FUTUが日本株の取り扱いを開始しました。
手数料はほぼ変わりません。
一番大きいのは分配金の課税です。
日本株は日本で15.315%源泉徴収されます。すなわち住民税5%は引かれていません。日本に住んでいないから当然です。
米国株は米国で30%源泉されます。
約15%の差は大きいです。
なお、日本株は海外の証券会社に出庫できないとのこと。売却益への課税が実質タダなので、帰国直前に売却してVTに乗り換えてもいいかもしれません。
ただし2559の出来高は少なく、安定しているとは言い難いです。
また日本株は香港ドルで売買されるため、内部で香港ドル→日本円の為替手数料が発生しているはずです。
米国株を買うときは香港ドル→米国ドルの為替手数料が発生しているはずですが、ペック制なので日本円よりはコストは安いと思います。
2559を買えば懸念であった分配金の課税率を下げることができますが、VTよりも圧倒的に規模が小さいため安定していません。
というわけで、
既に保有しているVTはそのままで、今後は2559を買うか?
全てのVTを売却して2559に乗り換え、帰国前に再びVTに戻すか?
前者であれば今後購入する分だけ2559なのでリスクは少ないですが、課税のメリットも少ないです。
後者であればリスクは大きいですが、課税メリットは最大限活かせます。
駐在期間が長ければ後者だろうし、来年3末で帰任ならば前者でしょう。
うーん、何とも悩ましい限りです。