■2020年の振り返り
2020年は誰もが予想しなかった、まさかまさかのコロナショックの一言かと思います。当然ながら株価は急落、でも年末にかけて元に戻し、そしてさらに大幅続伸。
まず、3月にここぞとばかりに損益通算に励み、2020年の配当金/分配金にかかる税金全額還付、高コストのeMAXIS 先進国リートインデックスを全額RWRへ乗り換えと、嬉々として損出しに励みました。
4月以降は乖離率ナンバーワンのRWRをひたすら買い続けました。毎月RWRを買って、ただでさえ暇なインデックス投資なのに超暇な日々でした。
その結果、2020年2月の資産総額と比較して3月には約22%もの大幅な下落を食らったにもかかわらず、11月後半には過去最高の資産総額となりました。
自分にとっての投資KPI三種、資産総額は過去最高を更新、配当金総額も過去最高を更新、損益通算は全額還付と三冠達成。最高の一年となりました。
それにしても、コロナ禍はまだ収まっていないのに株価が上がるというのは、世の中のオンライン化が進んでいる証拠と感じます。ビジネスモデルというか仕組みが変わりつつあるというか。もちろん本当かどうかわかりません。そして、だからといってハイテク株を買うつもりもありません。
自分にとってできることは、月末になったら機械的に買い続けることだけです。もしかしたら高値で買っているのかもしれません。コロナショックは再び起きるかもしれません。でも先のことはわかりません。長期で見れば必ず右上がりになることを信じて、ひたすら買い続けます。
・配当金総額について
コロナの影響かもしれませんが、一部ETFの分配金が減額されたにもかかわらず総額は過去最高となりました。これはひたすら買い続け、株数を増やし続けた結果だと思います。
2020年12月にVDCの分配金が振り込まれた時点で過去最高となり、その後2021年1月だと思っていたVTの分配金が12月に振り込まれたことで、大幅な増額となりました。
VTの分配金は年間4回のところ2020年は5回となったので、2021年は実質3回になるはず。その反動で2021年の総額は減るかもしれません。
・損益通算について
2018年の損出しは日計り計算を知らずにもったいないことをしたので、去年は一旦違う銘柄を買うことを行いました。その結果、効率の良い損出しができた半面、手数料を抑えるために買い戻すのを遅らせたところ、その間に急激に株価が上がってしまい買い戻しが出来なかったのがVTI。VTIからVOOを一旦購入、翌日にVTIに戻せばよかったのに失敗しました。その結果、いまだにVOOのままです。
また、マネックスの資産額の反映が遅いため、マイナスだと思って売ったのに実はプラスで利益が出てしまったのはEEM。EEMはxx万円の利益を出してしまいました。もったいないことしました。
それにしてもマネックスの資産額の反映は遅すぎます。トレードステーションは即時反映と言われても、為替もすぐに反映してもらえないと日本円での損益がわかりません。早く改善していただきたいです。
■2021年の課題
なにがあっても毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月末になれば買います。
・VTIへ乗り換え
前述の通り、VOOからVTIに戻します。ただし、かなり厚い利益が出ているので、コロナ級の下落がないと難しいかもしれません。
・国内債券の購入
これが一番の悩みになっています。
実は乖離が一番大きいのは国内債券でした。10%目標が8.5%ぐらいになっています。本来であれば国債を買うところですが、ゼロ金利であること、そして日本財政の不信感から買うことに躊躇しています。
そこで、アセットアロケーション上には載せていない決済用現金と合算して10%という勝手な解釈により、未だに国内債券以外を買い続けています。
もし合算しても10%を下回った時は、たぶん国債ではなく銀行預金を増やすことになると思います。というのも、資産は全突っ込み状態で、現金をほとんど持っていないためです。国債より前に現金の確保。でもETFを買うのが楽しいのに、それを減額して預金に回すのは何となく悲しいです。
繰り返しとなりますが、今年も毎月ひたすら買い続けます。