以前、光文社のリストラをリアルタイムでブログにアップしていたものをまとめたのが『リストラなう!』。その続編が『その後のリストラなう! 割増退職金危機一髪』。
退職して自由になれたと思ったけど、何処にも所属していない何もすることがない孤独、絶望感。
4400万円の退職金を得たけど、外資系金融機関(HSBC)に薦められるままに仕組み債やデュアルカレンシー債を購入して溶けていく。
禅で悟り、文献学習会で刺激を受け、ドラッグにも溺れそうになったけど無事脱出、野良猫から生き方を学ぶ。
こういうのを読むと金融教育の重要性を感じるけど、一番印象的だったのはサラリーマンが会社から切り離されると何も残らないということ。いずれ自分もそういう立場に陥るのは確定なのに、でも認めたくない。
自分の投資の目的は『働かなくてもいいぐらいの資産は持っているけど、でも働く、ことが出来るようにする』なのも、やっぱり会社を通して社会と接点をもっていたいということだと改めて認識した。
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