2022年7月23日土曜日

HSBC銀行 口座開設

香港HSBC銀行で口座開設。


隔離期間を終えて一番最初に行ったのが香港IDの申請。Webで予約をして移民局に出頭。パスポート、eビザ等を持参。滞在予定年数、勤務先の住所、住まいなどを聞かれ、指紋採取、写真を撮って完了。その場でペーパーの仮IDを発行してくれます。そして約10日後に正式のクレジットカードサイズのIDがもらえます。


まずは仮IDを取得したときに、そのままHSBCの支店に行き口座開設しました。持参したものはパスポートと仮IDとなります。


求められた情報は、勤務先、香港での住所、日本の納税者番号(マイナンバー)のみ。住所と勤務先の証明は求められませんでした。


同僚は仮IDがなくてもパスポートのみで開設できたので、これだと観光客でも口座開設は可能だと思います。

ただし私の場合は本IDが出来たら来店して情報を更新してくださいと言われたので、IDがないとダメなのかもしれません。


オンラインバンキングの設定を行うために各種パスワードの設定をします。パスワードは何種類かあるため、都度スタッフに確認しながら行います。ゆえに英語力は必要です。


キャッシュカードはその場で発行されました。でも名前が印字されておりません。印字する場合には一週間ぐらいかかるみたいです。


そして設定が終わると最初に幾らか預けます。とりあえず日本円を入れておきました。


最後にATMで仮暗証番号の変更するように言われました。スタッフのサポートはここまで。そしてATMで暗証番号変更をして完了。


入金した日本円は引き出し時に自動的に香港ドルになるのかと思っていたら違いました。オンラインバンキング上で自分で香港ドルに為替交換して、そうしたらATMから引き出せます。


HSBCの為替手数料はあまり良くなく、市中の両替屋のほうがよかったです。失敗でした。預けてしまった日本円は日本滞在中に引き出そうと思います。それでも海外出金手数料取られるでしょうけど。

2022年7月21日木曜日

14.とりあえず出国の手続きは完了

出国に伴う休眠化の手続きと、税務署への届け出を無事に終了。

 

休眠化の手続きには約6種類の書類を提出、それをマネックス、野村、モルガンスタンレーの三社に提出したので結構な量となりました。間違いがあっても出国後だと修正ができないため、早めに送って事前確認をしていただきました。特に修正はなくそのまま申請となりました。

 

三社で提出する書類は異なり、野村は住民票の除票が必要だったり、モルガンスタンレーは失効済み印の入ったマイナンバーカードのコピーが必要だったりと対応が異なりました。

なお、海外住所の届け出は各社必須のため、決まり次第連絡する必要があります。

 

税務署へは納税管理人の届け出を提出。引き続き各種手続きを行う必要があるので税理士に相談して進めることになります。

 

これにて出国手続き関連は終了となります。

まだ手続きは残っていますが、なんとか無事に終わらせることができました。

マネックスのNISA口座を特定口座に移管、移管させたものを野村とモルガンにさらに移管、そして休眠口座化。かなりの時間と手間がかかりました。

 

証券会社によって対応が異なることや日本の税制について詳しくなったことは収穫でした。

 

しかし、出国中は国内での投資ができないため、それが得になるのか損になるのかはわかりません。ただ言えることは20年以上続けてきた毎月の投資が途絶えたことは残念でした。また、分配金の再投資ができないことも残念です。

 

とはいうものの保有株は全て売らなかったので、長期で見れば勝手に増えていくことを信じています。


NISA解約は残念でした。でも、つみたてNISAではなかったのと、2024年から新NISAが開始されるので、もしかしたらちょうどいいタイミングで売却、そして新制度へ乗り換えができると思えばいいのかもしれません。 


出国手続き関連はこれにて終了です。

次は香港で証券口座を開設して、再び投資できるように注力します。

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当ブログの内容は管理人個人が調べたもの、および個人的見解をブログ掲載時点の情報として掲載しています。情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではありません。特定の金融商品、特定の手法や手続きを推奨するものでもありません。また、将来このブログを見た時には、この情報は変化している可能性が高いです。投資や手続きには損失を被るリスクが存在します。本ブログの内容について一切その責任を負いません。全て自己責任でお願いします。

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2022年7月17日日曜日

13.分配金をドル支払いに切り替える

出国直前に野村とモルガンスタンレーに移管させた米国ETFから分配金が支払われましたが、ドルではなく日本円でした。

 

この二社はドル分配金でも円支払い?と思い調べたら、ドルでの受け取りは可能だけど手続きが必要とのこと。さらにその手続きは野村はチャットで、モルガンは電話で行う必要がありました。この辺もネット証券とは対応が異なり面倒です。

 

しばらく国内口座で投資ができなくなるにあたり、分配金は円かドルかで迷いました。円で貰えば都度為替手数料がかかるし、帰国時に円安になっていれば差損が発生します。でもキャッシュをほとんどもっていないので、現金を貯めると思えば円でもらったほうがいいです。

 

しかし、円からドルへの為替手数料がもったいないのと、いままでドル分配金はそのまま米国株に再投資してきたので、ドルで受け取ることにしました。

 

手続きは出国後に行いました。野村はチャットだったのですぐに完了。ところがモルガンは出国中は口座アクセスができません。さらに提供されている番号はフリーダイヤルで海外から通話できず。仕方なくお客様相談窓口に連絡して通常番号での連絡先を教えていただき何とか手続き完了。

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2022年7月14日木曜日

12.野村證券の株式・投資信託移管手数料返金サービスに申し込む

時価合計額500万円以上の上場株式・投資信託などを野村證券に移管した際の、移管元に支払った移管手数料を野村から返金できるサービスがあります。

 

これにより3,300円×8銘柄=26,400円の返金を受けることが出来たので助かりました。

 

野村證券へ提供する情報は下記となります。

・移管依頼日

・移管証券の銘柄

・数量移管に係る手数料額

・移管元口座の名義

・移管元金融機関名

・移管先金融機関名が野村證券であること

 

このうち手数料額はマネックスに領収書を発行してもらいました。発行手数料は無料です。

それ以外はマネックスに提出した書類に受付印が押されて返却されたので、そのままコピーして提出。

 

ここで面白かったことが一つ。

野村に移管した銘柄数は8、でもVTが一般口座と特定口座にそれぞれあったので、書類上は9です。しかしマネックスが徴収した移管手数料は8銘柄分のみ。口座が異なっても銘柄が一緒であれば片寄せされるようです。

 

なお三菱UFJモルガン・スタンレー証券には2銘柄移管しました。これにより全ての移管手数料は3,300円×2銘柄=6,600円のみとなりました。

 

日本に帰国したときに再びネット証券に移管させます。ただし現状マネックスは移管手数料キャッシュバックを行っていないので、もしかしたらSBI証券に移管させることになるかもしれません。

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2022年7月10日日曜日

11.租税条約に関する届出書の提出が受理されない

日本と香港の租税条約は10%のため、税務署に届け出を行えば国内での課税20.315%ではなく香港10%が控除された10.315%になります。

そこで税理士のアドバイスのもと租税条約に関する届出書の提出を行おうとしました。

 

届出書は支払い取扱者(証券会社)が所轄の税務署に提出するため、必ず証券会社に提出を行う必要があります。しかし、マネックス、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレーの全てで対応していないことが判明しました。

 

マネックスは、国内株については届け出を行わなくても自動的に住民税5%を控除した金額で配当金が振り込まれるが、所得税から5%は控除されないとのこと。なお、休眠口座中は外国株が保有できないため、これも自動的に対応できないことになります。

 

米国株を預ける野村は、対応できないため個人で税務署に聞いてくださいとのこと。

 

同じく米国株を預けるモルガンは、全ての税務対応は行わないことを条件に休眠化を行うため対応できないとのこと。

 

では、出国前に対応できないのであれば帰国後に「租税条約に関する源泉徴収税額の還付請求書」を提出しようかと思いましたが、こちらも支払い取扱者経由で税務署に提出のため、やはり対応できないこととなります。

 

野村とモルガンで日本株を預けた時の対応は不明です。でも三社とも米国株については対応できないことがわかりました。

 

野村ですら対応できないということは、実際にこの制度は機能しているのか謎です。たぶんファミリーオフィスを持っているような超富裕層を顧客とする外資系証券会社が対応しているのではないでしょうか。多額の手数料を払っても元が取れるぐらいの還付があるような人たちです。

 

こういったことがあると米国株に投資するよりも国内株、もしくは無配当の投資信託に投資したほうが税効率がいいと思いました。

 

ETFは配当が貰えるので嬉しいです。でも、もし一から投資をやり直すとしたら投信で済ますと思います。

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