(1)売却
・なし(2)購入
●感想
(1)売却
・なし久々に投資に関する名著に遭遇、『TRILLIONS(トリリオンズ) [物語]インデックス・ファンド革命』。
『ウォール街のランダムウォーカー』や『敗者のゲーム』などの名著を読んだ人であればより楽しめると思います。
インデックスファンド理論の父ともいえるチャーリズエリスはやっぱり凄い。
ジョンボーグルは社内抗争に敗れて仕方なく相互会社的組織とインデックスファンドに活路を見出しただけ?
コンピュータの発達があったからこそ複雑な計算を伴う指数を作り出すことができた。
指数提供会社や指数そのものが政治的、経済的に力を持ってしまっている。本来であれば株価の結果としての指標のはずが、株価を左右する存在になりつつある等々。
インデックスの歴史だけでなく将来についてや問題点についても書かれており、このままインデックスを買い続けていいのかと一瞬考えてしまいました。
でも代わりの投資先がないので買い続けます。
新しいHSBCクレジットカードを作成。
前回審査に通らなかったシグネチャーカードのオファーが届いたのでさっそく作成しました。
プラチナカードの無料期間が約8か月残っていますが、シグネチャーカードを作成するとウェルカムオファーとして300HKD、無料期間3年、ポイント最大3.6%(プラチナは最大2.4%)といいことずくめ。応募しない手はありません。
登録したら即座にバーチャルカードが使えるようになったので、当日からアップルペイで利用開始。自動引き落としもクレカ変更の手続きを行いました。
プラチナカードは利用分引き落としが終わったら解約します。
あと何年何か月香港にいるのかわかりませんが、3年も無料期間があれば一度も年間手数料を払うことなく帰任するはずです。(シグネチャーカードの年会費は2,000HKD)
(1)売却
・なしFUTUが日本株の取り扱いを開始しました。
手数料はほぼ変わりません。
一番大きいのは分配金の課税です。
日本株は日本で15.315%源泉徴収されます。すなわち住民税5%は引かれていません。日本に住んでいないから当然です。
米国株は米国で30%源泉されます。
約15%の差は大きいです。
なお、日本株は海外の証券会社に出庫できないとのこと。売却益への課税が実質タダなので、帰国直前に売却してVTに乗り換えてもいいかもしれません。
ただし2559の出来高は少なく、安定しているとは言い難いです。
また日本株は香港ドルで売買されるため、内部で香港ドル→日本円の為替手数料が発生しているはずです。
米国株を買うときは香港ドル→米国ドルの為替手数料が発生しているはずですが、ペック制なので日本円よりはコストは安いと思います。
2559を買えば懸念であった分配金の課税率を下げることができますが、VTよりも圧倒的に規模が小さいため安定していません。
というわけで、
既に保有しているVTはそのままで、今後は2559を買うか?
全てのVTを売却して2559に乗り換え、帰国前に再びVTに戻すか?
前者であれば今後購入する分だけ2559なのでリスクは少ないですが、課税のメリットも少ないです。
後者であればリスクは大きいですが、課税メリットは最大限活かせます。
駐在期間が長ければ後者だろうし、来年3末で帰任ならば前者でしょう。
うーん、何とも悩ましい限りです。