(1)売却
・なし(2)購入
●感想
(1)売却
・なし野村證券が7月からeMAXIS SlimとはじめてのNISAの取り扱いを開始しました。
どちらもつみたてNISA専用となっていますが、2024年からの新NISA成長投資枠対応商品欄に記載されていますので、つみたて投資枠と成長投資枠の合計360万円×5年間=1800万円まで埋めることができるということです。
昨年の出国にあたりNISA口座を維持できることが確認できたのは楽天証券と野村證券だけでした。
しかし、その時は楽天は投資信託の保有ができず、野村は格安インデックスファンドを取り扱っていなかったのです。
でも野村で格安インデックスファンドが購入できるようになったので、海外赴任予定者は野村でNISA口座開設するのが良いと思います。
(楽天の現在の対応はわかりません)
出国前までにつみたて枠も成長投資枠も格安インデックスファンドで最短で埋めて、出国中は放置、帰国後に再開させることができます。
そして新NISAは保有期間が無期限です。すなわちロールオーバーが発生しませんので、出国中とロールオーバーが重なった時に一般口座への払出が行われることもありません。
商社や外資系に勤めている人でなければ自分が赴任するかどうかはわからないと思いますが、可能性のある人は野村で口座開設を検討する価値ありです。クレカポイントや投信保有ポイントはもらえないかもしれませんが、出国中もNISA口座を維持することができるのは大きなアドバンテージです。
良い時代になりました。これから投資デビューする若い人たちが羨ましいです。
SBI証券のiDeCo口座にて掛金配分の割合変更とスイッチングを実施。
野村が仕掛けた超低価格インデックス競争ですが、海外赴任中は購入することができないため、遠くから見ているだけです。
でも帰国するまでの間に優劣が付くと思いますので、ここは様子見。
とは言いつつもこのビッグウェーブには乗りたい!ということで、iDeCoの購入商品を変更しました。eMAXIS Slimの先進国からオールカントリー(除く日本)へ引っ越しです。
売却してオールカントリー(除く日本)購入、そして次回からの積み立ては全額オールカントリー(除く日本)にしました。
理由は先進国0.09889%よりもオールカントリー(除く日本)0.05773%のほうが経費率が低くなったからです。
差は0.09889%-0.05773%=0.04116%。
ということは、1万円あたり
10000円×0.04116%=4.116円
約4円安くなります。
わずか4円なのと、いずれ先進国型も経費率を下げてくると思いますので、もはや趣味の世界です。
口座開設してから初めてサイトチェックしたら、ほんのちょっとだけ増えていました。(損益率が二つ表示されていますが、なぜ数値が異なるのか理由が判りません)
過去にもリーマンショック、コロナショック、ナンチャラショックはたくさんありましたが、途中で投資を中断させたことは一度もありません。
海外赴任中は国内休眠口座の資産を売却することができません。もし大きく毀損したとしても損出しできずに傍観するだけです。
でも、何があっても毎月買い続けます。そして一番お得な商品を買い続けます。
インデックス投資の尺度は円ではなくてドルにすべきでは?という気づき。
アベノミクス以降、円安により資産を大きく増やすことができました。
当たり前ですけど円建てだから増えたように見えているだけで、ドル建てだと横ばいや下がっていることがあります。1ドル140円台が当たり前になってしまったここ数年は特にそう感じます。
ということは、資産管理も円建てではなく時価総額の一番大きいアメリカを基準としてドル建てで評価すべきではないかと思いました。
FUTU証券で投資をしているとデフォルトは香港ドル表示、それ以外に米ドル、日本円、シンガポールドルで表示させることができます。
香港に来て早一年、日本円で表示させると増えているけど、米ドル表示させると横ばい状態。ダウを調べてみたら昨年のデータでもドルと円で大きく異なっています。
昨今アメリカ株でFIREする人もいるし、FIRE後も資産が増えたと報告している人もいます。
でもそれは1億円などの日本円換算でFIRE達成したのであり、FIRE後でも資産が増えたのは日本円換算だからだと思うのです。
一億円あったとしても以前ならば100万ドルだったのが、いまなら71万ドル程度です。
ということを考えると全世界に分散投資しているインデックス投資家は資産が増えたといっても喜んではいけないような気がする今日この頃でした。
(1)売却
・なし