テンセント系の富途証券に口座開設。
HSBCで2800.HKの自動積み立て(SMIP)を継続しようと考えていました。しかし、香港一極集中ではなく全世界に投資したいこと、日本に帰任したときに国内証券に移管しても一般口座になってしまうこと(VT以外の一般口座銘柄が増えてしまう)に悶々としておりました。
HSBCでも米国株は買えますが、いかんせん手数料が高すぎます。最低でも18米ドル、さらに口座維持費が毎月5米ドルかかります。
SMIPで購入している香港株は手数料無料、でも毎月25香港ドルの口座維持費がかかります。
仕方ないのかなと諦めていたところ、激安ネット証券として有名な富途(FUTU)で口座開設できることを知りました。
まだ香港赴任前にもFUTUの存在は知っていて、口座開設も検討していました。しかし、申し込み画面が中国語だったことから候補から除外していました。
でも改めてサイトを確認すると、英語での手続きができることがわかりました。
そこで早速FUTUに口座開設。理由はHSBCと比べて手数料が圧倒的に安いことです。
例えばHSBCでSMIPで購入している2800.HKを500株購入する場合、HSBCは手数料は無料、香港株口座維持費が25香港ドル。
一方、FUTUで購入すると各種手数料の合計は18.22香港ドルです。
これならばFUTUで毎月手動で買ったほうが安いです。
米国株の場合、HSBCで保有していないので詳細は分かりませんが、最低手数料18米ドル+口座維持費5米ドル=23米ドルが最低でもかかります。
そしてFUTUの場合は約2米ドルです。口座維持費もかかりません。
これならばFUTUで購入、さらには米国株を購入したほうが絶対にいいです。ということで、さっそく口座開設。
開設は全てオンライン上で完結。香港ID、パスポート、住所証明として銀行の取引明細をアップロードするだけです。
その他、銀行口座(FPS)の登録をして完了。
中国版ロビンフッドと言われるだけに、クーポン、掲示板、バッジ獲得など射幸心を煽る仕組みが満載です。でも幸いなことに一部は中国語で書かれていて詳細がわかりません。甘い誘いに乗らず、地道にVTだけ買おうと思います。
これにて、ワイズを使って日本から格安で送金、香港でFUTUを使って格安にVTを購入という仕組みが整いました。
VTがひたすら下がり続けたとしても、日本にいた時のようにひたすら買い続けることができます。
国内証券に移管するときに一般口座扱いになってしまいますが、すでに一般口座でもVTを持っているので口数が増えるだけと思ってここは諦めます。
一番残念なのは分配金に対して米国で30%の税金がかかること。HSBCだとW8-BENを提出すれば10%になると書いているブログがありますが、それは日本に住んでいるからだと思われます。
とはいえ分配金に対して30%の課税であること(=金額としては小さい)、課税されるのも赴任期間中だけなので(=短期間)、今後はFUTUでひたすらVTを買い続けることに決めました。
ワクワクしてます。