2024年12月15日日曜日

恒生標普500指數ETFについて考えてみた

 香港市場で上場しているETF、恒生標普500指數ETFを発見。


香港とアメリカで租税条約を締結していないため、アメリカで発生した配当金/分配金に30%源泉徴収されてしまいます。そして香港内で還付するスキームはありません。


ほぼ無税の香港に住んでいるにもかかわらずVTの分配金が払い出されるたびに30%徴収されるのに悩んでいました。


そんなときにFUTUから電話がありました。今後マーケティング(ようは営業活動ですね)させて欲しいとのこと。こちらとしては語学の勉強になるので了承です。


その後、担当者とワッツアップでやりとりを行い、香港籍のETFかファンドでオルカンのようなものがないか探してもらったところ、恒生標普500指數ETFを紹介していただけました。


以前から香港籍ETFは調べておりましたが、MSCIやS&P500に連動するインデックスがなく困っていました。そして仕方なくVTを買っていたのです。


ところが今年の4月に恒生標普500指數ETFが上場されていたのです。


オルカンではなくS&P500だけど許容内と思って調べたところ、エクスペンスレシオが0.9%と高額。


例えば100万円分保有している場合、年間コストは9,000円。


0.07%のVTだと、コストは700円。そして分配金率を1.82%とすると分配金18,200円×米国内源泉徴収30%=5,460円。

総コストは700円+5,460円=6,160円となり、恒生標普500指數ETFよりも安価となります。


恒生標普500指數ETFの分配金に10%源泉徴収された場合(租税条約を結んでいないため30%と思われますが)の比較をするまでもなくVTの方が有利であることがわかります。


ほぼ無税の香港で30%の税金を支払うことに腹落ちしませんが、仕方なくこのままVTを買い続けることで納得するしかなさそうです。

2024年12月12日木曜日

Airstar Bank 口座開設

 香港のデジタル銀行、天星銀行の口座開設。


いつものようにFUTUの口座をいじっていたら、入金方法の欄にAirstar Bankとのリンク表記が出てきました。以前にはなかったものです。


調べてみたところ2020年にシャオミが創業、2024年6月にFUTUが約40%出資したとのこと。これによりFUTUのアカウントとの連携強化がされているようです。


いまキャンペーン中で口座開設するとシャオミのオンラインストアで使える100HKDクーポン×2枚もらえます。


プレゼント目当てに口座開設するのはどうかと思いますが、FUTUと連携させると楽天銀行と楽天証券のように口座内の資金を共有できるようです。


これであれば使ってみる価値はあるだろうと思ったのと、ちょうどmi band9が欲しかったのでさっそく口座開設してみました。


香港IDがあればアプリ経由で10分程度で開設できます。そしてクーポンも即発行されました。


まだほとんど使っていないので何とも言えませんが、USドルをFUTUに入金するときにnotifyを送る必要がないようです。たぶん。


なお、Airstarでもファンドは購入できるようですが、FUTUで買えるものをAirstarで買うメリットはありません。また定期預金すると利率割増のクーポンがありましたが、預金するぐらいなら株買うのでこちらも必要ありません。

米ドルの資金移動用に使うぐらいでしょう。


役に立つであろうと言い訳を作って新規に口座開設してみた話でした。

2024年12月10日火曜日

富途證券でクーポン獲得

 FUTUの創業12周年記念キャンペーンでクーポンゲット。


今年も創業キャンペーンの案内が届きました。


今回はダブルチャンスとなっており、一週間のペーパートレードで資産を増やせれば賞金山分けを5週間と、毎日クイズに答えてポイントを貯めて5週間で500ポイント以上貯めると別途賞金山分けです。


ペーパートレードは一週間で1セントでも増やせればクーポンが貰えます。二週上回りましたので、もらえたクーポンは0.9USD分と0.4USD分。

クイズは15USD分だったので、3枚で合計16.3USD分。

去年と比べて大幅にショボくなりました。


0.9USD分は11月の定例買付で使用しました。


15USD分は12月の定例買付で使用して、0.4USD分は有効期限が12月中旬だったので使わずに放棄するつもりでした。


ところがクーポンは有効期限順に自動適用となっていたため、12月の買付で0.4USD分が使われてしまったのです。


なんて酷い仕様なんだと思いながらも嘆いても仕方ないので、VTを1株だけ追加発注して15USD分を消化しました。


損はしていませんが、なんとなくモヤモヤしています。


来年はもっと大盤振る舞いなキャンペーンになりますように。

2024年12月1日日曜日

2024年11月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
いつもの通りVTを購入。

早いもので12月です。残り一か月、何か起こるのか、それとも何も起こらないのかわかりませんが、香港滞在中はこのままVTを買い続けます。

2024年11月30日土曜日

会社の確定拠出年金が大幅バージョンアップ

会社から退職金について制度改定の案内が届きました。


かなりグッジョブな改定でびっくり。


従来のDB75%とDC25%から、2025年4月以降はDC100%にする 


今まで積み立てたDB75%分はそのまま保有。DCへの移管はできない


運用機関を変更する


運用機関の変更に伴い商品も変更。アクティブ中心から全世界型やS&P500などのインデックス中心にする


マッチング拠出に対応


過去に積み立てたDBをDCに移管できないのは残念ですが、それ以外は完璧な内容です。


運用機関の変更まで踏み切るとは驚きました。これに伴いオルカンが買えるようになったみたいです。もちろん商品選定を行った担当者が金融知識のあった方ともいえるでしょう。


いままでも先進国インデックスに100%設定していましたが、旧型のDC商品だったので信託報酬が約0.2%とイマイチでした。

それがDCでオルカンが買えるとなれば狂喜としか言いようがありません。ましてやマッチング拠出対応です。もちろん申し込みます。


マッチング拠出することによりiDeCoはDCへ移管(解約)となります。せっかく20,000円に増額させたばかりですが、DCの手数料は会社負担です。移管させないと損です。


新入社員であればDCでオルカン、マッチング拠出、NISAもオルカンにすれば60歳のとき確実に1億円は超えるでしょう。定年まであとわずかの年寄りからすると、若い人が羨ましい限りです。


そして自社の退職金制度についても改めて確認することが出来ました。恥ずかしながらDB75%になっているとは知りませんでした。


既存DCの詳細について加入者向けWebサイトから確認すると、自分のDCは年平均10%の運用、原資の約4倍まで増えています。でもDCは25%分しかないので、DBと合算しても退職金は世間相場に届きません。以前、人事担当者が我が社の退職金は低いですと言っていましたが、本当に低いことがわかります。

そして残念ながら退職所得控除上限に届かないことが分かったので、安心してマッチング拠出することができます。


ところが大半の人は元本保証の定期預金型商品を選択しているので、年平均2%ぐらいになっています。となると退職金はかなり低くなります。


このような超長期で運用する制度は知識によって大きく結果が異なります。早い段階でインデックス投資に巡り合えてよかったです。


来年四月が待ち遠しいです。

2024年11月2日土曜日

「個人投資家が選ぶ!ファンドオブザイヤー2024」に投票

 「個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2024」に投票しました。今回で8回目です。

今回から「投信ブロガー」から「個人投資家」へ変更されました。いままで投票者が少なかったので、対象を広げたのは良いことだと思います。でも冷やかしの投票が増えなければいいのですが。

投票したのは一位にオルカン、二位にオルカン(除く日本)、三位にVTです。

オルカンの投票理由は毎度同じの、
毎年同じコメントとなりますが、これ一本で全て完結、そして超低コスト。ただし、旧シリーズの信託報酬を下げないのはフィデューシャリー・デューティーに反していると思います」

オルカン(除く日本)は、
SBIのiDeCoにて購入しています。オルカンの陰に隠れている存在ですが、日本在住であれば日本株式に偏重しやすくなるので、本ファンドを購入することで全体最適が図れると思います。もっと注目されてもいいと思います

VTも毎度同じの、
VTへの投票理由は毎回同じですが、自分が保有しているVTをみんなも買ってくれれば、スケールメリットにより信託報酬が安くなるからです

前回は二位VT、三位オルカン(除く日本)でしたが、今後はオルカンしか買わなくなると思うので今回は入れ替えとしました。

そして新たにインデックス部門とアクティブ部門に分かれましたが、アクティブには全く興味ないので投票せず。
とは言いつつも、どんなファンドが選ばれるのか楽しみです。

最後の自由記述欄には熱く語らせていただきました。
金融庁の方に届くことを願って。
「資産運用に関するタスクフォース」が設置されていますが、運用会社に関することが中心で個人投資家のことは考慮されていないと思います。
資産運用するのは投資家であり、運用会社はその代理にしかすぎません。個人投資家のすそ野を広げるのであれば外国税の二重課税解消、損益通算期間の延長、NISA限度額を物価連動などやるべきことはたくさんあると思います。
次は「個人投資家に関するタスクフォース」を設置していただいて、真の運用の高度化を検討していただきたいです

それにしても一年はあっという間ですね。

2024年11月1日金曜日

2024年10月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
お約束のVT購入。

9月末はVTを始めとする各種ETFから分配金が支払われます。Wise経由で日本から香港にドル送金、そしてFUTUでVT購入です。

もちろんFUTU証券で保有しているVTからも分配金が支払われます。そしてこちらも毎回悩み続けている30%課税です。ほかに良い商品がないのかどうか相変わらずわかりません。

悩みつつも月初になれば買うだけなので、ひたすら買い続けます。

2024年10月17日木曜日

富途控股 ポイント制度改悪

 FUTUのポイントがサイレント改悪されました。


最近やたらとポイントが貰えるようになりました。ペーパートレードで10ポイントとか、ウォッチリストに登録すると10ポイントなど。しかも毎日です。


さらにはマイレージ制度のようなものもスタートして、保有金額、もしくは売買回数によりV1~3のレベルが創設されました。そしてV2とV3は毎月ポイントが付与されます。


これでクーポンが貰いやすくなったと喜んでいたら、なんとクーポンの割引率が大幅改悪。


例えば、今までは1000ポイントで5HKDのキャッシュクーポンが交換できたのに、新制度では1200ポイントで4HKDとなってしまいました。


なんだかなぁという感じです。


それでも毎日ログインしてポイント貯めます。

2024年10月6日日曜日

iDeCo掛金額変更の事前受付

iDeCo口座を開設しているSBI証券から「iDeCo掛金額上限引き上げに伴う、掛金額変更の事前受付のご案内」メールが届く。


会社のDCはマッチング制度が導入されておらず、最低限の金額しか購入できないのでiDeCOに加入しています。


しかし、海外赴任中のため国内では税金を納めていないのでiDeCo支払額は控除されていません。ということでメリットがない状態です。でもいつかは日本に戻りますので、予め加入しておこうぐらいの感覚です。


今回、SBI証券より2024年12月制度改正による増額の案内が届きましたが、iDeCoを使ったせいで退職所得控除を超えると逆に損をするみたいな言説があり、増額するかは悩みました。


しかしながら、退職金にかかる税金は「退職所得控除額を控除した残額のうち、300万円を超える部分について、2分の1課税」という手厚い控除が施されています。


そもそも貰えるであろうDCとiDeCOを含む退職金が退職所得控除を超えるかどうかわかりません。勤続年数からするとギリギリぐらいです。


そしてもし退職所得控除額を超えたとしても、その額に1/2を乗じた額が課税退職所得金額となるので、その税率が通常の株式取引に伴う税率(20.315%)よりも低ければお得という考え方もできます。


(カシオのサイトより)


課税退職所得が695万円以下であれば税率20%です。さらには「退職所得控除額を超えたその額に1/2を乗じた額が課税退職所得金額」ということであれば、税率40%になったとしても課税退職所得全体では税率20%ということであり、ほぼ通常の株式取引の税率と同じということになります。


税率40%は4,000万円以下。こんな金額が貰えることは絶対にありえません。


であれば課税退職所得のことは気にせずにiDeCoを増額しても問題ないであろうということで、増額することにしました。12,000円から20,000円に変更です。


そして増額することによるメリットとして、iDeCoの手数料負担率を下げることができます。


毎月171円負担なので、12,000円の場合は負担率1.425%。これが20,000円の場合は0.855%まで下がります。それでもボッタクリには変わりありませんが。


と、考えているのですが正しい認識なのかわかりません。でもとりあえず政策には乗っかるということで増額させます。


(2024年10月13日追記)

特定口座は含み益×20.315%の課税です。


ところが課税退職所得は含み益だけではなく全体に課税されます。金額次第となりますが例えば税率40%だと特定口座内の売買よりも見劣りするような気がしてきました。


もっともそんなに退職金が出そうにないので、やはり問題なさそうですけど。

2024年10月1日火曜日

2024年9月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
言うまでもなくVT購入、今回は4000FUTUポイント使用。

マネックス証券で保有しているTOPIX ETFから分配金が支払われたので、Wiseを使って香港に送金、それも購入資金として使ったのでいつもよりも多めの購入となります。

9月はバンガードの株式ETFの分配金支払いがあります。こちらも即再投資するので、10月も多く購入できそうです。

ひたすら暇ですけど買い続けます。

2024年9月14日土曜日

マネックス、海外赴任でもNISA継続可能に 25年春から

 日経新聞によればマネックスも海外赴任中のNISA継続を対応するとのこと。


対応商品は日本株と国内公募株式型投資信託とのことで、現状でも出国中に保有できる商品と同対応のようです。


他社が対応するからマネックスも仕方なくやるのかなと感じますが、それでも一歩改善です。


次は「海外出国中でもNISA口座を新規開設、さらに購入もできる」ようにしていただきたいです。

2024年9月3日火曜日

NISA、海外赴任者もOK 主要証券・銀行が対応へ

日経新聞によると、会社員が海外転勤してもNISAの継続利用ができるとのこと。



記事に詳細は書かれていませんが、たぶんNISA口座の維持が可能なだけで新規の購入はできないと思います。


また各社、国外転出時の対応が異なるため、例えば出国中は米国株の維持を認めていない会社はNISA口座でも同じく認めないでしょう。


一方で野村證券は8月19日からNISA成長枠での米国株取り扱いを開始したとのこと。ということは、今後は出国中でもNISA口座の米国株を維持できるかもしれません。NISA口座の大半はSBIと楽天のようですが、非オンライン系証券も選択肢の一つだと思います。


NISA口座は移管できないため、海外赴任の可能性のある人は証券会社を慎重に選んだ方がいいと思います。クレカ投資のポイントよりもいかなる環境でも維持できるほうが優先です。


かくいう自分はNISAは維持できる環境ではなかったため特定口座に移管後、一般口座で休眠中です。


後の祭りですが移管直前に売却してオルカンにすべきでした。もちろん損はしていないので嬉しい誤算、でも出口戦略に失敗しました。


今後も投資環境が改善されていくことに期待。

2024年9月1日日曜日

2024年8月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
言うまでもなく先月もVT購入。そして前回使えなかったクーポンも使用。

この記事は8月3日(土)に書いています。

8月2日(金)夜に定例のVT買い付けを行いました。
そして3日(土)のYahooニュースには「日経平均終値 36000円割れ ブラックマンデー以来の下げ幅2216円」、「米ダウ急落、一時900ドル安 景気減速懸念、世界市場に波及」、「円相場1ドル=146円台 約4か月半ぶりの円高・ドル安水準」と素敵な見出しが並んでいます。

日米同時株安と円高のタイミングで購入したことになります。

でも先のことはわかりません。今後もっと下がるかもしれないし、いまが底でリバウンドするのかもしれません。プロでも当てられない相場で素人が出来ることなどありません。

そもそもプロって何でしょう? 所詮、他人が払ってくれた手数料で暮らしている人たちだと思ってます。

そして年初は日経平均3万3288円、1ドル143.44円です。まだまだ株高の円安状態です。

もしかしたら落ちるナイフを掴んだのかもしれません。でもスパッと切れるナイフは意外と痛みを感じないものです。

来月になったら即購入します。今月よりも安く買えることを望んでいます。

2024年8月3日土曜日

セゾンカード解約

 マネックス証券のセゾンカード引落口座からの引落しによる投信積立サービス、「カードde自動つみたて」のために保有していたセゾンカードを解約。


いつからセゾンカードをマネックスの自動引き落とし設定用に使っていたのか調べてみましたがわかりませんでした。でもたぶん20年以上前だと思います。


セゾンカードは大昔にメインカードとして使っていました。その後は別のクレカに乗り換えましたが、「カードde自動つみたて」がスタートしてからは証券口座入金用として保持していました。

はっきりとは覚えていませんが、銀行からの入金よりもセゾンカードから入金した方がマネックスポイントが多かったはずです。


マネックスとしては投信自動積み立てに使ってもらうように開発したのだと思います。でも積み立て先をMRFにして実質単なる入金用として使っていました。


「カードde自動つみたて」は2019年に終了、既存の利用者だけは引き続き使えたのでそのまま保有。


そして香港出国に伴い完全に使わなくなったけど年会費無料なのでそのまま保有しておりました。


しかし、今後は利用がないと手数料を徴収するとのことで、解約することにしました。断捨離です。


帰国したらSBI証券をメインにするつもりなので、次は三井住友カードになると思います。

2024年8月1日木曜日

2024年7月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
先月もVT購入。

発注後にクーポンを使っていなかったことに気づき、FUTUポイントをクーポンに交換。約定前だから間に合ったと思いきや、使われていませんでした。クーポンがある状態で発注、そして約定しないとダメだったようです。

有効期限は来月まであるので大丈夫ですが、今後は気を付けます。

もちろんクーポンがあってもなくても毎月買い続けます。

2024年7月10日水曜日

マネックスポイントを誤発注

 マネックスポイントを間違って株式手数料割引に交換。


国内証券口座は全て休眠化していますが、マネックスの投信保有ポイントは毎月付与されています。


マネックスポイントはアマギフに交換できるので、アマゾン購入時に使っています。


今回もアマギフに交換しようと無意識に操作していたら、株式手数料割引に交換してしまいました。休眠化中は株式売買が出来ないので完全に無駄。失敗しました。


100円ちょっとのポイントとはいえ悔しい。次回から気を付けます。

2024年7月1日月曜日

2024年6月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)×2回

●感想
毎度おなじみのVT購入、4000+1000FUTUポイント利用。

ひたすらVTを買うだけの暇な投資ですが、6月後半はバンガードETFから分配金が支払われます。そして会社からはボーナスも。

まずは香港給与からの定例買い付けで一回。こちらは4000ポイント使用。

その後、ボーナスが支給されました。通常であれば7月買い付けに回すところですが、6月はVTの権利落ち日。ということは、7月まで寝かすよりも権利落ち前に購入すれば分配金が貰えます。

ただし手数料2回分かかります。また権利落ち後は株価は下がります。

でも手数料よりも追加購入分の分配金の方が大きかったのと、インデックス投資は一日でも早く市場に投入した方が勝つゲームです。ということで6月は2回購入となりました。そして2回目は1000ポイント使用です。

どれが正解なのかはわかりません。黙々と買うだけです。

2024年6月5日水曜日

新たな証券口座を開設しようとしたけど止めた話

 キャンペーンに欲がくらんで口座開設する直前までいきました。


近所を歩いていたら卓鋭証券という会社がイベントをやっていました。アプリをダウロードするとその場で抽選して商品が貰えるのと、口座開設後に入金すると現金(もしくは商品券?)がもらえるとのこと。



最大で3,188HKD(約408USD=63,751円)と結構おいしい案件です。

スタッフに質問したところ、現金入金以外にも他社から株式移管でもOKとのこと。ということは富途にあるVTを移管させるだけで達成できます。

さっそくその場で口座開設の手続きを行いました。名前や住所の記入、香港IDのアップロード、そして住所が記載された書類のアップロードがあったのですが外出中にそのようなものは持ち歩いておりません。仕方なく持ち帰り自宅で手続きをすることに。

立ち去る前に当然ながら抽選に参加。すると二等賞のパークンショップ(スーパーマーケット)の100HKD商品券が当たりました。これは幸先が良いです。

自宅に戻り冷静に考えてみました。

まず富途から米国株を出庫するには手数料が150USDかかります。そして香港で証券口座を二つも持つ理由もないので、いつかは再び富途に移管させます。

ということは、卓鋭から出庫するときも150USDだとすると、150USD×2回=300USD、キャンペーンで408USD貰っても手残りは108USD(約16,866円)にしかなりません。このために各種手続きをするのも面倒です。

ならば現金10,000HKDの入金を検討しました。

こちらであれば出庫させる必要はないので卓鋭だけの手続で済みます。こちらは最大988HKD(約19,755円)と500,000HKD入金(入庫)するよりもお得となります。

でも、やっぱりやめることにしました。

まず手続きが面倒。そして証券口座を二つ管理するのも面倒です。988HKDのために個人情報を渡すのもどうなのかなと。

ここは商品券100HKDが当たっただけで満足すべきということで、あっさり引き下がりました。

というわけで、富途のポイントを貯めるぐらいで満足すべきという気づきでした。

2024年6月1日土曜日

2024年5月の売買記録

 (1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
いつもの通りVT購入、1000FUTUポイント利用です。

円の乱高下に悶々としつつも、月初になればVTを買います。買う理由は買い続けているから。それだけです。何があっても買い続けます。

2024年5月22日水曜日

『TRILLIONS(トリリオンズ) [物語]インデックス・ファンド革命』

 久々に投資に関する名著に遭遇、『TRILLIONS(トリリオンズ) [物語]インデックス・ファンド革命』。


『ウォール街のランダムウォーカー』や『敗者のゲーム』などの名著を読んだ人であればより楽しめると思います。


インデックスファンド理論の父ともいえるチャーリズエリスはやっぱり凄い。


ジョンボーグルは社内抗争に敗れて仕方なく相互会社的組織とインデックスファンドに活路を見出しただけ?


コンピュータの発達があったからこそ複雑な計算を伴う指数を作り出すことができた。


指数提供会社や指数そのものが政治的、経済的に力を持ってしまっている。本来であれば株価の結果としての指標のはずが、株価を左右する存在になりつつある等々。


インデックスの歴史だけでなく将来についてや問題点についても書かれており、このままインデックスを買い続けていいのかと一瞬考えてしまいました。

でも代わりの投資先がないので買い続けます。

2024年5月4日土曜日

HSBC Visa Signature Card 作成

 新しいHSBCクレジットカードを作成。


前回審査に通らなかったシグネチャーカードのオファーが届いたのでさっそく作成しました。




プラチナカードの無料期間が約8か月残っていますが、シグネチャーカードを作成するとウェルカムオファーとして300HKD、無料期間3年、ポイント最大3.6%(プラチナは最大2.4%)といいことずくめ。応募しない手はありません。


登録したら即座にバーチャルカードが使えるようになったので、当日からアップルペイで利用開始。自動引き落としもクレカ変更の手続きを行いました。

プラチナカードは利用分引き落としが終わったら解約します。


あと何年何か月香港にいるのかわかりませんが、3年も無料期間があれば一度も年間手数料を払うことなく帰任するはずです。(シグネチャーカードの年会費は2,000HKD)

2024年5月1日水曜日

2024年4月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
いつもの通りVT購入。

なんとか4000FUTUポイントが貯まったので、2.55USDキャッシュバック適用。

3月はバンガードETFから分配金が支払われます。日本に残してある証券口座に入金された分配金をWise経由でHSBC銀行にUSDで送金、そしてHSBCからFUTUへ無料送金してVT購入資金に充当しました。

4月になってから株価が下がりました。自分の資産が減るのは残念ですが、裏を返せば沢山買えるということです。株価に一喜一憂せずに黙々と買い続けます。

2024年4月21日日曜日

富途證券が日本株の取り扱い開始

 FUTUが日本株の取り扱いを開始しました。



もちろん個別株には興味ありません。でもETF扱っているので、2559(MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信)が買えるということです。

というわけで、さっそくFUTUに連絡して日本株の手数料を調べてみました。

Commision Fee:総額の0.08%、最低80円
Platform Fee:180円
Settelment Fee:40円
合計:300円~

米国株の手数料はVT10株買った場合で試算すると、

合計:2.02USD(約312円)


手数料はほぼ変わりません。


一番大きいのは分配金の課税です。


日本株は日本で15.315%源泉徴収されます。すなわち住民税5%は引かれていません。日本に住んでいないから当然です。


米国株は米国で30%源泉されます。


約15%の差は大きいです。


なお、日本株は海外の証券会社に出庫できないとのこと。売却益への課税が実質タダなので、帰国直前に売却してVTに乗り換えてもいいかもしれません。


ただし2559の出来高は少なく、安定しているとは言い難いです。


また日本株は香港ドルで売買されるため、内部で香港ドル→日本円の為替手数料が発生しているはずです。


米国株を買うときは香港ドル→米国ドルの為替手数料が発生しているはずですが、ペック制なので日本円よりはコストは安いと思います。


2559を買えば懸念であった分配金の課税率を下げることができますが、VTよりも圧倒的に規模が小さいため安定していません。


というわけで、


既に保有しているVTはそのままで、今後は2559を買うか?


全てのVTを売却して2559に乗り換え、帰国前に再びVTに戻すか?


前者であれば今後購入する分だけ2559なのでリスクは少ないですが、課税のメリットも少ないです。


後者であればリスクは大きいですが、課税メリットは最大限活かせます。


駐在期間が長ければ後者だろうし、来年3末で帰任ならば前者でしょう。


うーん、何とも悩ましい限りです。

2024年4月18日木曜日

『わが投資術 市場は誰に微笑むか』

 話題の『わが投資術 市場は誰に微笑むか』(清原達郎著)を読む。


途中の確率論などは深く考えずに読み流しましたが、自分の好きなジャンルの本を読むのは楽しいです。


個人資産800億円あっても、「新聞雑誌を定期購読したり、有料の情報配信サービスを利用したりすると月に1万円以上かかり、年間費用が12万円を超えます。そのお金で1200円の株を100株購入すべきです。とりわけ個人投資家は、資金を節約して株を買う元手を増やすことが重要です」とあり、ストイックな教えに痺れました。


どんな投資方法でも無駄を省き、極力多くの資金を株式に投入することが大切ということです。もちろん著者の投資方法は真似せずひたすらインデックスだけです。


以前であればコストをかけないために図書館で予約して何か月も待って読んだと思います。でも、海外にいるとそれが出来ないので購入しかありませんが、即購入できるキンドルは便利です。


海外赴任のお供にして正解でした。

2024年4月4日木曜日

『人生の一大事はデータ科学にまかせろ! 直感や思い込みに惑わされず、正しく決断する方法』

 キンドルで『人生の一大事はデータ科学にまかせろ! 直感や思い込みに惑わされず、正しく決断する方法』を読む。


著者のセス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツの二作目。一作目の『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』のほうがダントツで面白いが、それでも二作目も面白いです。


一言でいえば、成功するには確率を上げることが大事ということ。例えば、アメリカでスポーツ推薦で大学に入学したいのであれば、陸上やバレーみたいな競技人口が多いスポーツではなく、馬術やボートのようなマイナー競技の方が競技人口が少ないので推薦が取れやすい。

ただし、そのスポーツの推薦枠を設けている大学の数が少なかったり、そもそもそのスポーツをするために高額な費用がかかることもあるので注意が必要。


マッチングサイトでデートまでこぎつける確率を高める方法はひたすらメールを送りまくること。下手な鉄砲数撃ちゃ当たる戦法です。


これらはインデックス投資に通ずるものと思いました。個別株投資と異なりインデックスはマイナーな投資方法です。テスラ株やアップル株のほうがメジャーです。そして当たれば大きいです。でも確実に当たるのはインデックス投資です。


指数の範囲は大きいほど大当たりする確率は減りますが、内包されている株のどれかは当たるので小さいですが確実に勝てます。こちらも下手な鉄砲数撃ちゃ当たる戦法と同じです。


勝手に本書と投資を結びつけましたが、インデックス投資をしていてよかったなと改めて再認識しました。

2024年4月1日月曜日

2024年3月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
いつもの通りVT購入。

今回は4000ポイントまで貯められなかったので、1000ポイントのストックキャッシュクーポンを利用。0.63USDキャッシュバックされました。

最近はファンドを累計xxxxxドル購入すると6.39USDキャッシュバックされるキャンペーンを行っているので、富途証券の口座に入金後、まずはMMFを買っています。数日後に解約してからVT購入の流れです。

先月はそのMMFの解約を忘れてしまい、そのままVTを購入してしまいました。するとMMFを担保とした範囲内、たぶんMMF残高が約98%の価値で換算され、約2%分の余りが発生してしまいました。

先月も1株だけ多く発注したのに、それでも余りが出てしまったのです。

若干とはいえ現金を残らせてしまったことに後悔。だからといってもう一回買っても手数料負けしてしまいます。泣く泣く来月に繰り越すことにしました。

月に一回しか購入しなければ買い方なんて忘れてしまいます。今後も続く長い投資航海ではこういうこともあるでしょう。購入そのものを忘れなかっただけでも良かったのかもしれません。

というわけで毎月買い続けます。

2024年3月1日金曜日

2024年2月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
相変わらずのVT購入。

今回も4000ポイント使ってストックキャッシュクーポンを利用。2.55USDキャッシュバックされました。

ひたすらVTを買うだけの投資になっており、暇で仕方ありません。

でも毎月買い続けます。

2024年2月25日日曜日

日経平均株価34年ぶり史上最高値更新

 記念ではなく記録として。



日経平均採用銘柄は常に入れ替わっているので、指数の連続性は完全ではありません。


また、配当込み指数ではだいぶ前に史上最高値は更新済みです。


これを機に投資を始める人もいるかと思います。そして新NISAでデビューして儲かっている人もいるかと思います。


でも株価は上下しならがら緩やかに上昇するものです。ときには乱高下します。そして暴落もします。


暴落したとき、「やっぱり株は危ない」と言って止める人がたくさん出てくると思っています。


いま新NISAを始めている人でも5年以上続けられる人や、何年、もしくは何十年かけてでも1800万円満額まで投資する人も少数だと思っています。


一番大切なのは、株価が幾らであっても毎月買い続けることです。


いまの最高値は将来の最安値です。何があっても買い続け、そして持ち続けなければなりません。たとえ再び最高値更新するのに34年かかったとしても。

2024年2月1日木曜日

2024年1月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
2024年一番最初の投資はお約束のVT購入。

今回は4000ポイント使ってストックキャッシュクーポンを利用。2.55USDキャッシュバックされました。


2024年はどんな一年になるのでしょうか。戦争は終わるのか、大統領選はどうなるのか、そして株価はどうなるのか。あと自分もどうなるのか。

将来のことは何もわかりません。1年後でも10年後でも。でも毎月、投資を続けていると思います。その時の最善の手段で。

だから今年も買い続けます。

2024年1月23日火曜日

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』

 香港用に買ったにも関わらず一年以上放置していたキンドルで読書。


最近はスマホ画面を見ているだけで全く読書をしなくなってしまいました。これはイカンということで気になっていた『DIE WITH ZERO』を購入。


いつまで働き続けるべきなのか、そして資産はいつまで幾らまで増やし続けるべきなのかの答えを探すためです。


死ぬときに資産ゼロにするために減らし始めるのは45~60歳とのこと。まさにその中間にいます。


よほどのストレスがない限りは、帰国後5年間で新NISA埋まるまで、いま保有しているETFを売却することなく新規に投入するお金で1800万円埋まるまでは働いてもいいのかもしれません。ギリギリ45~60歳の中に納まっている年齢です。


仕事もそれなりに充実しているのかもしれません。なぜならば仕事をしていなかったら香港赴任という海外生活を経験でできなかったからです。


そういう人には今の生活を高めるための支出に使うのがいいらしい。ということは、外食するときはちょっと高いところに行ってみるとか、時間節約のためにタクシーを使ってみるのがいいのかも。旅行が好きならエコノミーではなくビジネスクラスに乗るとか。

小さな話かもしれませんが。


人は思い出の配当が重要とのこと。若い時に、体が動くうちにどれだけの経験を得られるか。


ETFからの配当も重要ですが、思い出の配当にも気を配ろうと思いました。


(ETFの配当は税金対策のために減らすようにするつもりです)

2024年1月3日水曜日

2023年の売買回数ランキング

2023年にどれだけ売買したのか数えてみました。


■売却ランキング
なし

■買付ランキング
17回 VT

毎月一回しか購入しないはずなのに12回ではなく17回となったのは、入金した香港ドルを米ドルに両替するのを忘れて1回、キャッシュクーポン4枚貰って4回の計5回分が加算されているからです。

キャッシュクーポン消費4回は良い回数増ですが、両替し忘れて追加で買った1回は悪い回数増です。これさえなければ完ぺきだったのに悔やまれます。

香港籍のオールカントリーが見つからなければ、2024年もVTしか買わないはずです。相変わらず暇な投資が続きますが、今年も買い続けます。

2024年1月2日火曜日

2023年の振り返りと、2024年の課題

■2023年の振り返り

香港駐在2年目となる2023年は安定した投資環境のもとでひたすらVTを買い続けました。

安定した投資環境とはFUTU証券のことです。HSBCよりも格安に購入することができるからです。タイミングは考えずに、香港給与が振り込まれたらFUTUに送金して米ドルに両替、そしてVTを購入、ときにはポイントを使って手数料割引です。

相場は円安が続いており、もはや140円台が当たり前になってしまいました。資産も円ベースでは大きく増えました。

でも新規で購入できる口数は減っていることになります。そして資産もドルベースでは横ばいか減っているのかもしれません。円安で資産が増えたことが本当にいいことなのかわかりません。一番いいのは株価が上がって資産が増えることのはずです。

いつものことですが自分にとってできることは、何があってもひたすら買い続けることです。2023年は安定して買い続けることができたので良い一年でした。資産総額は確認していないので本当に増えているのかわかりません。そんなことよりも毎月購入できたことのほうが重要です。

・配当金について
FUTU証券で保有しているVTの分配金に30%の税金がかかります。ほぼ非課税の香港にいるのにもったいないです。でも香港籍のオールカントリーのETFやファンドを探しても見つかりません。これだけは何とかしたいと思っています。


■2024年の課題
毎度同じですが、なにがあっても毎月買い続けること。落ちるナイフ状態であっても月初になれば買います。

・帰任の準備
香港での生活も折り返し地点となり、日本に戻る時期が近づいてきました。たぶん2025年3月末でしょう。FUTUで保有しているVTをどの証券会社に移管させるか、移管後はどうするかを検討するつもりです。

昨年までは帰国後も一般口座で保有するつもりでした。でも米国ETFよりも投信の方が税効率が良いことが分かったので、国内証券会社に移管させたら即売却してオルカンを購入するつもりです。

香港赴任中に発生した含み益は国内では課税されず、日本に戻った日付のVTの株価が取得価格となるはずです。すなわち、帰国後すぐであれば含み益がほとんどない状態で売却することができます。

でも本当にそうなのかまだわかっていないので、この一年でじっくり検討しようと思います。そして、帰国後はどの証券会社をメインで使うのかも検討します。いまのところSBIが良いのかなと思っていますが、こういうことを考えている時が一番楽しいのでギリギリまで悩み続けようと思います。

・手数料削減
去年と同じくFUTUのポイントを貯めて割引クーポンに交換させます。これが唯一の収益改善手段といっても過言ではありません。

今年も毎月ひたすら買い続けます。先のことはわかりません。暴騰することもあれば暴落することもあるでしょう。円高になるかもしれませんし円安になるかもしれません。でも今の資産を築けたのは無心に買い続けたからです。

今年も買い続けます。

2024年1月1日月曜日

2023年12月の売買記録

(1)売却

なし

(2)購入
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)

●感想
2023年最後の投資もお約束のVTを購入。特筆することは何もなく、ただ単にVTを買っただけです。

本当に暇な投資です。

でも買い続けます。