2017年6月12日月曜日

『捨てられる銀行2 非産運用』

『捨てられる銀行2 非産運用』を読んだ。

『捨てられる銀行』の続編だけど、2のほうが面白い。1は銀行マン向け、2は一般の人向けという感じで、金融業界に関係ない人でも楽しめると思う。

1も2も森金融庁長官が進める改革について書かれているけど、2は特に投資の重要性が伝わってくる。

もはや日本の年金制度に期待は出来ず、これからは個々人が自助努力で自分の年金を作り出さなければならないこと。ゆえにそれを後押しする制度を作り、国民に薦めて、一方で国民に不利益になる商品を排除すべく奮闘しているといったところか。

しかし、森長官が退官してしまうと、また元の魑魅魍魎な世界に戻ってしまう恐れもある。例え戻ってしまったとしても自分は生き残るためには、日々情報を集めて個人として防衛するしかないと思った。また、安価なインデックス商品を長期間購入、および保有する重要性を改めて確信した。

2017年6月4日日曜日

日経平均が一年半ぶりに2万円を突破、と言われても

日経平均は2万円になるし、ダウも史上最高値を更新するしと、結構ウハウハな人が多いと思う。個人的には2万円台回復よりも、ドル建て日経平均17年2ヶ月ぶり180ドル突破のほうがインパクトがあると思うけど。

自分の資産が増えるのはうれしいけど、毎月コツコツ買っている身にしてみれば買える数が少なくなるのでちょっと微妙。

一番良いのは買う時(=現役の時)は安くて、売る時(=リタイア後)は高いのが望ましいけど。

高くなったからといってアセットアロケーションを変更して更にリスク資産を買うこともないし、高過ぎるといって毎月の定期購入を中断することもないです。

上昇に一喜一憂せずに毎月コツコツ買うだけです。

2017年6月1日木曜日

2017年5月の売買記録

(1)売却
・なし

(2)買付
・三井住友DC全海外株式(NISAリレー投資用)
・Vanguard Emerging Markets Government Bond ETF(VWOB)


●感想
先月は特にトピックのない投資活動でした。アセットアロケーションから一番乖離(といっても誤差の範囲ですが)していた新興国債券のVWOBを購入。あとはNISAリレー用の三井住友DC全世界株式ファンドだけ。

マネックスの「スマホdeアメカブ放題キャンペーン」の手数料分が戻ってきましたが、定例の買付の後だったので、これは今月の購入時に使うことにします。

2017年5月25日木曜日

潮が引いた時、初めて誰が裸で泳いでいたか分かる

最近、米国株に人気があると思う。

インデックス投資系のブログを見ても米国株を買っている人が増えているし、ちょっとリスク取り過ぎじゃない?とそんな状況に警告しているブログもある。

どうしても自分と似た投資をしている人のブログばかり見てしまうのでバイアスがかかっているだけかもしれないけど、それでもいままで国内投資信託を買っていた人たちが明らかに米国株、しかも個別株を買っているのが増えていると思う。

理由としては、ダウが最高値更新中とか、連続増配が50年以上続いている会社があるとか、株主本位の経営をしているとか色々だと思う。そしてリスクがあるのはわかっているけど長期間保有するから問題ないと思っているはず。

ただ、個別株だとリバランスが大変だし、たとえダウ採用銘柄であってもダメなものはダメだし、ダウが組成されてから生き残っているのはGEだけだし、ウォーレンバフェットが最近IBMを大量売却して衝撃が走ったようにコバンザメ投資もリスクが高い。

自分の場合は、リバランスが簡単、コスト優先で考えて国内ファンドから米国ETFに移ってきたので、米国株が好きと言うよりはコストで選んだらそうなっただけ。もちろんETFより個別株の方がコストがかからないのはわかっている。

いまは株価が高いからいいけど、これでまた何チャラショックが起きた時に個別株を買っていた人たちはどうするんだろう? 長期間買い続けてきた人であれば慌てることなく放置できるだろうし、それなりの資産を保有している人であればリバランスをするだけだろう。

でも昨今のブームに乗っかって始めた人には辛いことになると思う。たぶん投売りする人もいるだろうし、投資そのものを辞める人もいると思う。ただ、本当に長期投資家であれば、持ち続けるだけなのだが。

『潮が引いた時、初めて誰が裸で泳いでいたか分かる』 ウォーレンバフェット

とりあえず自分は水着を着ているつもりです。ついでに浮き輪にも掴まっているつもり。

2017年5月1日月曜日

2017年4月の売買記録

(1)売却
・なし

(2)買付
・三井住友DC全海外株式(NISAリレー投資用)
・Vanguard Dividend Appreciation ETF (VIG)
・Vanguard Consumer Staples ETF(VDC)
・Vanguard Emerging Markets Stock Idx ETF(VWO)
・Vanguard Total Bond Market ETF(BND)
・Vanguard Emerging Markets Government Bond ETF(VWOB)


●感想
4月はスマホ経由で米国株を買うと手数料が無料になる「スマホdeアメカブ放題キャンペーン」をマネックス証券が行っていたので、分配金が入金される度に購入した結果、8回に分けての購入となりました。手数料を気にすることなく1株から買えるのは有難いです。

また、確定申告の還付金での購入もあったため、回数、金額共に普段よりも多くなりました。

普段であれば月に一回しか購入できないのでヒマで仕方ありませんが、先月は毎週のように買えたので爽快な気分になれました。