2018年1月15日月曜日

2017年の投資振り返りと、2018年の課題

2017年はダウ最高値更新中にNISA用のVTを買ったのがスタート。高値掴みになるかもと思いましたが、そのまま続伸で結果的には一番いい時期に買ったことになりました。

ただ、全てのアセットアロケーションが伸びたので損益通算の売買ができず、今年の確定申告では外国税以外の還付はありません。資産が増えるのはうれしいですが、税金の重みを感じることになりました。非課税のNISAの良さが本当によくわかります。

こんな好調なことは続かず、いつか調整が入って値が下がると思いつつも、ひたすら定期的に買い付けたのは良かったと思います。悔やむのは国内REITを短期間で売買してしまったこと。NISAリレー投資以外で売ったのは、この国内REITだけです。年の途中でREITの国内海外比率を変更したからですが、もう少し良く考えてから行動すればよかったと思います。

2018年もNISA用のVTからスタートしましたが、去年と同じくダウ最高値更新中での買い付け。高値掴みになるのか、それともいい時期に買ったことになるのかは誰もわかりません。長期投資なので、上がっても下がってもひたすら持ち続けるだけです。

2018年の課題としては、国内債券の見直し。4月に個人向け10年国債が満期を迎えるので、このタイミングで国内債券の比率を15%から10%に減らして、5%分を海外REITに割り振ることを検討しています。

どんなことがあっても将来に亘って世界の株式市場が伸びることを信じて長期投資をしているので、国内債券の5%分は海外株式に移したほうがいいのか迷いました。
もしくは海外債券に割り振ることも検討しました。

結局、決め手になったのはシャープレシオと年率平均リターン。『わたしのインデックス』で、国内債券15%のまま、海外株式を5%増やす、海外債券を5%増やす、海外REITを5%増やす、で比較しましたが、それぞれのシャープレシオと過去20年の年率平均リターンはは下記の通り。

国内債券15%のまま(0.42、6.2%)
海外株式を5%増やす(0.41、6.3%)
海外債券を5%増やす(0.42、6.3%)
海外REITを5%増やす(0.42、6.4%)

国内債券を減らして海外債券か海外REITに割り振っても、シャープレシオは全て同じの0.42。海外株式に割り振ると0.42から0.41に低下。

一方、年率平均リターンは海外REITが一番高く6.4%。

現状と同じシャープレシオでリターンが一番大きいことから、海外REITに割り振ることにしました。もちろんリターンが大きいといっても過去のデータなので、今後はわかりませんが。

これで、債券20%:株式65%:不動産15%となります。なんとなく調度良いバランスになっているような気がします。

とは言いつつも、国債の満期は4月までなので、まだしばらく色々と検討してみようと思っています。

2018年1月3日水曜日

2017年12月の売買記録

(1)売却
・三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド(NISAリレー投資用)

(2)買付
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)
※2018年NISA枠として


●感想
年末ということで2018年用NISAのリレー投資を実行。一番早く買える12月27日にVTを買おうと思ったら、マネックスのシステム障害で買えず。28日はダウ最高値更新ということもあり指値で拾えず。結局29日に購入となりました。

為替の影響もあり米国株のNISA枠は日々変動するので、まずはNISAのVTを購入、次に毎月の定期購入分を買おうと思っておりました。
しかし、NISA分が29日に購入したので、12月の定期購入分は年越しとなってしまいました。

それにしてもマネックスのシステムはお粗末過ぎます。そして使いづらい。なぜシステムエラーになったかは見当が付いているので、いずれ別の記事でまとめてみたいと思います。

2017年12月18日月曜日

NISAリレー用に楽天VTを買ったけど正しかったのか??

先月はNISAリレー用に楽天VT8万円分を購入しました。2015年NISAのVTが約112万円なので、2020年のロールオーバー時に120万円満額にするためのリレー投資用です。

でも、まだ2年先なのと、楽天VTで持っているならばVTそのものを持っていたほうがいいのかと悩み始めています。

VTよりも楽天VTのほうがコストが高いので不利だし、もしロールオーバー時に値上がりしていればVTでも楽天VTでも売却益に税金がかかるのは同じ。値下がりしていても損益通算できるのも同じ。

さらには8万円であればリレー投資用に持っていなくても、購入時に追加できる金額でもある。もちろんVTの時価が112万円から100万円、90万円と下落幅が大きくなれば一度に追加できる金額ではないので、積み立ててはおきたい。どうせ積み立てるならばコストの安いVTのほうが有利。

通常の投資分とリレー投資用を区別しておきたいから楽天VTを購入しただけで、コスト面では不利かもしれない。

でも、他のVTとリレー投資用のVTを一緒に管理(保有)していると、NISAに移すためだけに特定口座で売却、NISA口座で購入というのも無駄なような気がする。

やはり一番いいのはロールオーバー時に新規に追加すること。ただし、追加額が大きい場合の対策はとっておきたい。

さてどうしたものだか。

2017年12月1日金曜日

2017年11月の売買記録

(1)売却
・なし

(2)買付
・楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)(NISAリレー投資用)
・Vanguard Emerging Markets Government Bond ETF(VWOB)


●感想
今月からNISAリレー投資用のファンドを楽天VTに変更しました。

理由は、VTにリレーするならば一番VTに似ているもの、ということでVTのコピーファンドともいえる楽天VTにしました。

なお、2018年用のNISAリレー投資が120万円に達したので、毎月の積み立ては中止しました。今後はロールオーバーしていくだけです。

2015年分の枠が120万円以下なので、今月買った楽天VTはその穴埋め用のスポット投資です。今後も120万円を下回る年度が発生すれば楽天VTをスポット買いしていきます。

2017年11月19日日曜日

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合雅司)を読む。

今後、人口が激減していく日本の将来に何が起こるかを予想している。

2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
2021年 介護離職が大量発生する
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2025年 ついに東京都も人口減少へ
2026年 認知症患者が700万人規模に
2027年 輸血用血液が不足する
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる

未来には自分が老人となり当事者になってしまう。でも、もはやどうすることも出来ないことが描かれている。読んでいるだけで絶望的な気分。

戦中の人口増加策と戦後の抑制策が発端となり、そして将来こうなることは昔から分かっていたはず。人口カーブをいじることは出来ないけど、それに対応した社会は作れたはずなのに、何もしなかったから絶望的な未来しか残っていない。財政も同じことになるんでしょうね。

先月からREITの国内と海外の比率を変更したのは、この本に影響を受けたのは事実。日本はダメでも海外には希望あり。ただし、高齢化は世界的な問題だけど。