2023年10月15日日曜日

moomoo証券がサービス開始

 FUTUグループのmoomoo証券が日本で米国株取引を提供するとのこと。


moomooは高機能アプリで有名ですが、全世界株式を買うだけならば必要ありません。


さらに帰国後は投信しか買わないつもりなので、たとえ手数料が安かったとしても米国株取引を行うこともありません。


でも、赴任が終わり日本に帰国したらmoomoo証券で口座開設して、香港のFUTU証券にあるVTを日本のmoomoo証券に移管できるのでは?と思って確認しましたが、ダメでした。



同じグループなら手続きが楽になるかと思っていたのに残念です。


マネックス証券は香港子会社のマネックスBoom証券があるにもかかわらず海外証券会社からの移管を受け付けていません。


海外証券会社からの移管受け入れができる大和証券に移管させるしかないようです。


日本はこれから資産運用立国を目指すそうですが、資産を日本から海外に、もしくは海外から日本にシームレスに継続できるような制度、もしくは税制も検討してほしいです。

2023年10月8日日曜日

「第1回 金融審議会 資産運用に関するタスクフォース」の感想

某投資系ブロガーの投稿で「第1回 金融審議会 資産運用に関するタスクフォース」が金融庁で行われていたことを知りました。

事務局資料のリンクが貼られていたので読んでみましたが、累積投資契約のクレジットカード決済上限額の引上げを提言しています。感想は、

えっ!?、そこなの・・・

確かに現状5万円のクレカ積み立てが10~30万円になるのは素晴らしいことです。支出管理を一元化できるのは便利です。ましてやポイントが付与されればうれしいでしょう。

でも、クレカ積み立て増額よりも大切なことがあるような気がします。

外国株の二重課税解消、同じ指数に連動するにもかかわらず信託報酬が異なる一物多価の解消(例:eMAXISの初代とSlim)、損益通算期間の延長などなど。

金融庁のWebサイトには他の資料も掲載されているので読んでみましたが、今回は投資家よりも運用会社の多様性を図るための会合だと思いました。

最初は運用会社向け改善でもいいですが、いつかは投資家向けの改善が図られることを期待します。

でも最大1800万円の非課税枠となった新NISAのように首相の一声で大きく変わるので、会合で提言よりも有能な人が宰相になるほうがいいのかもしれません。

2023年10月1日日曜日

2023年9月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
先月もお約束のVTを購入。

香港では米国株の配当金にかかる税金は30%。もし香港株であれば0%です。(印紙税のようなものはがかかりますが、わずかです)

FUTUで購入できる香港籍の全世界株式ETF、もしくはファンド、または無配当型の米国籍ファンドであれば税金を抑えることができます。

でもセクター型ではないピュアな指数に連動するETF/ファンドを探しても出てきません。本当にないのか、それとも探し方が悪いのか?

米国で徴収されるのは10%、日本でも20%徴収されて合計30%、ただし一部は確定申告で還付できます。しかし香港居住の場合は米国で30%徴収されます。せっかく香港にいるのに重税になっています。これは何とか回避したいです。

どうしたもんだかと悩んでいますが、悩みつつも毎月必ず買います。

2023年9月1日金曜日

2023年8月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
先月もいつもの通りVTを購入。

富途証券のポイントは相変わらずポチポチ貯め続けて、手数料割引に充当しています。

それ以外はすることがなく、本当に暇です。

2023年8月20日日曜日

海外赴任予定者のNISA口座は野村證券がベスト

 野村證券が7月からeMAXIS SlimとはじめてのNISAの取り扱いを開始しました。


どちらもつみたてNISA専用となっていますが、2024年からの新NISA成長投資枠対応商品欄に記載されていますので、つみたて投資枠と成長投資枠の合計360万円×5年間=1800万円まで埋めることができるということです。


昨年の出国にあたりNISA口座を維持できることが確認できたのは楽天証券と野村證券だけでした。


しかし、その時は楽天は投資信託の保有ができず、野村は格安インデックスファンドを取り扱っていなかったのです。


でも野村で格安インデックスファンドが購入できるようになったので、海外赴任予定者は野村でNISA口座開設するのが良いと思います。

(楽天の現在の対応はわかりません)


出国前までにつみたて枠も成長投資枠も格安インデックスファンドで最短で埋めて、出国中は放置、帰国後に再開させることができます。


そして新NISAは保有期間が無期限です。すなわちロールオーバーが発生しませんので、出国中とロールオーバーが重なった時に一般口座への払出が行われることもありません。


商社や外資系に勤めている人でなければ自分が赴任するかどうかはわからないと思いますが、可能性のある人は野村で口座開設を検討する価値ありです。クレカポイントや投信保有ポイントはもらえないかもしれませんが、出国中もNISA口座を維持することができるのは大きなアドバンテージです。


良い時代になりました。これから投資デビューする若い人たちが羨ましいです。