2021年9月13日月曜日

【投資遍歴】7.マネックス証券との出会い

1999年、ついに日本にもネット証券が誕生しました。


ネット証券が解禁されることは新聞で知りました。証券会社の候補は何社かあったと思いますが、ソニーが資本参加しているということでマネックス証券で口座開設しました。ここでもソニーの名前に惹かれてしまったのです。初めて買った株もソニーミュージックだったし、どこまでソニーブランドが好きなんでしょう。内容ではなくブランドで選ぶという、選択の仕方としては最悪です。


口座開設資料の請求は新聞広告か、当時たまに購入していた月刊投資情報誌『あるじゃん』(リクルート)を見てだと思います。ちなみに、『あるじゃん』はまだ出版されていると思っていましたが、調べたら2012年で休刊しておりました。全く知らなかったのも、2012年にはインデックス投資に没頭しており、その他投資情報には興味がなかったからです。


マネックス開設後は主にこちらでトレード。しばらくは大和でるいとうとミニ株を続けていたかもしれませんが、その後すべてマネックスに移管しました。


というわけで、文句たらたら言いながらもマネックスとは開業当時からのお付き合いとなります。

(続く)

2021年9月1日水曜日

2021年8月の売買記録

(1)売却

・なし

(2)購入
NEXT FUNDS TOPIX連動型 上場投信(1306)
・Vanguard Emerging Markets Government Bond ETF(VWOB)


●感想
8月は1306とVWOBを購入。海外債券は8ヵ月連続購入となります。

直前まで海外債券と国内株式の乖離率が拮抗しておりましたが、購入日前日に計算したところ、わずかに国内株式が悪化。ここはルールに従って1306となりました。

国内株式を購入するのは2019年6月に1348を買って以来となります。(2020年3月の損出しのための売買は除く)

8月は1306の年一回の配当支払い月なので、そのまま再投資したことになります。マネックスが為替手数料無料キャンペーンを行っているとはいえ、円をドルに換えることなく再投資できたことはよかったと思います。

ちなみに、1306は段階料率の導入と、名称も従来の「TOPIX連動型上場投資信託」から「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信」に変更されていました。経費率は0.121%だったのが今は約0.07%。ありがたいことです。

でも購入時に問題発生。外国株取引口座にも若干の日本円があるので、それを証券総合取引口座に戻して合算して1306を購入しようとしたのに資金移動ができません。思い起こせば2019年5月にも同じことがありました。

資金拘束の時間帯なのかどうか調べましたが、とにかくわかりにくい。そしてマネックスのFAQにも書かれておらず、メールで問い合わせようと思いましたが、その前にチャットボットで質問してみました。

そうしたら、「※米国株円貨決済の自動連携を利用していると、日本円が米国株取引の資金として拘束されてしまうため、振替可能額が0円となっている場合があります。とのこと。そんなことはサイト内に一切書かれていません。

いつものことですが、マネックスはとにかく使いにくいうえに説明不足、その罠に嵌ってしまいました。昔から相変わらずなので、改善を期待するのは無理なのかもしれません。

結局、連携を解除するのも面倒になり、外国株取引口座内の円とドルはいつも通りに海外ETFに投入、乖離率が二番目に大きかったVWOB購入となりました。

手数料を抑えるために毎月一銘柄しか買わないようにしています。(損益通算時は除く)
複数銘柄を購入するのは2019年6月以来となります。その時も今回と同じく外国株取引口座から出金できなかったから。やれやれです。

マネックスの愚痴を書くぐらいならばSBIや楽天に乗り換えればいいことは理解していますが、それも面倒です。どうしたものだか。

なにはともあれ月末になれば必ず買います。

2021年8月30日月曜日

【投資遍歴】6.生命保険にも入ってしまった

今だったら絶対契約しないものナンバーワン、生命保険にも加入してしまいました。


まずは安田生命(現明治安田生命)。保険のおばちゃんに押されて。社会人になったら保険ぐらい入ったほうがいいのかなという勝手な言い訳を自分で作り上げて入ってしまったのです。本当は押されただけなのに。でも、ちょうど週刊誌が保険特集を組んでおり、一番お得なのは個人型年金と書かれていたので、特約無しで加入しました。利率は準お宝保険ぐらいのものです。個人型年金&特約無しなので、おばちゃん的には美味しいお客ではなかったと思いますが、そこはお互いさまということで。


個人型年金の利率は一番高い時期で約6%あったそうですが、例えそうでも今だったら加入しません。保険会社の手数料を引いたうえでの利率6%です。本当の利率は3%以下だと思います。手数料が高すぎです。


インデックス投資に出会ったあと解約しようと思いましたが、高い手数料でも当時の債券の金利よりは高かったので払い済みにして放置中です。


その後、さらにプルデンシャル生命にも加入しました。こちらは保険のおじちゃんに押されて。しかも利率変動型生命保険。たしか同じ内容の固定利率と比較して約1500円か3000円高かったと記憶しています。この頃は最高値からの1/3ぐらいの利率。でもいつかは高利率に戻ると信じて利率変動型に。最初は特約でケガ、疾病、がんを付けていました。途中でがん以外を解約、そして全期前納にしてすべて支払い、その後一部減額(解約)して放置中。途中で払い済みに切り替えようかと思いましたが、全期前納後はできないのと、特約が解約されてしまうので(がん保険が非常に有利な内容なので)、放置にしました。もっともがん保険が有利と言っても、本当は無駄なのかもしれませんが。


こちらも全部解約を検討しましたが、やはり当時の債券金利よりは高かったので、放置中です。


いまだったら個人型年金は加入せず、生命保険は掛け捨てにして、ある程度の資産を築いた後は解約していたと思います。

(続く)

2021年8月16日月曜日

【投資遍歴】5.株以外の商品も買っていた

いつかは家を買うと当時は思っていたので、公庫融資の増額と公庫物件の抽選倍率が優遇される、住宅金融公庫の「つみたてくん」をしていました。


これは全員が買えるのではなく、申し込み多数の場合は抽選だったと記憶しています。でも私が応募したときは無抽選だったはずです。内容は、年2回、毎回約20万円積み立て、積立期間5年、計11回積み立て。若手の頃はボーナスがほとんどつみたてくんで消えていたので本当に辛かった。


結局5年間積立を行い、その後5年間解約せず放置、満期になって解約しました。償還後はそのままJ-REITに投入したので、いまのリートETFの原資になっています。


今は住宅を買う気なんて全くありません。とは言えつみたてくんをしたことは無駄だったとは思っておらず、良い面もありました。まず、当時の債券は金利が良かったのです。すべての資料を捨ててしまったので詳細はわかりませんが、割引率1%後半から2%ぐらいだったはずです。今の債券では考えられない高金利です。なによりもボーナスを無駄遣いせずに投資に回すという習慣が身についたことが良かったです。

(続く)

2021年8月2日月曜日

【投資遍歴】4.当時の株の選び方、買い方

ボーナスが出ると100単位株で(当時は単元株とは呼びませんでした)、株価数百円、合計数万円で買える株を買っていました。


この頃は給料が安かったので高いものは買えなかったからです。でも株は欲しかったので、いわゆる低位株を買っていました。選び方は超適当。業界研究も業績も調べず、四季報で無借金の会社を選んでいただけです。買える値段の株の中で優良企業を、といっても配当金と有利子負債額しか見ていませんでした。


これまた高額な手数料のミニ株も買っていました。単位株の1/10から買えるというものです。るいとうでは時間がかかりすぎ、単位株では高すぎて買えないものをミニ株で買っていました。


ミニ株で買っていた銘柄は忘れてしまいましたが、たぶんトヨタかディスコだと思います。るいとうは東電、ソニー以外にトヨタかディスコも買ったと記憶しており、その後ミニ株を始めた時に過去のるいとう分とミニ株を合算して100株にしたものがあったからです。


そして株と言えば持株会にも入っていました。今だったら加入しません。加入するとしたら莫大な上場益が狙えそうなベンチャーとか、かなりの優遇措置を導入しているかだと思います。当時も補助があったと思いますが、3%か5%ぐらいだったと思われます。

(続く)