2023年6月22日木曜日

新NISA(NISA拡充・恒久化)をどうするか:完結編

新NISAの活用案、自分にとってのファイナルアンサー、完結編です。


前回の気づきは、配当金は全額に対して課税されますが、無配当の投資信託を一部売却すれば原価を含んでいる分、税金が有利です。


NISAの場合、外国税を還付することができない海外ETFは論外として、国内籍ETFの分配金は非課税です。


ただし、分配金としてNISAの外に吐き出すよりも、ファンドの内部で再投資したほうが非課税枠が複利で増えていくことになります。


しかし、無職になったら配当金で生活することになり、NISAであればその配当金は非課税なのでファンドを一部取り崩すよりも有利なのかもしれません。


でも、資産を取り崩す順番としては、特定と一般口座を最初に、最後にNISAとすべきです。非課税口座を一番長く運用させた方がお得だからです。


となると、購入するのはNISA内で複利で増やせることのできる無配当インデックスファンドとなります。


というわけで、ファイナルアンサーは下記となりました。


●つみたて投資枠

ポイント獲得も兼ねて毎月5万円+ボーナス設定60万円で埋める。

ボーナス設定は年初に設定せずに無理のない範囲で一年かけて全てを埋める。(実質毎月10万円投入させる)

ただし、役職定年後に毎月10万円投入できるのか不明だが、後述するETFからの配当金を充当すれば可能。


●成長投資枠

購入するのは100円から買えるインデックスファンドなので、日本円と米ドルの通貨種類によって新規投入する順番を決めるのではなく、証券口座に現金があればどんな通貨でも即投入させます。


1.毎月の新規投入

いまも給料から毎月新規投入しています。

役職定年後どれだけ投入できるのかわかりませんが、確実に投入できるのは給料からなので、引き続き投入。


2.国内籍ETFと株式の分配金から投入

円で支払われる分配金と配当金をそのまま成長投資枠に投入。


3.米国ETFの分配金から投入

ドルを円転させて投入させると為替手数料がかかりますが、取り崩し時の税金を考慮して今後は海外ETFには再投資しません。

分配金が出たら即日本円にして成長投資枠に投入します。


4.保有しているETFとファンドを売却して投入

これは絶対にやりたくないけど、含み益があるETFとファンドでも一旦売却してNISAに振り替えた方が超長期で考えればお得です。

なので最終手段として。


おまけ.損出し時に成長投資枠に再投入

赤字が発生したETFとファンドを損益通算用に売却したときに同一銘柄を買いなおすのではなく、成長投資枠で全世界インデックスファンドを購入。

同一銘柄に再投資しないのでアセットアロケーションのバランスに誤差が発生することになります。でも、全てを全世界型インデックスファンドにまとめたいので、チャンスがあれば実行します。

そして、成長投資枠を超えた金額は、特定口座でインデックスファンドに再投資します。


米国ETFからの分配金を投入すれば新NISAは最短の5年で埋められると思います。


購入するのはオルカン。今後コスト競争が激しくなると思いますので、オルカンに代わる低コストな商品が登場すればそれも検討します。


というわけで新NISAの使い方は、100円以上の現金があれば即座にオルカンを購入です。


オルカンを買うだけなので、今後も暇な投資が続くことになりそうです。

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