2018年10月21日日曜日

効率的な買い方

毎月末にポートフォリオの中で乖離率が一番大きい商品を購入して、ノーセルリバランスを実施しています。

ただし、保有している銘柄でマイナスが発生したものは、損益通算のためにその時点で売却、即買い戻しも実施。

例えば、保有しているVTIがマイナスになったので損益クロスを実施。一方でポートフォリオの乖離率が一番大きいVWOを毎月の積立として購入、というもの。

この場合はVTIの往復と、VWO購入の計3回分の手数料が発生します。

これを、VTIを損益クロスするときの買い戻し時に毎月の積み立て分も一緒に買えば手数料は2回分になり、1回分減らすことができます。
リバランスの効率は悪くなりますが、手数料を下げることができるのでコスト面では有利です。

そう思って一考しましたが、マイナスになる銘柄が発生するタイミングと、月末の積立タイミングが上手く合致することは難しいことを実感。

今月はアメリカ市場が急落しましたが、いつもであれば即座にクロス取引をするところをマネックスの口座に毎月の積立分が自動振り込みされるのを待っていたら、タイミングを逃しました。

ゆえに今まで通り損失クロス取引は随時、毎月の積立は月末のままとしました。

インデックス投資は暇なので、こんなことを考えてみた一日でした。

2018年10月1日月曜日

2018年9月の売買記録

(1)売却
・なし

(2)購入
・Vanguard Total Stock Market ETF(VTI)

●感想
先月はノーセルリバランスのためにVTIを購入しただけで、損益クロス取引もなく、順調というか暇な一か月でした。

インデックス投資は一度ルールを決めたらそれに従うだけなので、ひたすら暇です。でも一度決めたら、ひたすら買い続けます。

2018年9月19日水曜日

一般NISAのロールオーバー手続き完了

一般NISAですが、ロールオーバー手続きを行いました。

マネックスから書類が送られてきたので、日付、署名、ロールオーバーする旨のチェックをして返送。
楽天証券は同じ銘柄であれば取得原価は年度ごとではなく平均値のようですが、マネックスは年度ごとでした。

どうせ売ることはないのですが、ロールオーバー終了時にマイナスになっていても損益通算が出来ないので、ならば利益の出ている今、いったん売却することも考えました。
しかし、今後五年間の間に制度が変わり、恒久化されることもありうるのでロールオーバーとしました。

NISAについては長期保有を目的とするために損益通算は必要ないと思いますが、5年間という期間については延長してほしいものです。

2018年9月1日土曜日

2018年8月の売買記録

(1)売却
・Vanguard FTSE Europe ETF(VGK)
・eMAXIS 先進国リートインデックス

(2)購入
・Vanguard FTSE Europe ETF(VGK)
・SPDR Dow Jones REIT ETF(RWR)
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)

●感想
VGKはマイナスになっていたので損失クロス取引として売買。

コストの高いeMAXIS先進国リートからRWRへ乗り換え。今年の損失額が積みあがってきたので、eMAXISの売却益に課税されない範囲ということで、一部のみ売却です。

そして毎月の積み立て分はBNDを購入。ノーセルリバランスでポートフォリオの調整です。

12月までにeMAXIS先進国リートを全て売却できればいいのですが、当然ながら今後の株価は全く分かりません。上がっても下がっても地道に買い続けようと思います。

2018年8月8日水曜日

三菱UFJ国際投信のeMAXISに疑問アリ

自分のマイポートフォリオの中で整理したい商品ナンバーワンは、eMAXIS先進国リートインデックスです。

海外ETFにシフトしつつあるのでRWRに乗り換えたいのですが、それ以前に三菱UFJ国際投信の姿勢に疑問を感じています。

昨今の信託報酬低下競争により、よりコストの低いeMAXIS Slimが登場しました。それ自体はいいことだと思います。

また、初代eMAXISのコストを下げられなかったのは販売会社へ支払う手数料、すなわち販社の利益が減ってしまうことになるため、仕方なくSlimブランドとして新たに立ち上げたとWebの記事で読んだ記憶があります。これも理解できます。契約とかもあるでしょう。

でも、コストのうち委託会社への手数料は下げられるのではないでしょうか。委託会社とは自社、すなわち三菱UFJ国際投信では?

初代とSlimの信託報酬の比較です。(商品は先進国株式)

初代の信託報酬の内訳。

500億円未満の場合、0.54-0.27=0.27%が委託会社である三菱UFJ国際投信分のコストであることがわかります。

次にSlimの内訳。

三菱UFJ国際投信分のコストは0.0445%です。

ということは、0.27%-0.0445%=0.2255%(除く消費税)は初代であっても下げられるはずです。

ニッセイとの競争によりSlimは7月にも信託報酬を引き下げましたが、初代は一向に下がりません。元のマザーファンドは同じでは? Slimがあるからいいやと思っているのでしょうか? フィデューシャリーデューティーに反しているのでは?

さっさと売りたいところですが、譲渡益が大きいため売りたくても売れません。その間は三菱UFJの養分になるしかないようです。

このような日本の投資状況を目の当たりにすると、やっぱり海外ETFのほうがいいやと思ってしまうのは私だけでしょうか?