2019年1月2日水曜日

2018年の振り返りと、2019年の課題

■2018年の振り返り
2018年は不安定な相場だったと思います。投資系ブログでも、暴落とか、ここは耐えどころとか、こういう時にこそ買い続けなければいけないといった投稿が散見されましたが、この程度の下落は普通に起こりうることだと思います。リーマンショックぐらいになれば暴落と言えますが、ちょっと下がったぐらいのことかと。

先のことはわからないので、月末になったら機械的に買い続けました。下がっているときに買うというのは、雪だるまの凹みを治すような作業だと思います。勢いよく雪だるまを作るとバームクーヘンのようにロール状になってしまいますが、きれいな雪だるまを作るにはへこんでいるところを埋める作業が必要です。

また、芯を固めないとスカスカになってしまい、重みのある雪だるまを作ることができません。何があっても買い続け、凹みを減らし芯を固めてきれいな雪だるまを作ることが将来大きな雪だるまになれる施策だと思います。今後もひたすら買い続けます。

・損益通算について
下がれば損益通算用の損失出しをするだけなのですが、あまりにも回数が多すぎたと反省。しかし、すぐに上がってしまうこともあるため小まめに売買をしてしまうのですが、やはり手数料は減らしたいところです。

損失を出した分は、コストの高い商品からの乗り換えを図りましたが、これも小まめに行ってしまったのは失敗でした。eMAXIS 先進国リートインデックスからRWRに乗り換え中ですが、乗り換えは年末に一回で済ませればRWRの購入手数料は下げることができたはずですが、都度行ってしまいました。反省です。

2018年の損益通算では、分配金/配当金は全額還付、上場インデックスファンド海外債券(Citi WGBI)毎月分配型(1677)を全てBNDに乗り換え、eMAXIS 先進国リートインデックスからRWRへ半分ぐらい乗り換えることができました。

売買回数が多かった分、手数料もかかっているので、還付された税金の1/2は手数料分かもしれません。それでも税金を払わずにコストの高い商品から安いものへ乗り換えることができたのはよかったです。


■2019年の課題
まずは毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月末になれば買います。

・率から量へ変更。
いまは目標額よりも乖離率が一番大きい商品を月末に購入しています。しかし、全体の2%しかない新興国債券と50%ある先進国株式では乖離額が大きく異なります。

率の場合、毎月の定期購入分だけでなく分配金が支払われたときなど月末に購入できる金額が大きい場合、乖離率順に複数銘柄購入となります。例えば、RWRをx万円買って目標値に合わせて、次にVWOBをy万円買って、最後にVTIをz万円購入となり銘柄数が増えた分だけ手数料が増えることになります。

手数料を抑えるためには銘柄数は少ないほうがいいので、購入するものを決定するときは、まずは率の大きい順に、その中で一回で購入してオーバーしない銘柄の一つだけとするつもりです。

たぶん四半期ごとのVTなどの分配金が発生したときは乖離額優先で、それ以外の毎月の定期購入分は乖離率優先で買うことになると思います。

・商品の乗り換え
今年も損益通算内で高コスト商品から低コストなものへ乗り換えていきます。
ますはeMAXIS 先進国リートインデックスからRWRへ、次にTOPIX連動型上場投資信託(1306)とNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)を同じくコストの安い同等商品に乗り換えです。
1306と1343をどの商品に乗り換えるかは、コストだけでなく流動性も考慮して決める予定です。

年を追うごとにETFからの分配金が増えているので、損失が分配金総額を超えた分から商品乗り換えとなると結構大変です。でも、2018年のような相場になれば下がり続けると思うので、手数料に注意しつつ損失出しをして乗り換えを進めたいと思います。

そして繰り返しとなりますが、今年も毎月ひたすら買い続けます。

2019年1月1日火曜日

2018年12月の売買記録

(1)売却
・Vanguard FTSE Europe ETF(VGK)
・Vanguard Total Stock Market ETF(VTI)
・eMAXIS 先進国リートインデックス

(2)購入
・Vanguard FTSE Europe ETF(VGK)
・Vanguard Total Stock Market ETF(VTI)
・SPDR Dow Jones REIT ETF(RWR)
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)
・Vanguard Dividend Appreciation ETF (VIG)
・楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)


●感想
マイナスになっていたVGKの損失クロス取引を3回実施。

VTIも売却後にBND等の分配金を使って1株増やして買い戻し、その後単純売買を3回実施。

今月末までに積みあがった損失分と相殺できる範囲でeMAXIS 先進国リートインデックスを一部売却、そのままRWRを購入してポートフォリオを入れ替え。

NISAで120万円未満の年度が発生していたので、足りない分のスポット買いとして楽天VTを4回購入。

2019年ロールオーバーのNISAが120万円未満だったので、VTを1株購入。
それにしても、2018年内の米国株取引日の最終が12/24、25はクリスマス休場だったので仕方ないですが、2019年用として購入できたのが12/28。本来であれば12/26には取引できたはずです。もうちょっとリアルタイム反映を早くできないものでしょうか?

なお、ロールオーバー分についてはまだ62.20ドル分だけ枠があります。VTは@64.65ドルなのでもう少し下がれば1株買えますが、下がるかどうかわからないし、いままで最速で全枠分購入していたので、今回も余り分として投資信託を購入する予定です。

最後に毎月の積立分として一番乖離率が大きかったVIGを購入。

これにて2018年の投資は終了です。2018年は不安定な市場環境だったと思いますが、ひたすら買い続けました。まさに入金投資法とも言えますが、2019年も何があっても毎月ひたすら買い続けます。

2018年12月24日月曜日

楽天証券 口座開設

ポイント欲しさに楽天証券に口座開設。


楽天証券で毎月500円以上の積み立てすると、楽天市場でのポイント付与が+1倍になるとのこと。

アマゾンのほうが安かったりしますが、楽天もキャンペーン時になるとかなりの割引になるため、なんだかんだで楽天を使っています。

証券口座を増やすのは管理の手間となりますが、毎月500円ならば大したことはないのと、500円も何か消費財を購入するわけではなく投信の積立なので、無駄遣いではありません。しかもたったの500円。

条件としては1ポイント以上使って購入とのこと。楽天市場から毎月賦与される通常ポイントは500ポイントを超えているので、たぶん現金を使って購入することはないと思います。

NISA口座で毎日積み立てを30銘柄で行うとか、楽天銀行と紐づける等でさらなるポイント乱獲もできるようですが、メインバンクを変えるなど手間なので止めておきました。

先日は楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替えると3年間手数料無料キャンペーンを行っていたので、切り替えてしまいました。プレミアムカードにすると通常カードの+2倍から+4倍になります。手数料を払ってまで行うメリットはないので三年後には通常カードに戻しますが。

ちょっとだけ楽天経済圏に嵌りつつ今日この頃でした。

2018年12月10日月曜日

毎月の積立金額を減らします

マネックス証券で毎月自動引き落とし設定している金額を減らしました。

理由は二つあり、一つは自社持株会を再開したこと。

インデックス投資を本格化してから金融関係の書籍を読み続けていますが、持株会は給料と資産を一か所に盛っていてリスクが大きいということが書かれていたのに同意して売却&休止しておりました。

しかし、勤務先が破格ともいえる持株会優遇策を導入したので、やらねば損ということで再開することにしました。優遇策の条件として三年以上拠出することなのですが、たとえ三年分の拠出をしても、いま保有してる資産の中ではほとんど影響しないレベルまでリスクは小さくなっております。なので、リスクよりも優遇策での益を求めることにしました。

次に、今後はボーナスの金額が激減することです。勤務先の給与体系がボーナス偏重型なのですが、いままでかなり無理をして毎月の積立をしておりました。そうすると毎月ほぼ赤字、その赤字をボーナスで補填となっておりました。

しかし、勤務先の状況が変わったことと、年齢的にも給与が頭打ちのため、今後はボーナスでの補填は出来なくなりそうです。

いままで積立金額を減額したことは一度しかありませんでした。ちょっと残念ですが、毎月赤字というのはそもそも間違っていたのと、無理をせずに続けることが一番だと思ったので、今回減額としました。なお、減額は20191月の引き落としからとなります。

ただし、持株会については三年間継続後、かつ単元株になった段階で再び休止するつもりです。

2018年12月4日火曜日

『Yahoo!JAPANのビッグデータとAIが教える21世紀の投資戦略』

『Yahoo!JAPANのビッグデータとAIが教える21世紀の投資戦略』を読んだ。

ヤフーファイナンスの掲示板をAIで解析して株式の上昇期を探るというもの。読み始めてすぐに、こんなに手間をかけて解析するならばコストも高いはずだし100発100中でもないのだから、この手法(ファンド)ではなく単にインデックスを買えばいいのでは?と思ったのでファンドを調べてみた。

そうしたら、購入時に3.24%(税抜3.0%)、信託報酬として年0.9936%(税抜年0.92%)と高コスト。他のアクティブファンドよりも安いと言っているけど、いまどきのインデックスファンドの信託報酬0.1%台と比べたら高額。

株価指数+5%を運用目標としているらしいですが、1%近い信託報酬を取られたら実質何%なんだろう?

結局はコストの安いインデックスファンドを長期間積み立てるのが一番お得というのを再認識した一冊でした。