ブルームバーグの記事によりバンガードが過去最大の手数料引き下げを行うことを知りました。
「米資産運用会社バンガード・グループは、ミューチュアルファンドと上場投資信託(ETF)の手数料を引き下げた。同社史上最大の引き下げとなり、資産運用業界に衝撃を与える可能性が高い。
バンガードは3日、87本のミューチュアルファンド・ETFの経費率を直ちに引き下げると発表。これを受け、同社の資産加重平均手数料は、運用資産10兆ドル(約1550兆円)に対して0.07%となり、業界平均の0.44%を大きく下回る」
資産の大半がバンガードのETFなのでうれしい限りです。自分の保有している各ETFがどのくらい下がったのか調べてみました。(商品名、現状の経費率、新経費率)
VWOB 0.2% 0.15%
VGK 0.09% 0.06%
VIG 0.06% 0.05%
VWO 0.08% 0.07%
VDC 0.1% 0.09%
VT 0.07% 0.06%
VWOBとVGKが大きく下げましたが、保有額は少ないのであまりメリットがありません。
メリットでいえば最大保有額のVTが0.01ポイント下がったこと。
一方で今回下がらなかったETFもあります。自分が保有しているものでは下記の3つ。(商品名、現状の経費率)
VOO 0.03%
BND 0.03%
BNDX 0.07%
VOOはS&P500連動なので他社との競争が一番激しい商品だと思います。それが今回下がらなかったということは、経費率の下限は0.03%が限界ということでしょうか。
大半の商品は0.01ポイント下がりました。自分の資産上では微々たる金額かもしれません。でも、常にコストを下げ続けようとするバンガードの姿勢には感銘を受けます。
個人投資家として出来ることは、いま最良の商品をコツコツと買い続けることだと思います。
香港駐在中はVTを買い続けます。