキャッシュバックされる「米国ETF10銘柄対象 米国株定期買付応援キャンペーン」を開始、対象ETFにBNDが含まれていたためコスト優先ということでBNDに変更しました。
BNDはVWOBの次に乖離率が大きかったので、ちょうど良かったです。


さて、ひたすらアセットアロケーションに沿って毎月買い続けていますが、海外債券について本当は悩んでいます。

長期で投資するなら債券よりも株式です。国内債券(現金)も「生活防衛資金+年間生活費×n年分」あれば、それ以上は必要ないと思います。

ましてや無配当の投資信託ではなく分配金が払われるETFが中心なので、日々の生活資金は分配金で賄うことが可能です。

海外債券もかなりの評価額となりました。果たして今以上に保有する必要性があるのか?

債券は暴落時のクッションとは言いますが、いままで暴落時に狼狽売りしたことは一度もありません。その胆力は持っています。すべての評価額が半分になったとしても、嬉々として損益通算に励むだけです。

目標に対して海外債券の比率が低いままであれば、今年は債券イヤーと割り切って買い続けるかもしれません。

でも、将来を見据えて比率を変更することも検討したいです。

しばらくは悩み続けますが、悩んでいる間でも月末になれば必ず買います。

2021年7月19日月曜日

【投資遍歴】3.初めて買った商品

 まずは自動引き落としで毎月5万円からスタートさせました。


 内訳は、公社債投信3万円、株式累積投資(るいとう)で東京電力1万円、ソニーミュージック1万円です。 当時は社会人になったばかり。資産なんてほとんど持っていません。ゆえに公社債3万円を選んだのは正しい判断だったと思います。 ちなみに、この公社債投信は中期国債ファンドだったのでしょうか? もう覚えておりません。 


この頃は株を買うには直接個別株を買うしかないと思っていました。そこで選んだのが、毎月一万円から買える株式累積投資「るいとう」です。会社の持株会のようなものです。 


東電を選んだのは、手堅くて絶対につぶれることのない会社として。そして手堅い会社を選んだのだから、もう一つは今どきの会社としてソニーミュージック。これらも特に考えがあったわけではありません。東電は初めから買おうと思っていましたが、ソニーミュージックのことは考えておらず、その場でなんとなく決めました。ただ単にソニーの名前に惹かれただけです。 


東電は単位株になった時に一部売却しましたが、東日本大震災の時まで持ち続けていました。 ソニーミュージックは途中でソニーに併合。これも途中で一部売却したけど、インデックスに出会うまで持ち続けていました。 


手数料が高額なるいとうをやっていた時点でダメな芽が出ていた証拠です。ここからしばらく、というかインデックス投資に出会うまで長い暗黒時代が続きます。 

(続く)

2021年7月5日月曜日

【投資遍歴】2.証券口座を開設してみた

社会人になってすぐに証券口座を作りました。


まだネット証券が存在していなかったので、自宅でも会社近くでもない某繁華街にある大和証券で開設しました。


店内に入った時、そこには今まで見たことのない異次元空間が広がっていました。ロビーに置かれたソファーに座り、株価ボードを見つめる爺さん婆さんが沢山いたのです。今から思えば、毎日出入りして株価ボード見て一喜一憂して、ちょっと上がれば売り、ちょっと下がっても売り、息子や娘ぐらいのスタッフに講釈を垂れて、少ない資金のほとんどを手数料で溶かしていた人たちだったと思います。そしてスタッフからは心の中でゴミと馬鹿にされていたのでしょう。今でもこの手の人々はいるのでしょうか?


そんな人たちの間を通り抜け、カウンターで口座開設をお願いしました。隣は同い年ぐらいの若者。「こんどウチの両親にも挨拶させてよ」みたいなこと言っており、「同年代なのになんでそんなにお金持ちなの??」とビビりました。これも今から思えば、偉そうにスタッフと話していたけど本当の金持ちなら外交員が自宅に行くはずだから、自分では大きなお金を動かしていると思い込んでいるだけで普通の人だったのだと思います。


当時の店頭はまさに場末の鉄火場みたいなところでした。

(続く)

2021年7月1日木曜日

2021年6月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
・Vanguard Total International Bond ETF(BNDX)

●感想
6か月連続で債券ETF、先月はBNDXを購入。

6月は各種ETFの分配金が支払われたのと、わずかながらボーナスが出たことから、いつもよりも多めの購入となりました。

今年も既に半年が過ぎました。そして今年は債券ETFしか買っていません。ここまできたら残り半年も債券ETFだけ買い続けたい気分になってきました。まさに債券イヤーです。

この先どうなるのかわかりませんが、月末になればルールに従って黙々と買います。

2021年6月21日月曜日

【投資遍歴】1.投資を始めようと思ったきっかけ

最近、加齢のせいか物忘れが多くなってきました。


昔のことを思い出そうにも思い出せません。昔のことだけでなく、今まで続けてきたことも忘れてしまいます。マネックスに毎月のお金が振り込まれたので、米国ETFを買おうとしましたが買えません。資金を外国株口座に移動させるのを忘れていたのです。もう10年以上米国株を買っているのにもかかわらず。(ところでこのシステム、改善できないのでしょうか?)


これら加齢なので諦めていますが、今のうちに備忘録として過去の投資遍歴について記しておくことにしました。


学生の頃から読書が趣味でした。ジャンルは問わず何でも読んでいました。わずかですが金融の本も読んでいました。


どの本だったかは忘れましたが、株で一番儲けた人は売らずに持ち続けた人、例えばセブンイレブン、公開時からセブンイレブン株を持ち続けていたら2億円になっているとか(金額はうろ覚え)、インフレ率を唯一上回っている資産は株だけとか、そんなことが書かれた本を読んで社会人になったら証券口座を開こうと思っていました。

(続く)

2021年6月8日火曜日

持株会を継続することにしました

優遇策に惹かれて2018年から再開した持株会、継続することにしました。


3年縛りの優遇策が終わるにあたり、会社としては継続させたいから新たな優遇策を導入するだろうなと思っていました。そうしたら案の定、新たな優遇策を発表。


前回は「3年続けるならば先払いでXX株付与」でしたが、今回は「3年続けるならば毎年の業績に応じて後払いでYY株付与」というものです。


前回は先払いだったので途中で退職しても貰えたし(返金する必要なし)、業績も関係ありませんでした。


今回は年度ごとの後払いなので、最低でも一年間は続ける必要があります。そして業績連動なので貰えない可能性もあります。ただし、無料付与数の合計は前回よりも上。なので、継続条件が厳しくなった代わりに、株数は増やしたようです。


先のことはわからないし、給与と資産を同一にしたくないとは思いますが、積立額はミニマムに設定していること、総資産にほぼ影響を与えない範囲であることから継続することにしました。


前回も3年後は在職しているのか含めてどうなっているのかわからないと思いましたが、今回もやっぱり3年後はどうなっているのかわかりません。でも、とりあえず目先の利益に食いついてみることにしました。

2021年6月1日火曜日

2021年5月の売買記録

(1)売却

・なし


(2)購入
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)

●感想
5月は日米で株価急落がありましたので、いよいよ株式ETF購入か!?と思いきや、やっぱり債券ETFのBND購入となりました。これで5か月連続で債券となります。

これからインフレになるから債券は不利という記事を多く見かけるようになりました。確かにそうなのかもしれません。でも本当にそうなるのかわかりません。

今できることは、決められたルールに従って月末になれば買うだけです。

2021年5月28日金曜日

マネックスの米国株定期買付サービスはちょっとガッカリ

昨日、日経に「マネックス証券、米株の定期買い付けサービス」との報道が出て思わず前のめりになりましたが、ちょっとガッカリ内容でした。


本日、正式にマネックス証券Webサイトにお知らせが掲載されました。


「配当金再投資サービス」は、米国のDRIP(Dividend Reinvestment Plan)制度には該当いたしません。税制優遇の措置は受けられず、当該サービスを利用し約定した際には所定の買付手数料が必要となります。


税金は仕方ないと思います。証券会社が提供している株式累積投資でも会社の持株会でも、配当金は税金を払ったうえでの再投資になっています。


残念なのは買付手数料がかかること。配当金の再投資分は買付手数料無料にして欲しかったです。


いまは配当金(分配金)は同一銘柄ではなく乖離率の一番大きい銘柄に再投資しているので、配当金再投資サービスのデメリットはリバランスの効率が悪くなることです。

それでもコストが下がるならば良かったのですが、リバランスの効率が悪い上にコストは変わらないとなると使うメリットが見出せません。


「所定の買付手数料」の”所定”が既存の手数料体系なのか、それとも新設されて安くなればいいのですが・・・

詳細は後日発表とのことなので、多少の希望は持っておこうと思います。


他社が同サービスを提供するまでは手数料は取るんでしょうね。楽天やSBIも早く同サービスを提供してコスト競争を起こしていただきたいです。


(2021年6月2日追記)

所定の手数料とは既存の手数料体系のことでした。残念です。

2021年5月1日土曜日

2021年4月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
・Vanguard Total International Bond ETF(BNDX)

●感想
四か月連続で債券ETF、先月はBNDXを購入。

株価絶好調ということは、アセットアロケーション上で乖離率が大きくなるのは債券となります。それは仕方ありません。

でも、BNDXはポートフォリオの中で一番分配率の低いETFです。約17%は日本債券なので、これも仕方ないのかもしれません。

しかし長期で見れば債券よりも株式に投資したほうがキャピタルゲインは絶対に大きいです。そしてキャピタルゲインを諦めて債券に投資しているにもかかわらず、インカムゲインは一番低いのです。

何か損しているような気がするのですが、ほかに代案がないこと、そして自分の決めたルールに従うこと、ゆえにBNDXとなりました。

今年は債券イヤーになりそうです。とは言うものの、何があっても月末になれば買うだけです。

2021年4月1日木曜日

2021年3月の売買記録

(1)売却

・なし


(2)購入
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)

●感想
3月も債券ETF、BNDの購入となりました。これで3か月連続で債券となります。

3月は通常の積み立て分だけでなく、確定申告の還付金、ポートフォリオで最大となるVT、そしてその他ETFからの分配金により、いつもよりも多めの資金投入となりました。

また、去年ひたすら買い続けたRWRからも多くの分配金が支払われました。やはりどんなことがあっても買い続けたこと、そしてリバランスしたことが、その後の結果に結びついたのだと思います。

一方で失敗していたことも発覚しました。

景気が回復したのか、それとも去年が悪すぎたのかわかりませんが、各ETFからの分配金は増配でした。
で、去年は幾らだったのか履歴を見たところ、同時期のVWOとRWRの分配が見当たりません。どうやら損出しして一時的にEEMとIYRに乗り換えた時期が権利落ちと重なっていたようです。もったいないことしました。
(ただし、IYRは分配金が貰えてました)

本当はVTI、VIG、VDC等の株式ETFが買いたいですが、焦らずにアセットアロケーションに沿って黙々と買うようにします。

そして何があっても買い続けていきます。

2021年3月5日金曜日

2020年分の還付金を受け取りました

先月行った確定申告の還付金を受け取りました。

今年は10日間で受け取り。例年の約半分、過去最短です。


受け取った金額は昨年の約半分。月末に定例の積み立て分と合算して再投資します。


たぶん債券ETFになりそうです。

2021年3月1日月曜日

2021年2月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
・Vanguard Emerging Markets Government Bond ETF(VWOB)


●感想
2月の乖離率ナンバーワンはVWOB、よってVWOBを買いました。

過去ログで調べたところ、2019年11月以来の購入でした。(2020年の損出しは除く)

1月はBND、2月はVWOBと債券ETFを二か月連続で購入となりました。世界各国で株価が好調、そしてREITも復調なので、今年はひたすら債券ETFを購入する一年になりそうです。

とは言うものの先のことはわからないので株式ETFを買うことになるかもしれませんし、昨年のようにREITを買うことになるかもしれません。

何はともあれ月末になれば必ず買います。

2021年2月23日火曜日

2020年分 確定申告 完了

2020年の確定申告が終了しました。


今年もe-TAXを利用しました。今年からクロームに対応しており、さらに使いやすくなりました。その他項目も年々改善されているように感じます。


計算の結果、今年の還付予定額は去年よりも大幅減となりました。理由ははっきりしており、海外ETFからの分配金は増える一方で給与は激減して住民税が減ったからです。その結果、住民税から還付される外国税が大幅減になりました。


来年はさらに給与が減る予定なので、総合課税にして住民税申告不要制度の利用を検討する必要があるかもしれません。


ところで、個人の場合は正確には確定申告ではなく還付申告であり、還付申告であれば1月から申請できることを知りました。


ちょっとでも早く還付されたほうが有利なので、来年は一月に申告したいと思います。

2021年2月1日月曜日

2021年1月の売買記録

(1)売却

・なし


(2)購入
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)

●感想
2021年第一回目の買い付けはBND。

2021年1月に支払われると思っていたVT等の分配金が2020年12月だったため、買い付け額は昨年同月比で大幅に減少しました。2021年の配当金総額は2020年を下回りそうです。

何はともあれ愚直に買い続けていきます。

2021年1月6日水曜日

資産推移(2020年版)

今までの資産推移をグラフにまとめてみました。


1.資産総額推移

2010年5月以前から投資はしていますが、記録を取っていませんでした。因みに記録を取り始めたきっかけはインデックス投資を始めてからです。また、それぞれ月初の数値となっておりますが適当です。

長期で見るとコロナショックは小さな凹みであることに気づきます。




2.月別配当金推移
2020年は1月と12月に大きく伸びています。これはVTからの分配金となります。



3.年間配当金総額推移
2018年以前の詳細データが残っていなかったため、これも適当です。でも順調に伸びているのが分かります。




2021年もひたすら買い続けて、地道に増やせればと思います。

2021年1月3日日曜日

2020年の売買回数ランキング

 今年も2020年にどれだけ売買したのか数えてみました。


約定が12月で受渡日が2021年であっても2020年分としてカウントしました。

■売却ランキング
1回 RWR、VTI、VGK、VDC、VWO、VWOB、IYR、EEM、1348,eMAXIS先進国リート


■買付ランキング
8回 RWR
2回 BND、VGK
1回 IYR、VOO、VDC、VWOB、EEM、VWO、1306、楽天VT


ほとんどが一回の売買のみで、効率よく損出しした結果です。

それにしてもRWRは買付8回と突出しています。2020年はまさにRWRの一年。

今年もひたすら買い続けます。

2021年1月2日土曜日

2020年の振り返りと、2021年の課題

 ■2020年の振り返り

2020年は誰もが予想しなかった、まさかまさかのコロナショックの一言かと思います。
当然ながら株価は急落、でも年末にかけて元に戻し、そしてさらに大幅続伸。

まず、3月にここぞとばかりに損益通算に励み、2020年の配当金/分配金にかかる税金全額還付、高コストのeMAXIS 先進国リートインデックスを全額RWRへ乗り換えと、嬉々として損出しに励みました。

4月以降は乖離率ナンバーワンのRWRをひたすら買い続けました。毎月RWRを買って、ただでさえ暇なインデックス投資なのに超暇な日々でした。

その結果、2020年2月の資産総額と比較して3月には約22%もの大幅な下落を食らったにもかかわらず、11月後半には過去最高の資産総額となりました。

自分にとっての投資KPI三種、資産総額は過去最高を更新、配当金総額も過去最高を更新、損益通算は全額還付と三冠達成。最高の一年となりました。


それにしても、コロナ禍はまだ収まっていないのに株価が上がるというのは、世の中のオンライン化が進んでいる証拠と感じます。ビジネスモデルというか仕組みが変わりつつあるというか。もちろん本当かどうかわかりません。そして、だからといってハイテク株を買うつもりもありません。

自分にとってできることは、
月末になったら機械的に買い続けることだけです。もしかしたら高値で買っているのかもしれません。コロナショックは再び起きるかもしれません。でも先のことはわかりません。長期で見れば必ず右上がりになることを信じて、ひたすら買い続けます。

・配当金総額について
コロナの影響かもしれませんが、一部ETFの分配金が減額されたにもかかわらず総額は過去最高となりました。これはひたすら買い続け、株数を増やし続けた結果だと思います。

2020年12月にVDCの分配金が振り込まれた時点で過去最高となり、その後2021年1月だと思っていたVTの分配金が12月に振り込まれたことで、大幅な増額となりました。
VTの分配金は年間4回のところ2020年は5回となったので、2021年は実質3回になるはず。その反動で2021年の総額は減るかもしれません。

・損益通算について
2018年の損出しは日計り計算を知らずにもったいないことをしたので、去年は一旦違う銘柄を買うことを行いました。その結果、効率の良い損出しができた半面、手数料を抑えるために買い戻すのを遅らせたところ、その間に急激に株価が上がってしまい買い戻しが出来なかったのがVTI。VTIからVOOを一旦購入、翌日にVTIに戻せばよかったのに失敗しました。その結果、いまだにVOOのままです。

また、マネックスの資産額の反映が遅いため、マイナスだと思って売ったのに実はプラスで利益が出てしまったのはEEM。EEMはxx万円の利益を出してしまいました。もったいないことしました。

それにしてもマネックスの資産額の反映は遅すぎます。トレードステーションは即時反映と言われても、為替もすぐに反映してもらえないと日本円での損益がわかりません。早く改善していただきたいです。

■2021年の課題
なにがあっても毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月末になれば買います。

・VTIへ乗り換え
前述の通り、VOOからVTIに戻します。ただし、かなり厚い利益が出ているので、コロナ級の下落がないと難しいかもしれません。

・国内債券の購入
これが一番の悩みになっています。
実は乖離が一番大きいのは国内債券でした。10%目標が8.5%ぐらいになっています。本来であれば国債を買うところですが、ゼロ金利であること、そして日本財政の不信感から買うことに躊躇しています。

そこで、アセットアロケーション上には載せていない決済用現金と合算して10%という勝手な解釈により、未だに国内債券以外を買い続けています。

もし合算しても10%を下回った時は、たぶん国債ではなく銀行預金を増やすことになると思います。というのも、資産は全突っ込み状態で、現金をほとんど持っていないためです。国債より前に現金の確保。でもETFを買うのが楽しいのに、それを減額して預金に回すのは何となく悲しいです。


繰り返しとなりますが、今年も毎月ひたすら買い続けます。

2021年1月1日金曜日

2020年12月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
SPDR Dow Jones REIT ETF(RWR)

●感想
12月は通常の入金以外に、ボーナス、配当/分配金、そして損益通算による還付金により、いつもよりも大きな金額の投入となりました。

そのため、先月の乖離率ナンバーワンのVWOBではなく、乖離額ナンバーワンのRWRを購入。

一方、一般NISAは無事に120万円超えでロールオーバーとなり、追加投入はありませんでした。


2020年はひたすらREITを買いました。REITはコロナ前の価格に戻っていませんが、追加投資を繰り返した結果、先月にアセットアロケーション上では元の水準に戻りました。

やれやれこれで今後は米国株式ETFを買えるようになると思ったら、ダウがさらなる続伸。またしてもREITとの差を広げてしまいました。

今回大きめな金額をREITに投入したことにより、今度こそはREIT以外のETFを購入できそうです。ただし、REITの次に乖離率が大きいのは債券ETFなので、株式ETFはしばらくお預けになりそうです。

何はともあれ、月末になったら必ず買います。