2024年4月21日日曜日

富途證券が日本株の取り扱い開始

 FUTUが日本株の取り扱いを開始しました。



もちろん個別株には興味ありません。でもETF扱っているので、2559(MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信)が買えるということです。

というわけで、さっそくFUTUに連絡して日本株の手数料を調べてみました。

Commision Fee:総額の0.08%、最低80円
Platform Fee:180円
Settelment Fee:40円
合計:300円~

米国株の手数料はVT10株買った場合で試算すると、

合計:2.02USD(約312円)


手数料はほぼ変わりません。


一番大きいのは分配金の課税です。


日本株は日本で15.315%源泉徴収されます。すなわち住民税5%は引かれていません。日本に住んでいないから当然です。


米国株は米国で30%源泉されます。


約15%の差は大きいです。


なお、日本株は海外の証券会社に出庫できないとのこと。売却益への課税が実質タダなので、帰国直前に売却してVTに乗り換えてもいいかもしれません。


ただし2559の出来高は少なく、安定しているとは言い難いです。


また日本株は香港ドルで売買されるため、内部で香港ドル→日本円の為替手数料が発生しているはずです。


米国株を買うときは香港ドル→米国ドルの為替手数料が発生しているはずですが、ペック制なので日本円よりはコストは安いと思います。


2559を買えば懸念であった分配金の課税率を下げることができますが、VTよりも圧倒的に規模が小さいため安定していません。


というわけで、


既に保有しているVTはそのままで、今後は2559を買うか?


全てのVTを売却して2559に乗り換え、帰国前に再びVTに戻すか?


前者であれば今後購入する分だけ2559なのでリスクは少ないですが、課税のメリットも少ないです。


後者であればリスクは大きいですが、課税メリットは最大限活かせます。


駐在期間が長ければ後者だろうし、来年3末で帰任ならば前者でしょう。


うーん、何とも悩ましい限りです。

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