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2025年1月3日金曜日

2024年の売買回数ランキング

 2024年にどれだけ売買したのか数えてみました。


■売却ランキング
なし

■買付ランキング
14回 VT

売却無しは当然として、定例12回の買付以外にボーナス入金時に一回とクーポン消化で一回の合計14回となりました。

2024年は無駄なく買うことが出来ました。暇な投資は良いことです。

2025年も暇でありますように。

2025年1月2日木曜日

2024年の振り返りと、2025年の課題

 ■2024年の振り返り

香港駐在3年目となる2024年もひたすらVTを買い続けました。

もはや単にVTを買うだけの投資になっているので特筆することは何もありません。

そして相場はさらに円安が続いており、年初の140円台から150円台が当たり前になってしまいました。当然ながら資産も円ベースでは大きく増えました。

でもこれは見た目だけの増加です。ドルベースでは微増です。そして新規に購入できる口数は減っていることになります。かつては1HKD=13円でした。円高の時に赴任したかったです。残念。

とは言いつつも悔やんでいても仕方ありません。いつものことですが自分にとってできることは何があってもひたすら買い続けること、そして毎月購入することです。

・配当金について
FUTU証券で保有しているVTの分配金に30%の税金がかかります。昨年は香港市場に上場しているS&P500に連動するETFを見つけましたが、VTのほうがコストが安いことがわかりました。これでVTを買い続けることで腹をくくりました。


■2025年の課題
毎度同じですが、なにがあっても毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月初になれば買います。落ちるほど安く買えるので、もっと落ちて欲しいです。暴落大歓迎です。

・赴任延長
2025年3月末に帰任かと思っていましたが延長となりました。これにてVT購入も延長となります。
延長期間は1年なのか2年なのかわかりません。でも赴任中はひたすらVTを買って、帰任したらオルカンに乗り換えます。

・手数料削減
FUTUのポイントを貯めて割引クーポンに交換です。
去年はAirstar銀行も開設しました。今年も趣味と実益を兼ねてポイ活に励みます。


今年も毎月ひたすら買い続けます。何も考えません。意味も意義も問いません。買うだけです。

今年も買い続けます。

2024年12月15日日曜日

恒生標普500指數ETFについて考えてみた

 香港市場で上場しているETF、恒生標普500指數ETFを発見。


香港とアメリカで租税条約を締結していないため、アメリカで発生した配当金/分配金に30%源泉徴収されてしまいます。そして香港内で還付するスキームはありません。


ほぼ無税の香港に住んでいるにもかかわらずVTの分配金が払い出されるたびに30%徴収されるのに悩んでいました。


そんなときにFUTUから電話がありました。今後マーケティング(ようは営業活動ですね)させて欲しいとのこと。こちらとしては語学の勉強になるので了承です。


その後、担当者とワッツアップでやりとりを行い、香港籍のETFかファンドでオルカンのようなものがないか探してもらったところ、恒生標普500指數ETFを紹介していただけました。


以前から香港籍ETFは調べておりましたが、MSCIやS&P500に連動するインデックスがなく困っていました。そして仕方なくVTを買っていたのです。


ところが今年の4月に恒生標普500指數ETFが上場されていたのです。


オルカンではなくS&P500だけど許容内と思って調べたところ、エクスペンスレシオが0.9%と高額。


例えば100万円分保有している場合、年間コストは9,000円。


0.07%のVTだと、コストは700円。そして分配金率を1.82%とすると分配金18,200円×米国内源泉徴収30%=5,460円。

総コストは700円+5,460円=6,160円となり、恒生標普500指數ETFよりも安価となります。


恒生標普500指數ETFの分配金に10%源泉徴収された場合(租税条約を結んでいないため30%と思われますが)の比較をするまでもなくVTの方が有利であることがわかります。


ほぼ無税の香港で30%の税金を支払うことに腹落ちしませんが、仕方なくこのままVTを買い続けることで納得するしかなさそうです。

2024年12月12日木曜日

Airstar Bank 口座開設

 香港のデジタル銀行、天星銀行の口座開設。


いつものようにFUTUの口座をいじっていたら、入金方法の欄にAirstar Bankとのリンク表記が出てきました。以前にはなかったものです。


調べてみたところ2020年にシャオミが創業、2024年6月にFUTUが約40%出資したとのこと。これによりFUTUのアカウントとの連携強化がされているようです。


いまキャンペーン中で口座開設するとシャオミのオンラインストアで使える100HKDクーポン×2枚もらえます。


プレゼント目当てに口座開設するのはどうかと思いますが、FUTUと連携させると楽天銀行と楽天証券のように口座内の資金を共有できるようです。


これであれば使ってみる価値はあるだろうと思ったのと、ちょうどmi band9が欲しかったのでさっそく口座開設してみました。


香港IDがあればアプリ経由で10分程度で開設できます。そしてクーポンも即発行されました。


まだほとんど使っていないので何とも言えませんが、USドルをFUTUに入金するときにnotifyを送る必要がないようです。たぶん。


なお、Airstarでもファンドは購入できるようですが、FUTUで買えるものをAirstarで買うメリットはありません。また定期預金すると利率割増のクーポンがありましたが、預金するぐらいなら株買うのでこちらも必要ありません。

米ドルの資金移動用に使うぐらいでしょう。


役に立つであろうと言い訳を作って新規に口座開設してみた話でした。

2024年11月2日土曜日

「個人投資家が選ぶ!ファンドオブザイヤー2024」に投票

 「個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2024」に投票しました。今回で8回目です。

今回から「投信ブロガー」から「個人投資家」へ変更されました。いままで投票者が少なかったので、対象を広げたのは良いことだと思います。でも冷やかしの投票が増えなければいいのですが。

投票したのは一位にオルカン、二位にオルカン(除く日本)、三位にVTです。

オルカンの投票理由は毎度同じの、
毎年同じコメントとなりますが、これ一本で全て完結、そして超低コスト。ただし、旧シリーズの信託報酬を下げないのはフィデューシャリー・デューティーに反していると思います」

オルカン(除く日本)は、
SBIのiDeCoにて購入しています。オルカンの陰に隠れている存在ですが、日本在住であれば日本株式に偏重しやすくなるので、本ファンドを購入することで全体最適が図れると思います。もっと注目されてもいいと思います

VTも毎度同じの、
VTへの投票理由は毎回同じですが、自分が保有しているVTをみんなも買ってくれれば、スケールメリットにより信託報酬が安くなるからです

前回は二位VT、三位オルカン(除く日本)でしたが、今後はオルカンしか買わなくなると思うので今回は入れ替えとしました。

そして新たにインデックス部門とアクティブ部門に分かれましたが、アクティブには全く興味ないので投票せず。
とは言いつつも、どんなファンドが選ばれるのか楽しみです。

最後の自由記述欄には熱く語らせていただきました。
金融庁の方に届くことを願って。
「資産運用に関するタスクフォース」が設置されていますが、運用会社に関することが中心で個人投資家のことは考慮されていないと思います。
資産運用するのは投資家であり、運用会社はその代理にしかすぎません。個人投資家のすそ野を広げるのであれば外国税の二重課税解消、損益通算期間の延長、NISA限度額を物価連動などやるべきことはたくさんあると思います。
次は「個人投資家に関するタスクフォース」を設置していただいて、真の運用の高度化を検討していただきたいです

それにしても一年はあっという間ですね。

2024年9月14日土曜日

マネックス、海外赴任でもNISA継続可能に 25年春から

 日経新聞によればマネックスも海外赴任中のNISA継続を対応するとのこと。


対応商品は日本株と国内公募株式型投資信託とのことで、現状でも出国中に保有できる商品と同対応のようです。


他社が対応するからマネックスも仕方なくやるのかなと感じますが、それでも一歩改善です。


次は「海外出国中でもNISA口座を新規開設、さらに購入もできる」ようにしていただきたいです。

2024年9月3日火曜日

NISA、海外赴任者もOK 主要証券・銀行が対応へ

日経新聞によると、会社員が海外転勤してもNISAの継続利用ができるとのこと。



記事に詳細は書かれていませんが、たぶんNISA口座の維持が可能なだけで新規の購入はできないと思います。


また各社、国外転出時の対応が異なるため、例えば出国中は米国株の維持を認めていない会社はNISA口座でも同じく認めないでしょう。


一方で野村證券は8月19日からNISA成長枠での米国株取り扱いを開始したとのこと。ということは、今後は出国中でもNISA口座の米国株を維持できるかもしれません。NISA口座の大半はSBIと楽天のようですが、非オンライン系証券も選択肢の一つだと思います。


NISA口座は移管できないため、海外赴任の可能性のある人は証券会社を慎重に選んだ方がいいと思います。クレカ投資のポイントよりもいかなる環境でも維持できるほうが優先です。


かくいう自分はNISAは維持できる環境ではなかったため特定口座に移管後、一般口座で休眠中です。


後の祭りですが移管直前に売却してオルカンにすべきでした。もちろん損はしていないので嬉しい誤算、でも出口戦略に失敗しました。


今後も投資環境が改善されていくことに期待。

2024年8月3日土曜日

セゾンカード解約

 マネックス証券のセゾンカード引落口座からの引落しによる投信積立サービス、「カードde自動つみたて」のために保有していたセゾンカードを解約。


いつからセゾンカードをマネックスの自動引き落とし設定用に使っていたのか調べてみましたがわかりませんでした。でもたぶん20年以上前だと思います。


セゾンカードは大昔にメインカードとして使っていました。その後は別のクレカに乗り換えましたが、「カードde自動つみたて」がスタートしてからは証券口座入金用として保持していました。

はっきりとは覚えていませんが、銀行からの入金よりもセゾンカードから入金した方がマネックスポイントが多かったはずです。


マネックスとしては投信自動積み立てに使ってもらうように開発したのだと思います。でも積み立て先をMRFにして実質単なる入金用として使っていました。


「カードde自動つみたて」は2019年に終了、既存の利用者だけは引き続き使えたのでそのまま保有。


そして香港出国に伴い完全に使わなくなったけど年会費無料なのでそのまま保有しておりました。


しかし、今後は利用がないと手数料を徴収するとのことで、解約することにしました。断捨離です。


帰国したらSBI証券をメインにするつもりなので、次は三井住友カードになると思います。

2024年6月5日水曜日

新たな証券口座を開設しようとしたけど止めた話

 キャンペーンに欲がくらんで口座開設する直前までいきました。


近所を歩いていたら卓鋭証券という会社がイベントをやっていました。アプリをダウロードするとその場で抽選して商品が貰えるのと、口座開設後に入金すると現金(もしくは商品券?)がもらえるとのこと。



最大で3,188HKD(約408USD=63,751円)と結構おいしい案件です。

スタッフに質問したところ、現金入金以外にも他社から株式移管でもOKとのこと。ということは富途にあるVTを移管させるだけで達成できます。

さっそくその場で口座開設の手続きを行いました。名前や住所の記入、香港IDのアップロード、そして住所が記載された書類のアップロードがあったのですが外出中にそのようなものは持ち歩いておりません。仕方なく持ち帰り自宅で手続きをすることに。

立ち去る前に当然ながら抽選に参加。すると二等賞のパークンショップ(スーパーマーケット)の100HKD商品券が当たりました。これは幸先が良いです。

自宅に戻り冷静に考えてみました。

まず富途から米国株を出庫するには手数料が150USDかかります。そして香港で証券口座を二つも持つ理由もないので、いつかは再び富途に移管させます。

ということは、卓鋭から出庫するときも150USDだとすると、150USD×2回=300USD、キャンペーンで408USD貰っても手残りは108USD(約16,866円)にしかなりません。このために各種手続きをするのも面倒です。

ならば現金10,000HKDの入金を検討しました。

こちらであれば出庫させる必要はないので卓鋭だけの手続で済みます。こちらは最大988HKD(約19,755円)と500,000HKD入金(入庫)するよりもお得となります。

でも、やっぱりやめることにしました。

まず手続きが面倒。そして証券口座を二つ管理するのも面倒です。988HKDのために個人情報を渡すのもどうなのかなと。

ここは商品券100HKDが当たっただけで満足すべきということで、あっさり引き下がりました。

というわけで、富途のポイントを貯めるぐらいで満足すべきという気づきでした。

2024年4月21日日曜日

富途證券が日本株の取り扱い開始

 FUTUが日本株の取り扱いを開始しました。



もちろん個別株には興味ありません。でもETF扱っているので、2559(MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信)が買えるということです。

というわけで、さっそくFUTUに連絡して日本株の手数料を調べてみました。

Commision Fee:総額の0.08%、最低80円
Platform Fee:180円
Settelment Fee:40円
合計:300円~

米国株の手数料はVT10株買った場合で試算すると、

合計:2.02USD(約312円)


手数料はほぼ変わりません。


一番大きいのは分配金の課税です。


日本株は日本で15.315%源泉徴収されます。すなわち住民税5%は引かれていません。日本に住んでいないから当然です。


米国株は米国で30%源泉されます。


約15%の差は大きいです。


なお、日本株は海外の証券会社に出庫できないとのこと。売却益への課税が実質タダなので、帰国直前に売却してVTに乗り換えてもいいかもしれません。


ただし2559の出来高は少なく、安定しているとは言い難いです。


また日本株は香港ドルで売買されるため、内部で香港ドル→日本円の為替手数料が発生しているはずです。


米国株を買うときは香港ドル→米国ドルの為替手数料が発生しているはずですが、ペック制なので日本円よりはコストは安いと思います。


2559を買えば懸念であった分配金の課税率を下げることができますが、VTよりも圧倒的に規模が小さいため安定していません。


というわけで、


既に保有しているVTはそのままで、今後は2559を買うか?


全てのVTを売却して2559に乗り換え、帰国前に再びVTに戻すか?


前者であれば今後購入する分だけ2559なのでリスクは少ないですが、課税のメリットも少ないです。


後者であればリスクは大きいですが、課税メリットは最大限活かせます。


駐在期間が長ければ後者だろうし、来年3末で帰任ならば前者でしょう。


うーん、何とも悩ましい限りです。

2024年2月25日日曜日

日経平均株価34年ぶり史上最高値更新

 記念ではなく記録として。



日経平均採用銘柄は常に入れ替わっているので、指数の連続性は完全ではありません。


また、配当込み指数ではだいぶ前に史上最高値は更新済みです。


これを機に投資を始める人もいるかと思います。そして新NISAでデビューして儲かっている人もいるかと思います。


でも株価は上下しならがら緩やかに上昇するものです。ときには乱高下します。そして暴落もします。


暴落したとき、「やっぱり株は危ない」と言って止める人がたくさん出てくると思っています。


いま新NISAを始めている人でも5年以上続けられる人や、何年、もしくは何十年かけてでも1800万円満額まで投資する人も少数だと思っています。


一番大切なのは、株価が幾らであっても毎月買い続けることです。


いまの最高値は将来の最安値です。何があっても買い続け、そして持ち続けなければなりません。たとえ再び最高値更新するのに34年かかったとしても。

2024年1月3日水曜日

2023年の売買回数ランキング

2023年にどれだけ売買したのか数えてみました。


■売却ランキング
なし

■買付ランキング
17回 VT

毎月一回しか購入しないはずなのに12回ではなく17回となったのは、入金した香港ドルを米ドルに両替するのを忘れて1回、キャッシュクーポン4枚貰って4回の計5回分が加算されているからです。

キャッシュクーポン消費4回は良い回数増ですが、両替し忘れて追加で買った1回は悪い回数増です。これさえなければ完ぺきだったのに悔やまれます。

香港籍のオールカントリーが見つからなければ、2024年もVTしか買わないはずです。相変わらず暇な投資が続きますが、今年も買い続けます。

2024年1月2日火曜日

2023年の振り返りと、2024年の課題

■2023年の振り返り

香港駐在2年目となる2023年は安定した投資環境のもとでひたすらVTを買い続けました。

安定した投資環境とはFUTU証券のことです。HSBCよりも格安に購入することができるからです。タイミングは考えずに、香港給与が振り込まれたらFUTUに送金して米ドルに両替、そしてVTを購入、ときにはポイントを使って手数料割引です。

相場は円安が続いており、もはや140円台が当たり前になってしまいました。資産も円ベースでは大きく増えました。

でも新規で購入できる口数は減っていることになります。そして資産もドルベースでは横ばいか減っているのかもしれません。円安で資産が増えたことが本当にいいことなのかわかりません。一番いいのは株価が上がって資産が増えることのはずです。

いつものことですが自分にとってできることは、何があってもひたすら買い続けることです。2023年は安定して買い続けることができたので良い一年でした。資産総額は確認していないので本当に増えているのかわかりません。そんなことよりも毎月購入できたことのほうが重要です。

・配当金について
FUTU証券で保有しているVTの分配金に30%の税金がかかります。ほぼ非課税の香港にいるのにもったいないです。でも香港籍のオールカントリーのETFやファンドを探しても見つかりません。これだけは何とかしたいと思っています。


■2024年の課題
毎度同じですが、なにがあっても毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月初になれば買います。

・帰任の準備
香港での生活も折り返し地点となり、日本に戻る時期が近づいてきました。たぶん2025年3月末でしょう。FUTUで保有しているVTをどの証券会社に移管させるか、移管後はどうするかを検討するつもりです。

昨年までは帰国後も一般口座で保有するつもりでした。でも米国ETFよりも投信の方が税効率が良いことが分かったので、国内証券会社に移管させたら即売却してオルカンを購入するつもりです。

香港赴任中に発生した含み益は国内では課税されず、日本に戻った日付のVTの株価が取得価格となるはずです。すなわち、帰国後すぐであれば含み益がほとんどない状態で売却することができます。

でも本当にそうなのかまだわかっていないので、この一年でじっくり検討しようと思います。そして、帰国後はどの証券会社をメインで使うのかも検討します。いまのところSBIが良いのかなと思っていますが、こういうことを考えている時が一番楽しいのでギリギリまで悩み続けようと思います。

・手数料削減
去年と同じくFUTUのポイントを貯めて割引クーポンに交換させます。これが唯一の収益改善手段といっても過言ではありません。

今年も毎月ひたすら買い続けます。先のことはわかりません。暴騰することもあれば暴落することもあるでしょう。円高になるかもしれませんし円安になるかもしれません。でも今の資産を築けたのは無心に買い続けたからです。

今年も買い続けます。

2023年11月2日木曜日

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023」に投票

 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023」に投票しました。今年で7回目です。


投票したのは一位にオルカン、二位にVT、三位にオルカン(除く日本)です。

オルカンの投票理由は、「これ一本で全て完結、そして超低コスト。ただし、旧シリーズの信託報酬を下げないのはフィデューシャリー・デューティーに反していると思います」。

VTは毎年コピペの、「VTへの投票理由は毎回同じですが、自分が保有しているVTをみんなも買ってくれれば、スケールメリットにより信託報酬が安くなるからです。 そして、それに連動して同じく保有している楽天VTも安くなってくれるはずです。 なお、楽天VTは本家VTに依存するのではなく、自助努力で信託報酬を下げていただきたいです」。

オルカン(除く日本)は初投票で、「SBI証券のiDeCoで購入しています。みんなも買ってくれてスケールメリットにより信託報酬が安くなることを期待しています」。


今年もオルカンが一位になると思います。でも、初めて投票した2017年の一位は楽天VTでした。当時は完ぺきと思っていましたが、今は見る影もありません。

7年後も一位になるのはオルカンでしょうか? それとも次の7年の間に生まれるであろう今はまだ存在しない商品でしょうか?

楽しみです。

2023年10月17日火曜日

富途証券のリアル店舗

 香港の尖沙咀にオープンしたFUTUの店舗。


ここで売買の発注ができるのではなく、口座開設の勧誘やセミナーなどが行われているようです。



ネットリテラシーのある人やトレードに染まっている人ならば既に口座開設しているでしょうから、それに当て嵌まらないアナログな人や初心者を相手にしているのだと思います。


カモにされないことを願っています。でもそういう人たちが手数料を落としてくれるから、インデックス投資家は格安な条件で取引ができるんでしょうね。


あっち側に落ちないように気を付けます。

2023年10月15日日曜日

moomoo証券がサービス開始

 FUTUグループのmoomoo証券が日本で米国株取引を提供するとのこと。


moomooは高機能アプリで有名ですが、全世界株式を買うだけならば必要ありません。


さらに帰国後は投信しか買わないつもりなので、たとえ手数料が安かったとしても米国株取引を行うこともありません。


でも、赴任が終わり日本に帰国したらmoomoo証券で口座開設して、香港のFUTU証券にあるVTを日本のmoomoo証券に移管できるのでは?と思って確認しましたが、ダメでした。



同じグループなら手続きが楽になるかと思っていたのに残念です。


マネックス証券は香港子会社のマネックスBoom証券があるにもかかわらず海外証券会社からの移管を受け付けていません。


海外証券会社からの移管受け入れができる大和証券に移管させるしかないようです。


日本はこれから資産運用立国を目指すそうですが、資産を日本から海外に、もしくは海外から日本にシームレスに継続できるような制度、もしくは税制も検討してほしいです。

2023年10月8日日曜日

「第1回 金融審議会 資産運用に関するタスクフォース」の感想

某投資系ブロガーの投稿で「第1回 金融審議会 資産運用に関するタスクフォース」が金融庁で行われていたことを知りました。

事務局資料のリンクが貼られていたので読んでみましたが、累積投資契約のクレジットカード決済上限額の引上げを提言しています。感想は、

えっ!?、そこなの・・・

確かに現状5万円のクレカ積み立てが10~30万円になるのは素晴らしいことです。支出管理を一元化できるのは便利です。ましてやポイントが付与されればうれしいでしょう。

でも、クレカ積み立て増額よりも大切なことがあるような気がします。

外国株の二重課税解消、同じ指数に連動するにもかかわらず信託報酬が異なる一物多価の解消(例:eMAXISの初代とSlim)、損益通算期間の延長などなど。

金融庁のWebサイトには他の資料も掲載されているので読んでみましたが、今回は投資家よりも運用会社の多様性を図るための会合だと思いました。

最初は運用会社向け改善でもいいですが、いつかは投資家向けの改善が図られることを期待します。

でも最大1800万円の非課税枠となった新NISAのように首相の一声で大きく変わるので、会合で提言よりも有能な人が宰相になるほうがいいのかもしれません。

2023年8月13日日曜日

全世界に投資するなら円ではなくドルで管理すべき?

インデックス投資の尺度は円ではなくてドルにすべきでは?という気づき。


アベノミクス以降、円安により資産を大きく増やすことができました。


当たり前ですけど円建てだから増えたように見えているだけで、ドル建てだと横ばいや下がっていることがあります。1ドル140円台が当たり前になってしまったここ数年は特にそう感じます。


ということは、資産管理も円建てではなく時価総額の一番大きいアメリカを基準としてドル建てで評価すべきではないかと思いました。


FUTU証券で投資をしているとデフォルトは香港ドル表示、それ以外に米ドル、日本円、シンガポールドルで表示させることができます。


香港に来て早一年、日本円で表示させると増えているけど、米ドル表示させると横ばい状態。ダウを調べてみたら昨年のデータでもドルと円で大きく異なっています。



今は香港で生活しているので、生活費は当然香港ドル。ということは日本円で増えても香港の生活には関係ありません。
香港ドルで増えないと本当に増えたとは言えないと思うのです。(VTに投資していますが、香港ドルと米ドルはペック制です)


昨今アメリカ株でFIREする人もいるし、FIRE後も資産が増えたと報告している人もいます。


でもそれは1億円などの日本円換算でFIRE達成したのであり、FIRE後でも資産が増えたのは日本円換算だからだと思うのです。


一億円あったとしても以前ならば100万ドルだったのが、いまなら71万ドル程度です。


ということを考えると全世界に分散投資しているインデックス投資家は資産が増えたといっても喜んではいけないような気がする今日この頃でした。

2023年6月18日日曜日

ETFよりも投資信託が一番得なことに気づいた

 新NISAで何を買うか、そして退職後の取り崩し時期には何が一番得なのかを考えていたら、ETFよりもファンドではないかと思い始めました。


1.海外ETFの二重課税が還付できない

働いていないので所得税を払わないことになります。

すなわち、確定申告しても米国で徴収される分配金10%分を還付できません。(基礎控除枠があるかもしれませんが)

働いていたとしても所得税以上に分配金を得ていたら一部しか還付できません。(今は既にこの状態)


2.配当金/分配金の課税は全額に対して20.315%

例えば、5000万円で買ったMAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)が1億円になり、分配金100万円支払われた場合、税金は100万円×約20%=約20万円。

一方で、5000万円で買ったオルカンが1億100万円になり、100万円分売却した場合、税金は100万円×約1/2×約20%=約10万円。

なんと税金は半分です。取り崩した額に原価が含まれるため、その分だけ税金が少なくなります。今更ながらこのことに気づきました。

マザーファンドは同じなので、資産価値は同じように増減、配当を分配金として吐き出すか、内部で再投資するかの違いだけです。


これを続けていけば原価分は減っていくので税金は分配金×約20%に近づいていきますが、それでも分配金よりお得だと思います。


もしETFの方が有利な点があるとすれば、ファンドよりも経費率が低い、分配金に対して損益通算できれば還付可能ということでしょうか。


でも、損益通算するためには売買手数料がかかりますし、かならず損失を発生できるとも限りません。

また、外国税を還付するとなると確定申告が必要となり、社会保険料が上がる可能性があります。


まとめると、下記の通り。

海外ETFは二重課税で不利。

国内籍ETFであれば二重課税調整してくれるが、資産規模や信頼性で海外ETFに劣る。

海外ETFでも国内籍ETFでも分配金を受け取るよりもファンドを取り崩した方が税金面で有利。


ということは、海外ETFで発生した分配金は海外ETFに再投資するのではなく、為替手数料を払ってでもインデックスファンドに再投資すべきでした。

ただ、かつては格安インデックスファンドがなかったので海外ETFのほうが有利でした。また、オルカン等が登場したもの最近なので、過去に海外ETFを買い続けていたことは仕方ありません。


でも、コロナショックの時に損出しと同時にファンドに再投資していれば税金ゼロで乗り換えが可能でした。


海外赴任中はVTを買い続けますが、帰国後は時間をかけてファンドに乗り換えようと思います。


そして新NISAは上記理由により全枠オルカン一択です。

2023年1月3日火曜日

2022年の売買回数ランキング

2022年にどれだけ売買したのか数えてみました。


約定が2022年12月、受渡日が2023
年1月であっても2022年分としてカウントしました。

■売却ランキング
2回 2800.HK

■買付ランキング
13回 eMAXIS Slim オルカン
6回 VT
3回 2800.HK

香港に来た当初はHSBCで一番安く買えるETFとして2800.HKを購入、途中でFUTU証券で米国株を買う方が安いことに気づき、VTに乗り換えました。

オルカンの購入回数が突出していますが、株式と異なり購入手数料が掛からないので回数の多さは気になりません。100円を超えたら即買いした結果です。

2023年はVTしか買わない予定です。暇な投資になりますが、今年もひたすら買い続けます。