2018年8月8日水曜日

三菱UFJ国際投信のeMAXISに疑問アリ

自分のマイポートフォリオの中で整理したい商品ナンバーワンは、eMAXIS先進国リートインデックスです。

海外ETFにシフトしつつあるのでRWRに乗り換えたいのですが、それ以前に三菱UFJ国際投信の姿勢に疑問を感じています。

昨今の信託報酬低下競争により、よりコストの低いeMAXIS Slimが登場しました。それ自体はいいことだと思います。

また、初代eMAXISのコストを下げられなかったのは販売会社へ支払う手数料、すなわち販社の利益が減ってしまうことになるため、仕方なくSlimブランドとして新たに立ち上げたとWebの記事で読んだ記憶があります。これも理解できます。契約とかもあるでしょう。

でも、コストのうち委託会社への手数料は下げられるのではないでしょうか。委託会社とは自社、すなわち三菱UFJ国際投信では?

初代とSlimの信託報酬の比較です。(商品は先進国株式)

初代の信託報酬の内訳。

500億円未満の場合、0.54-0.27=0.27%が委託会社である三菱UFJ国際投信分のコストであることがわかります。

次にSlimの内訳。

三菱UFJ国際投信分のコストは0.0445%です。

ということは、0.27%-0.0445%=0.2255%(除く消費税)は初代であっても下げられるはずです。

ニッセイとの競争によりSlimは7月にも信託報酬を引き下げましたが、初代は一向に下がりません。元のマザーファンドは同じでは? Slimがあるからいいやと思っているのでしょうか? フィデューシャリーデューティーに反しているのでは?

さっさと売りたいところですが、譲渡益が大きいため売りたくても売れません。その間は三菱UFJの養分になるしかないようです。

このような日本の投資状況を目の当たりにすると、やっぱり海外ETFのほうがいいやと思ってしまうのは私だけでしょうか?

2018年8月1日水曜日

2018年7月の売買記録

(1)売却
・なし

(2)購入
・変動10年(第100回)個人向け国債
・Vanguard Total Stock Market ETF(VTI)
・Vanguard Total International Bond ETF(BNDX)

●感想
ついに10年国債を買いました。
マネックスで国債購入キャンペーンをするのを待っておりましたが、一向に行う気配がないので買ってしまいました。

思えば10年前に国債を買ったときに10年後はどうなっているのだろうかと思いましたが、結局国債暴落も起きず今に至ります。
次の10年はどうなるかわかりませんが、どうなってもいいように資産をバランスよく配分するしかないと思います。というわけで、10年国債を購入。


先月はマイポートフォリオの中で最大規模のVTから分配金が振り込まれたのと、国債購入用資金の一部を株式に割り振ったため、いつもより多く購入しました。とは言っても、買うものはアセットアロケーションの中でマイナス乖離率の高い順からです。

まずは米国外先進国債券の比率が下がっていたのでBNDXを購入。BNDXには日本国債も含まれるため、10年国債用の資金でBNDX買っても一部は日本国債に投資することになるので、なんか無駄のような気もしないではないのですが。

次に米国株式としてVTIを初めて購入。米国株式ではVIGとVDCを持っておりますが、セクター型の比率が多くなってしまっているので、非セクター型というかノーマルなETFとしてVTIを選びました。

本当はVTに集約したかったのですが、一般口座と特定口座が合算されている状態なので損益通算ができず、仕方なくVTIです。

特筆すべきは、先月は売却が一件もありませんでした。今年にはいってからずっと損益通算用の売却を行っていたので、下落相場が止まったと取るべきか、損益通算ができずに節税し損ねたと思うべきか。まあ、どちらでもいいのですが。


10年後はどうなっているんでしょう。でも黙々と買い続けていると思います。過去10年もそうだったので。

2018年7月16日月曜日

マネックスからSBI、楽天に乗り換えるべきか

マネックス証券を使っていますが、サイト構成に難アリで、このまま使い続けるメリットがあるのか悩んでいます。

最近は海外ETFしか購入していないので、為替手数料が安いSBI証券のほうがコスト低減が図れます。

楽天証券は楽天ポイントで投資できるようになったので、これもコスト低減が図れることになります。ただし、ポイントで購入できるのは投資信託だけですが。

ポイントで購入できるサービスが開始されたと聞いたときに、どうせ毎月、楽天でショッピングするんだから、投信購入にまわさなくてもショッピングで使えばいいのにと思っておりました。

しかし、ポイントで商品を購入するということは楽天カードを使わない、すなわちポイント付与率が下がります。ならば、ポイントは投信購入に使って、普段の買い物は楽天カードで購入したほうがポイントがたくさんもらえることに気づきました。

毎月もらえるポイント額は一定ではないので、銀行口座から楽天証券へ毎月定額引き落とししている場合には、投信購入できる金額が変動することになります。その場合には、月初にポイント数に応じて手動で現金を証券口座に移動することになるかと思います。

ただ、最近はアマゾンを使うことが多いので、いつまで楽天ポイントを貯められるのかわかりません。また、ポイントは投資信託しか購入できないのもネックです。

そう考えると、海外ETFを購入するのに一番適している為替手数料の安いSBI証券に乗り換えるのがいいのかも。

乗り換えも大変なので、今後の課題として情報収集に努めたいと思います。もちろん、その間もひたすら地道に買い続けます。

2018年7月12日木曜日

VT買うのやめます

釣りタイトルっぽいですが、VT買うのやめます。

本当は買いたいのですが、マネックスでは含み益のある一般口座のVTとマイナスの特定口座のVTが一緒に管理されており、特定口座だけを選び出しての損失クロス取引ができません。

損益通算は一般投資家にとって数少ない節税対策なので、それができないのはかなり痛いです。

資産管理をしやすくするために銘柄数を絞るべく、ここ数か月はVTを買っていましたが、今後はVTIを買うようにします。

既にVTのアメリカ株部分、VDC、VIGを持っているので、アメリカ株内で配分は、
(VTのアメリカ部分+VTI):VDC:VIG=2:1:1
ぐらいになるようにするつもりです。

それにしても、10年国債の一部、生命保険の解約金の一部をVTに回したため、結構大きい額です。それが損益通算できないとは大失敗でした。

VTに罪はありません。

2018年7月1日日曜日

2018年6月の売買記録

(1)売却
・eMAXIS 先進国リートインデックス

(2)購入
・SPDR Dow Jones REIT ETF(RWR)
・Vanguard Consumer Staples ETF(VDC)
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
6月はボーナス支給月なので、いつもより多く買いました。

今年は順調にマイナスが積みあがっているので、高コスト商品から低コスト商品に乗り換えるべく、eMAXIS先進国リートを一部売却、そして新規追加して信託報酬の安いRWRを購入しました。
本当は全て乗り換えたかったのですが、リーマンショック直後に購入したので利益が大きいため、損益通算内で乗り換えをするために一部としておきました。

また、最近下落が著しいVDCを購入。特に比率は決めていないのですが、VIGと同じくらいの金額になるようにしました。

そしてリバランスのためにBNDを購入。

最後にVTを購入。VTだと日本と新興国が含まれてしまうため、本当は先進国だけにしておきたいのですが、金額が大きかったのと、保有銘柄数を増やしたくなかったのでVTとしました。
でも、VTではなく、VTI、もしくはVOOにすればコストも安いので考えどころではあります。これは今後の課題になるでしょう。

外国税額控除のことを考えると、もはや海外ETFは購入すべきではないと思うのですが、だからといって他にコストの安い商品というか、自分が納得できる商品がないので、いつものように海外ETFとなってしまいました。

悩みは尽きないですが、だからといって投資を中断することなく、ひたすら地道に買い続けます。