2017年3月13日月曜日

インデックス投資とは?

以前、とあるインデックス投資家の保有資産が一億円を越えたことに対して、「給与収入が大きいから投資をしなくてもいずれ一億になったはず(だからインデックス投資ではない)」、「債券の比率が大きい。例えば債券99%、株式1%のポートフォリオであってもインデックス投資家と言えるのか」といったようなことが書かれていたことがあった。

そもそもインデックス投資とは指数と同じ値動きを目指す投資方法であるが、実際には次の意味も含まれていると思う。

1.コツコツ購入
毎月自動引き落としで購入とか、一定額が貯まったら定期的に購入している。

2.代表的な指数に連動するファンド、ETFを購入
TOPIXやS&P500など。間違ってもVIX指数などではない。

3.維持費が一番安い商品を購入
同じTOPIXに連動する商品でも、信託報酬が1%の商品ではなく、0.5%など安いものを購入。

4.アセットアロケーションを構築、それに則って購入
年齢、投資思想、リスク、リターンなどを加味したマイ・アセアロを作り、毎年一回など定期的にリバランスをする。

5.長期保有
リバランスやコストの安い商品に乗り換える以外は売らない。税金は繰り延べる。

この5つを全て含んでインデックス投資家だと思う。

もし、「毎月、VIX指数に連動する一番安い商品を、ポートフォリオのうちの70%買って、長期保有しています」という人がいたとしたら、これはインデックス投資と言えるのだろうか?
VIX指数はインデックスだし、毎月コツコツ買っているし、一番安い商品を選んでいるし、ポートフォリオに則っているし、さらに長期保有している。でも、決してインデックス投資とは言えないと思う。

というわけで、たとえ給与収入が高くて、債券の比率が大きかったとしても、1~5に当てはまればインデックス投資だと思う。

自分の場合は、給与収入が減っても1~5を継続していきたい。

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